ガソリンスタンドが無くなるぅ?

師走。走るという字が妙にイメージしやすい、いよいよ運送業界の大繁忙月となりました。

マルチワークしている私にとって、本業の軽運送業だけでなく複業全てにおいて慌ただしく、時間調整がシビアになる。1日が全くムダのない過密スケジュールで老体にはちと辛いけど稼げるから頑張ります。

 

運送業が忙しいということは、当然走行距離も増えガソリンの消費量も増える。ただでさえトラックが給油順番待ちしているような大型ガソリンスタンドは余計に混雑する。イライラする荷積み荷降ろし待ちの時間に給油待ち時間が加わり、ドライバーの配送時間に追われるストレスたるや相当なものになる。

そんな状況に更に困ったことに、ここのところガソリンスタンドの廃業が急増してきている。皆様の周辺のスタンドはいかがでしょうか?

私の配送エリア内だけでも今年3軒のスタンドが閉鎖いたしました。私の場合は複業間の移動も含めて1日の走行距離は70kmほどで安定しているので割と計画的に給油ができるのと、幸いメインのスタンドは頑張って営業してくれているので、今のところ大きな影響はない。

 

スタンドが無くなってしまうと、ガス欠以外にもパンクとかエンジントラブルのような緊急時の駆け込み寺が無くなるわけで、ドライバー仕事している者にとっては大きな問題です。また、数少ないスタンドに車が集中してくるわけですから無用な混雑やサービスの低下も危惧される。競争相手が少なくなれば価格にも影響するだろうし、何よりわざわざ離れた場所に走っていかなければならなくなると、時間やガソリン消費にもムダが出るので、運送仕事的に失われる経済効果は決して小さいものではない。

現在はガソリン価格もレギュラーでリッター145円前後ぐらいで、一時期に比べれば下がってきていますけど、安定しない価格と同様にスタンドとしての利便性が失われていくのはドライバーにとっては頭の痛い問題です。特に愛用していたスタンド系列のカードを使用していた場合、そのスタンドが無くなればその特典(給油値引きやメンテナンスサービス等)も使えなくなるわけですから、依存度が高いほど影響も大きくなる。他社に乗り換えるか、離れた同系列のスタンドを探して利用するのか。

 

下がらない高速料金、高止まりしているガソリン代、無くなっていくガソリンスタンド、そして車自体の価格が高い・・・

いくら性能・燃費が良くなっているとは言え、これじゃあ車を持とうとかドライブで遠出しようとか思わないですよね。ドライブ行った先で「地図には載っていたガソリンスタンドが無くなっているぅ~」というような悲鳴が聞こえてきそうな状況が現実となってきているのです。
こうして車に対する魅力・興味が失われていけば、免許取得者も減っていくでしょうし、運転仕事をする者も減る、いや、運転自体が可能な者すら減っていく。まさに運送業界にとっては少子化・高齢化に加えての死活問題となっている。応募が少ないとか呑気なことを言っている場合ではない。

 

運送業界は人手不足が加速しているため、懸念されてきた労働時間縮小が一向に進まない。ドライバー一人当たりの仕事量は逆に増えているぐらい。もう一般的に知られているように法を順守すると成り立たない世界なのに、国や政府だけでなく業界すら改革に乗り出してこない。一応指導しているポーズだけで何ら有効な手を打たない。いや、もはや手を打てないのではないか。法を順守させると日本の物流がヤバくなることを知っているから黙認しているようなもの。

 

ガソリンスタンドが無くなるのは、自動車関連の業界にはかなり大きな問題に発展する。税金を徴収することに必死になる前に、車社会の利便性・快適性を整えることを優先にやっていただきたいものですね。

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