働けばいいってもんじゃない!
2022年 明けましておめでとうございます。
自分が生きている間にどこまで満足いく働き方に近づけるか?というテーマを背負って、今年も軽ドライバーの新しい働き方について試行錯誤していきたいと思います。
皆様の何かの参考・気付き・ヒントになれば幸いでございます。
ここ数年は正月の3が日、仕事は一切入れないようにしています。完全にだらけようと思っています。
昨夜は夕方から読書しながらウトウトし、日付(年)が変わる寸前に起き、慌てて年越し弁当を食べ、NETFLIXで「ドント・ルック・アップ」を視聴してから爆睡。
目覚まし時計のストレスが無い生活って、ナンテ素敵なんでしょう!
最近は完全に生活の中身が「投資の勉強」と「映画鑑賞」で埋め尽くされています。
親の介護で2ヶ月ほどバタバタして何もできない状況になりましたが、年が変わる直前にようやく少し落ち着いたので、この年末年始は遅れを取り戻そうかと。
投資の世界は奥が深くて学んでいて楽しい。答えが1つではないのも私好みな世界ですね。何より学びの成果が労働収入とは桁違いの可能性を秘めているので真剣にならざるを得ない。
70歳過ぎてまでも働きたくなければ、収入手段は一つでも多く持っていた方がよい。
一方、映画やドラマは疑似体験・現実逃避できるので完全に魂を預けられるのが心地良い。
私が好きなジャンルの傾向はリアルパニック的なものと、金融・ビジネスストーリーもの。
NETFLIXでは先に述べた「ドント・ルック・アップ」「マイ・インターン」「ハゲタカ」等、U-NEXTでは「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!」「ラストチャンス 再生請負人」「メガバンク最終決戦」等のドラマをおススメします。
ちょっと古い映画ですけど「日本沈没」「復活の日」「感染列島」等はタイムリーな内容で今観ても面白い。
早いとこ労働から引退し「読書と映画三昧」で日々過ごしたいのですが、現実はなかなか厳しい。
これも若いうちに将来を見据えた行動をしてこなかったから。
自業自得とはこのことだと痛感しております。
セミナー等の講義の動画を見る時間が圧倒的に増え、読書の時間が取れないのが悲しい。
映画なら2時間前後、セミナー講義でも1時間前後、1.5倍速ぐらいで視聴しても、1日2本が現実的かな。
改めて1日は24時間しかないんだなぁ・・・と嘆いてしまう。
この誰にでも与えられた1日24時間を上手く使える人と使えない人が、最後には人生を豊かなものにできる人と残念な人に分かれてしまうんですね。
それは労働時間と収入が必ずしも比例しないことにも通じている。
例えば私がよく例として取り上げる軽貨物運送業の「宅配」という仕事。
一般的には配達単価×配達数が収入となる足し算型労働の典型的な働き方。
関東圏でも配達単価は大体150円前後と言われており、特別なスキルが無くても配達エリアを絞ってやれば1日100個ぐらいはそれほど難しくはないでしょう。
ただし1日100個では単純に売上げ15,000円。請負先によってはここから手数料等差し引かれ、ガソリン代は自腹であるから手元に残るのは8時間ほどの労働で1万円ちょっと。
実際は駐車場や商用自動車保険、車両メンテナンス費や社会保険も自腹だし、運転&荷物事故リスクを背負っての肉体労働としてはかなり安価。
収入を増やすには たくさん配達する=労働時間が長くなる ことのみ。
収入を増やせる可能性があるだけマシと思うかもしれません。
ただし自分の都合で配達量は決められない。1日100個ですら確実ではないし繁忙期以外なら日収1万円にすら届かないこともある。
だったら普通に時給1,000円程度のバイトを宅配と同じ労働時間分やれば、経費はかからないし社会保険も雇用先で加入できるはずだし、手元に残るお金は宅配仕事より多かったりする。
軽貨物と一般バイトの大きな違いを挙げるとしたら、労働基準法が適用されるかされないか。
一般的なバイトなら雇用契約における労働となるため、労働時間の上限内での収入しか期待できません。インセンティブやボーナスでもあれば別ですが。
個人事業主としての請負契約が多い軽貨物では労働時間はグレーゾーン(実際は請負でも労働法の適用は可能)。
雇用ではないので最低賃金ルールは無い。要は相手の都合を請けるか請けないかの話。
ここもグレーゾーンであり、途中で報酬がコロコロ変わることは珍しくない。
ウーバーイーツがいつも揉めてるのは、働き方が全てにおいてグレーゾーンだからです。
大して好条件でもない仕事に多くの労働時間を提供しても豊かにはなれません。
ということをアッサリ受け入れてしまって働き続けるのは悲しすぎます。
働き方の選択肢や可能性を勝手に狭めてはいけないと思うのです。
昨年の私の収入(株やバイナリーオプションといった不労所得を除いた労働収入)を計算してみたら、また増収増益となっておりました。
ジムのインストラクターという複業の一つを手放し、労働時間が相当減ったにもかかわらずです。
61歳になってもしぶといオヤジです。
これまでも複業をとっかえひっかえしてきましたが、年々労働時間を減らすことに成功しながらも収入は逆に増やし続けています。
つまり労働対価というパフォーマンスの内容で切るべきところは切り、より良い条件のものを組み込んでいく。
これ、まさに投資の世界と同じことをやっている。
未練たらしく損切りを躊躇っていれば全体のパフォーマンスも引きずられて落ちるだけ。
一方で買い時の銘柄(自分の働き方に合った仕事)があれば、今は見た目の条件が悪くても働き方がフィットすればハマることもある。
いちいちどこかへ出かけて行って特別好きでもない労働対価の低いことするより、自宅で隙間時間に気軽にできるものならもはや「労働」とは呼べないしそういう意識もなく収入を創ることができることに気付くべし。
家でダラダラとゲームしたりネットサーフィンしている時間を収入に変えているだけ という感じです。
労働と収入の在り方をちょっと変えていけば、働き方を変えていくことができる。
「働かなきゃぁ」という面倒臭さを「ちょっくら収入作っとこうか」ということに変換できるかどうか。
皆様の新しい働き方のヒントとなれば幸いでございます。
労働の実態・パフォーマンスを考えれば労働時間減らして収入は増やせるのだと。
今年も宜しくお願い申し上げます。