軽ドライバーのFIREを妨げるもの

前回は軽ドライバーという自営業であり個人事業主でもあり、フリーランスという自由度の高い働き方から、早期リタイアを目指すことについてのお話をしてきました。
なぜ軽貨物ドライバーにFIREを目指すことを勧めるのか?
それは軽ドライバーを奴隷のような単純労働者にしたくないからです。

 

軽ドライバーは基本的には受け身の働き方です。
配達という仕事は配達先と荷物が決まっており、それを誰が運ぶのかというだけのこと。

「俺は積極的に営業するし、全然受け身じゃねぇよ!」という方はいらっしゃるでしょう。
確かにその営業活動で荷物を任されることもあるでしょうけれど、その多くは足元を見られ他社より安い金額で請けてきたりする。

業界の中で互いに値引き合戦・ゴマすり合戦しているから、この業界は前へ進んで行かない。
相手の言い値で取ってきた仕事は結局は受け身なんです。
相手にこちらの条件を飲ませて取ってきた時に初めて能動的な仕事と呼べるんです。
もしくは何もない状況から配送仕事・需要を生み出したらヒーローです。

 

委託契約・請負契約をして働いている軽ドライバーは、荷物数も賃金も労働時間も納得してやっているのでしょうか?
恐らく不満・ストレスを抱えながら言い成りで働いていますよね?
その状況を例えば60歳まで続けることも許容しているのでしょうか?

どこかで自分の人生プランを働き方に取り入れていかないと、結局は社畜のような仕事、足し算の収入を延々と続けていくことになる。
それでも構わないというのであれば外野がとやかく言うことではないのですが、そういう働き方が嫌でサラリーマン辞めたんじゃなかったんでしたっけ?

 

個人事業主ということで定年はなく、辞めるも続けるも自分次第。
日本人に根強く残っているサラリーマン的なリタイアは、60歳ぐらいまで勤め倒して退職金もらって隠居するというのが理想像としてあったと思います。

ところが個人事業主ではリタイアするのは年齢は関係ありません。別に20代でリタイアしたっていいんです。
実際20代の成功者はゴロゴロ出てきていますし、海外を生活の拠点として好きな事やっている若者はもう珍しくないですよね。

軽ドライバーの早期リタイアを妨げる要因は次の3点。

一つはそもそもの人生設計が出来ていない人が多いこと。軽貨物は本当にやりたい仕事ではないが生活のためにとりあえずみたいな。
次に、軽ドライバーとしてデビューするのが中高年になってからという人が圧倒的に多いから。早期リタイアと言っても60歳とかではテンション上がらない?
そして致命的なのはドライバーの仕事は賃金が安く、足し算の稼ぎ方では経済的自立まで時間がかかりすぎる。

軽ドライバーを始めるにあたって「早期リタイアを目指す!」というタイプの人はなかなかいない。
「稼ぎたい!」という漠然とした目標や意気込みの人はいますけど、将来的プランに基づいたステップを踏んでいく人は見たことが無い。
「稼げそうもない」と分かればあっさり辞めていくし・・・

中高年で新しい職についていきなりFIREしようというのも無茶な話ですけどね。
学生時代から軽ドライバーをやると決めていて、ブレずに準備していても低賃金長時間労働の波に飲み込まれてしまえばゴールは遥か遠くに行ってしまう。

「ワタミ」でおなじみの渡邉美樹氏が外食産業で起業して勝負するために、宅配ドライバーとして約1年間で300万の資金を貯めたのは有名な話ですが、これとて明確な目標と短期集中しての準備が成し得た業。
将来設計も無く目の前の荷物をただ運ぶ毎日では、FIREどころか70歳80歳になっても働かなくてはならなくなるかも・・・

「明日は明日の風が吹く」「なるようになれ」と無計画な日々を過ごしていてはいけません。

まず今の仕事が未来永劫あると思わないこと。
そして仕事・働き方は軽貨物以外にもたくさんあることを忘れずに。
1馬力の稼ぎではなく、複合技で可能性を広げましょう。

いつも言っていますけど、軽貨物ドライバーであってもいろんな仕事していいんです。
それが個人事業主・フリーランスの大きなメリットであることを意識しましょう。

朝から晩まで配達漬けの働き方が本当に合理的なのか?
他の事業(例えば輸入転売等)の可能性とか車内でできる投資(株・FX等)とか、24時間をどう使うかで足し算的な収入の世界が一気に変わっていくかもしれません。
ユーチューバーさん達が車内で動画編集したり発信したりしているのも、場所を選ばない時間の使い方として大きなヒントになるでしょう。

せっかくせどり用の商品の大量仕入れも可能な武器(軽貨物車両)を持っているのだし、走るオフィスとして時間や場所に囚われないビジネスが可能なのですから、その恩恵は最大限に活かさないと。

 

当たり前のことを当たり前のようにしているだけでは人生もったいないですよね。
当たり前の中から自分なりの可能性を見つけて広げていくことで、軽ドライバーのFIREも可能になると思うのです。

軽貨物を活かす働き方・稼ぎ方は何か?
用意された荷物をただ運ぶのではなく、自分で素材を見つけてきて料理していく楽しさが軽貨物の醍醐味だと思っております。

非常識的に稼いでやりましょう!

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