軽貨物ドライバー、夏を乗り切るにはどうする?
気温が30度を超す日も珍しくなくなってきた6月。
梅雨の湿度と高温、しかも今年はマスク装着がデフォルトという3重苦になりそうです。
空調の効いたインドアの仕事をされている方はまだマシですが、1日中外で荷物を持って走り回っているドライバーには厳しい季節、心と身体の準備は出来ていますか?
私はもともと夏男を自負するぐらい暑さには強く、周囲の者が皆へばっていく夏が大好きでした。
しかし加齢とともにその自信が揺らぎつつあります。
もはや人並みに暑いのは嫌だし無理をしようとも思いません。
そんな私ですが、唯一の夏・暑さ対策として続けているのが冷房を使わないこと。家でも車内でも。
家族が冷房を必要としない体質ということもあって、夏場は電気代も一般家庭に比べてかなり安上がりだと思います。
我が家が病気しないのはこういう生活が影響しているのでしょうか?
もう家でも車でもエアコンはガンガン効かせている方もいらっしゃるかと思いますが、毎日エンジンかけると習慣のようにエアコンもオンにしてしまう人、ちょっと待った!
特に宅配のようなドライバー職にとっては冷→暑→冷→暑の頻繁な繰り返しは、人間本来が持つ体温調節機能を狂わします。自律神経失調症になる危険性が高いので要注意。
かといって暑いのを我慢していれば今度は熱中症になってしまう。マスクしてれば尚更危険。
ホントにアウトドアの作業は厄介なのです。
そして暑さ対策は皆が同じことをしても効果が薄いこともあります。
自分に合ったやり方、グッズを早めに試し効果がありそうなものを知ることが大事。
暑さ対策としては遅くても春先から始めておきたいですね。
基礎体力強化と栄養知識。これは習慣化しないと確実に加齢で身体は弱っていきます。
気候に合わせて水分補給の仕方も変えていきましょう。
喉が渇いたら一気に補給!というのではなく、常に潤いがあるような補給が望まれます。
ニュースではほとんど報じられませんが、夏場に体調を崩して亡くなるドライバーって結構いるんです。
大体が過労・睡眠不足・喫煙・熱中症が複雑に絡んでいる。
私がお世話になっている運送会社でも、夏場に積込みの最中にパレットの上で意識を失って倒れていたベテランの軽ドライバーさんを間近に見ました。
すぐに救急車で運ばれていき生命には別条はなかったのですが、会社としては一度そういうことがあったドライバーさんはちょっと怖くて使えないということで契約解除になりました。
委託の軽ドライバーは仕事が出来る人でもこういうことで契約を切られることがあるので、体調管理は大事なのです。
運転中に突然意識を失うような事態は絶対に避けなければなりませんから。
会社のために無理して結局仕事を失ったのでは元も子もない。
適度な休憩を取りましょう!命が第一優先です。
フリーランスを続けたければ健康はおろそかにできません。
特に夏場は無理をしない働き方を知っておくことです。
仕事を手加減するということではなく、オーバーワークになる臨界点を把握しておきましょう。
臨界点は皆違います。Aさんが1日150個配れるからといって、それが職場のノルマみたいになるのは危険です。
もちろんやってみなければわからない部分はありますけど、仕事中に倒れたりリタイアすればそのサポートでかえって職場や他のドライバーに迷惑をかけることになります。
休むところは休む、頑張れるところは頑張るでいいと思います。
毎日100%は無理。一時の無理は一生の後悔になります。
今頑張れないのは過去の行動に原因があるのです。付け焼刃で猛暑を乗り切れると思ったら大間違い。
私も軽貨物の仕事を始めて約12年になりますけど、ここ数年の夏の暑さは本当に危険です。
今の時期はエアコンを我慢して、ひと夏乗り切るために暑さ慣れをしているのです。
ドライバーの楽しみの一つは車内で聴く音楽。
昭和の男が夏になると必ず聞いていたという曲を暑気払いにリンク貼っときます。
私は今でも夏になると必ず聴いてます。ハワイでもゴールドコーストでもココス島でも、白い砂浜に寝そべって青い空を見ていた時の幸せ感は忘れられません!
この人のおかげで私はフォークギターを卒業(?)してエレキギターとアンプを買いました。
あのギターテクニックは今の60歳前後のオッサンたちには憧れだったのではないでしょうか?
でもね、楽器を買えばいいってもんじゃありません。
私に音楽の才能がないことは確認できました。
もし当時、TAKANAKAの完コピでも出来ていたら私の人生はだいぶ違ったものになったかもしれません。
ちなみにブルーラグーンのオリジナルバージョンを完コピ演奏している人がいました。
私は個人的にはオリジナルバーションの方がライブバーションより好きです。
本当なら私がこれをやりたかった・・・
結局私は何も才能がないまま人生を過ごしてきてしまった・・・
ただそのおかげで自分は背伸びせず他人と張り合うこともせず自分の居場所をわきまえている。
軽貨物ライフも常識にとらわれない働き方ができている。
成功した人生でないかもしれませんけど、いいんです。
昼間から好きなだけ音楽聴ける仕事してますから。
未だに色褪せない昭和の名曲。演奏者はだいぶ風貌が変わってますけど熱くなれることがあった青春時代。
暑い夏に熱くなる!
TAKANAKAの曲はオジサンたちの夏を快適に乗り切るための刺激剤だぁっ!