ビジネストレーニング

ドライバーは運転中、何を考えているのでしょう?

日により時間により天気により、体調によりその時の気分により、と千差万別、いつも同じこと考えているという人はまずいないでしょう。まあ割と多いと思われるのは「何時までに納品できるかなぁ」「お客さん在宅してるかなぁ」という不安要素が含まれたものでしょうか。

走り慣れた道と初めて通る道でも考えていることは違うはず。初めて通る道では「次の信号、右折できたっけ?」「まさかこの先階段じゃないよな?」とか、いつもより緊張感と集中力が増しているはずですし、走り慣れている道では無意識にリラックスしていますよね。「お昼何食べようかなぁ」とか「仕事終わったらパチンコ行こうかなぁ」みたいな、仕事から離れて自分のスケジュールに意識が行ったりしていませんか?(笑)

 

私の場合はエリアが決まっている商業貨物便なので、ほぼ走り慣れた道と納品先。一回行けば覚えてしまうしせいぜい20~30件ぐらいのリピートばかり。リラックスしすぎて頭の中は煩悩でいっぱいです。おかげでたまに配達順を間違えたりして効率悪くなる時がありますが・・・^^;誤配はしてないぜ!

宅配の場合は配達先が多いし余計な事考えているヒマもないでしょう。住宅地図1ページの中に何十件という家があるわけですから、ゴチャゴチャして狭い場所や歩行者の多い場所、夜間などは集中せざるを得ない。これが早朝から夜遅くまで走り通しだと精神的疲労は相当なものになる。不在というのも精神的にはかなりダメージを受けます。これは経験しないとわからないかも。時間とガソリン使ってるのにお金にならないのですから・・・

 

私の煩悩は何かというと、街中の景色からビジネスの種を考えていることが楽しいんです。ずっと更地になっている場所やシャッターが閉まったままの店舗、不動産屋の売物件貸物件の張り紙、店先の特売品・処分品の類、老人ホーム、社宅、屋台・移動販売・・・ 軽運送という商売は実にいろいろな情報を日々目にしているわけで、視界に入ってくるものから派生するビジネスを考えるトレーニングは大事かと。

例えば更地は遊んでる土地なら自分が借りて駐車場とかレンタル倉庫にしたらどうかとか、閉店した店舗があれば、そこでどんな商売したら面白いか、特売品・処分品はもちろん「せどり」だろうし、老人ホームに移動販売で何かビジネス(床屋とか既にビジネス化してますが)できないか?みたいにニッチな部分で自分にできそうなことを考えることを習慣付ける。

私が考えることなんかは大抵は既に誰かが考え付いているんですけれど、個人事業主として自営業として、軽運送業だけやっていても自分の可能性は広がらないし伸びしろも生まれない。人間の能力は使わないとどんどん退化していきますから、特に中高年世代はボケ防止の観点からも常にアイデアを出すクセを生活習慣病にしてしまえば良いと思うんです。

そうして意識していると良い情報が入ってきたりする。私が現在副業でやっている配送仕事も「本業の配送を終えて空荷で戻る時に別の配送が出来たら凄い効率良くなるぞ」と思っていたところ、本業の配送先の一つである企業の担当者と運送の効率についての世間話から、先方が「他社トラック(トラックを使うほどの荷量はない)でやっている運賃を下げたい」という思いと、私の「ついでにできる範囲なら可能です」という思惑が一致して、法人也していない弱小個人事業主が全国展開している企業と直接取引することができました。この例なんかはビジネスとして考えていたから実現できたと思っていますし、軽運送業はビジネスとして考えていくといろいろ可能性を秘めていると実感した出来事でした。

 

運転に集中することはもちろんですが、視界に入ってくるものを自分なりに料理する習慣は、単なる配達ドライバーから脱皮する足掛かりになるのではないでしょうか。

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