決断力

会社を辞める時、転職を決意する時、結婚をする時、家を買う時・・・

どんな人にも必ず決断を迫られる時があります。が、決断するスピードには個人差がかなりある。速ければ良いとは限りませんが、熟考したからといって必ず良い結果となるわけでもない。

 

日本のプロ野球では今がちょうどシーズンオフ。契約更新とともに移籍に関する話題がメディアを賑わせておりますが、プロのスポーツ選手にもプレー時以外でも決断力が迫られるFA(フリーエージェント)という制度がある。

トレードの場合は選手の意思とは関係なく球団の思惑で決められてしまい、行くか任意引退かというほぼ2択になるため決断も何もあったもんじゃない。一方で実力・人気選手の場合は自分で得たFAという権利を行使できる立場ですからトントンと事は運ぶかと思いきや、予想もしない選択肢が出てくるとそこに決断力が求められることになる。

転職サイトに登録していたところ、興味のあった求人先からオファーがあったとします。そこへ更に好条件の求人先からオファーがありました。一方で現在の職場からも昇級・昇給の内示がでちゃったなら、悩みますよね~。奇しくも本日FAによる移籍先を決断・発表したプロ野球選手も、相当悩んだに違いありません。そんな贅沢な悩みと決断をしてみたいものですが ^^;

 

成功者は決断が速いと言われています。瞬時に物事を判断する能力に優れているということもあるのでしょうが、本質は予想する力・準備する力が優れているのであって、そこに度胸と覚悟が加わっているのだと思います。

転職するケースを考えてみた時、なぜ躊躇してしまうのか、なぜ中途半端に諦めてしまうのか、原因を探っていくと、「動機が薄い」「周囲・家族の反対」「先行き不透明」という理由が大半でしょう。

今の会社に不満がある、転職すれば少しはマシになるかな、求人条件が良さそう、なんていう動機ならすぐに覆されるのは目に見えているし、そもそも転職する度胸があるとは思えないし採用されるとも思えない。

家族の反対というのはかなり決断に影響する。結婚している人には「嫁ブロック」とも言われる最強のハードルであることは間違いない。プロ野球の場合は移籍=転居というケースが多いので、特にお子様がいる場合には住環境の変化は慎重にならざるをえない。

先行きがどうのこうのという心配が先に立つようなら、転職を語る資格すら無いと言われるでしょう。仕事が変わるけど収入は増えていかなきゃイヤだ!という考えは、当たり前のようで情けなく見える。どっぷりサラリーマン脳になってしまっているなら、一生今の職場にしがみついて安心と思っていれば良いと思う。

 

決断が遅いデメリットは、突然好条件の話が舞い込んで来た時に上記のようなグズグズによって即答できずに、他に話を持っていかれることがある。軽運送業に転職を考えているケースでも同様のことは実際に起きます。好条件の話というのは他人にとっても良い話であり、自分に回って来たという幸運を手放すのは独立したなら致命傷にもなりかねない。誰もが欲しがるセール品がキャンセルで目の前に置かれた時に、う~ん、どうしようか?なんて迷っていればアッと言う間に周囲のギラギラしている猛獣たちに持っていかれるというイメージ。

幸運を引き寄せるのは想定と準備です。常に起こりうる事を想定し、それに対するアクションを準備しておけば、それが決断力となる。目の前に何かが置かれてから考えていては間に合わない。動機も嫁ブロックも不安も事前に対応策を練ることは可能なはずですし、それが出来ないなら本気ではないというだけのこと。決断力云々以前の問題です。

自分の人生、最後に決めることができるのは自分だけ。他人の顔色ばかり窺って自分の存在意義を失わないようにしたいものです。

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