1.01の法則・0.99の法則

 

私は全く記憶にないのですが、中学校では1.01の法則・0.99の法則というのを教えているところがあるようです。
もしかしたら最近の教育での話なのでしょうか?
20代30代ぐらいの読者様であれば「知ってるよ!」という方がいらっしゃるかもしれませんね。

 

今では割と一般的に知られている法則になっているようで、知らなかった私はちと恥ずかしい?
先日投資の学校のオンライン講義の中で講師が話されていたことで、お金の勉強にも通ずる部分があるのだなと感心しておりました。

どんな法則なのかというのを改めて要略してご紹介いたしますと

1.01の法則というのは、無理しなくても少しづつ努力を続けていくとやがては大きな成果となるという教え。
今日の自分を「1」として、毎日0.01だけ余計に頑張ってみる。すると明日は1.01になった自分がいる。
1.01になった自分に同じように0.01だけまた頑張ってみる。
365日コツコツと毎日続けていくと、その効果はナント1年後には37.8倍になっているというもの。

0.99の法則というのは、少しだけ怠けることを続けていけば何も生み出さないどころか大きなマイナスとなる。
今日の自分を「1」として、毎日0.01だけ怠けてみる。すると明日は0.99になった自分がいる。
0.99になった自分に同じように0.01だけまた怠けてみる。
365日コツコツと毎日続けていくと、ナント1年後には0.03にまで小さくなっているというもの。

勘が鋭い方なら複利の効果だなと気付いたと思います。
まさにその通り。なので投資の授業にも登場してくるのですね。
投資の世界では努力を続けても結果に繋がらないことは往々にありますが、目の前の株価や為替の動きに一喜一憂せず、地道に資産を積み上げていくことが成功するための一番の方法だとも紹介されています。

上の法則の数字を、例えば「1」を1万円に置き換えてみると複利効果はわかりやすい。
0.01というのは1%。すると毎日1%の金利がつくなら翌日は10,100円にしかなっていませんが、1年後には37.8万円になっていると。
もちろん毎日1%金利が付く銀行や商品なんてありませんが(笑)

しかし年単位で5%前後の運用を10年~20年続けることができると、老後資金に希望が見えてくるようになる。
真面目に働いてもお金が貯まらないけど、複利で回せば数十年後は大きな成果が期待できる。
だから今は資産運用・投資ブームで証券口座開設が急増し、投資セミナーが大盛況になっている。

誰もが知っている20世紀最大の物理学者と呼ばれるアインシュタイン博士はこう言いました。
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」

楽天の三木谷現会長が執筆した「成功のコンセプト」にも1.01の法則・0.99の法則が書かれています。
恐らく楽天の社員にはこの法則が訓示の一つとして浸透しているのでしょう。

ちょっとだけ頑張るのとほんの少し怠けるのは紙一重レベル。
0.01頑張った人と0.01怠けた人の差は翌日ではたった0.02でしかありません。パッと見の変化はほぼわからない。

しかしこれを365日続けた2人の差は「37.8」 VS 「0.03」。  ナント1260倍にもなっている。
更にこれが2年、3年と続けていけば・・・

成功する人、成功できない人の差って、こうやって数字にしてみるとわかりやすい。
「今日のうちにやっておこう」というタイプ、「明日でいいや」というタイプ。
さあ、皆様はどちらですか?

この法則は自己啓発的なわかりやすい話なのですが、今の時代は悲しいかないろいろな考え方があっても良いのにどうしても屁理屈をぶつけてくる人が一定数います。
例えば今回の1.01の法則であれば「なぜ掛け算?」「努力の積み重ねなら足し算でしょ?」みたいな。

ツッコミたい言い分はわかりますし間違ってはいないとは思いますよ。
でも足し算なら複利の効果ではなく当たり前過ぎて心に残らないでしょう。
こういうことって本質を理解できていれば、いちいち揚げ足を取る必要もないのですけどね。

サッカーだって全体の流れでレフェリーはグレーなプレーはスルーしますよね。いちいち細かいことで試合を止めたり説明してたりしたらプレーヤーだけでなく、観客だって興醒めしてしまいます。

目が肥えた人は「なんでだよ!」と食って掛かるのではなく「なるほどね」と先読みして理解する。
そういう人になるための努力をするかしないかで1.01側になるか0.99側になるかが分かれていく。
1年後に本質を理解し受け流せる人になるか、相変わらず吠えまくることで自分を正当化しようとする悲しい人になるか。

短期間で結果が出ない努力というのは辛いですよね。
軽貨物の世界もそう。宅配は稼げると言っても何十日何百日もの努力の積み重ねで1日に相当な数をこなせるようになるのです。
始めてすぐに1日に2万も3万も稼げるわけではない。

今日は100個しか配達できなかった。不慣れでヘトヘトだけど明日はもう5個余分に配達できるよう頑張ろうという積み重ねです。
逆にシンドイから明日は少し配達減らそう、みたいな人は稼げないどころか辞めていく典型的なパターンです。
もし楽する方向にシフトした人が1年軽貨物を続けることが出来たとして、1年頑張り続けた人との1日の配達個数の差はどれぐらいになっているでしょう?

複利の効果を理解して自分の生活に落とし込んで行けば、これまでとは格段に違う豊かな生活が見えてくると思います。
ウサギとカメのレースがわかりやすい。一足飛びに結果を出そうとすると隙が生まれ失敗する。コツコツです。
継続は力なり とはよく言ったものですね。

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