人生をリセットする勇気
人生をリセットしたいと考えたことはありますか?
このブログでは、生きていくためには一見頼りなく思える軽運送業を、楽しみながらより強固な生活基盤を築いていくためにはどうしたらよいか? というテーマに基づいて一緒に考えて行きたいと思っております。
転職や独立することは、それまでの自分のキャリアを変えるということにおいてはリセットと言えましょう。ただ、働くことの常識みたいなものや会社員体質を引きづったまま次のステップに移行している方が結構多く見受けられます。仕事や収入は与えられるものみたいな甘さが。
私は以前にビジネス・起業セミナーに参加したことがあるのですが、そこで厳しく叩き直されたのが「サラリーマン根性」「労働収入依存」からの脱却というものでした。毎日当たり前のように同じ時間に同じ場所に出勤し、同じ顔触れを見て同じような仕事をして無駄な時間を削ろうともせず、毎月同じ給料が当たり前のように入ってくる生活に浸かっている事に疑問を持て! と。
これ結構自分には響きましたね。当時「金持ち父さん貧乏父さん」というベストセラーを読んで目からウロコが落ちていたのですが、このセミナーでの教えがダメ押しとなりました。煮え切れなかった自分をリセットする必要性を感じた2大要因と言えます。
こうした刺激を受けないまま、明確な目標なく転職や独立すれば失敗する確率は高くなる。自分がこの先どうなりたいのかが見えていないのだから、やらねばならないことも曖昧になり、上手くいかないことを周囲・環境の責任にして去っていく・・・ それの繰り返しになっていく。
軽運送業で独立するのは普通の転職に比べてはるかにハードルが低いです。運転免許さえあれば老若男女誰でもできる有難い職業だと思います。だからこそ目的意識の低い人間も数多くいるし、生き残るための差別化が必要と感じていました。能力というより意識の問題の方が大きいとも思います。
腕力・体力が強いというのは確かに軽運送業でも有利です。中高年や女性は若い人に比べれば劣る部分かも知れません。ただ独立したドライバーは知力・脳力を活かすことができると強く思います。それは私のような非力で特殊な能力もない者が10年以上楽しくやれていることが証明しているかと。
まずはそれまでのキャリアをスパッと断ち切って、新しい自分になることができるかどうか。もうボーナスもないし頼れる上司もいない。組織から離れた一匹狼になるのです。飢えたら餌は自分で獲らねばなりません。全てを自分で考え自分で動いて生活を組み立てていく。会社員脳のままでは不安そのものに思える独立生活も、一度経験すると2度とサラリーマンなんかには戻りたくないと思うぐらいに面白い。面白いと思えないのならリセットが不十分なのではないだろうか。どこかに会社員の安定という幻想がこびりついている。
会社員時代のように収入が一か所という常識から離れましょう。今はアルバイトやネットビジネス等、収入を可能にする手段が星の数ほど溢れている時代です。その恩恵を最大限に活かすことを考えれば、副業と相性の良い軽運送業で独立することはさほど困難なことではありません。60歳目前の私でも会社員時代よりストレスは激減して収入は逆に増えているのですから。
働き方にルールもマニュアルもありません。自分で好きなように考え、好きな時間に好きな場所で収入を作ることが可能になるなんて、会社員時代にはこんな自分の晩年の姿を想像もできませんでした。成功とは呼べないまでも幸せな人生だと思えるぐらいにはなっています。
自分をリセットする覚悟と勇気。人生の新しい景色を見に行きましょう!