理想の働き方を突き詰めていくと貴方はどうなる?
緊急事態宣言が解除され1ヵ月が経ちました。
テレワーク慣れして体がなまっていたところで通勤を再開した方々には、いきなり祭日の無い6月ということでいつも以上に疲れを感じているのではないでしょうか?
通勤か在宅ワークか、賛否両論あると思いますけど働き方の選択肢を持つことは望ましいですよね。
3密回避、ソーシャルディスタンス、テレワーク等、勤勉な日本人にはあまり馴染みのない生活・労働スタイルが一気に流入してきて、労働者の中にも働くことの意義や疑問という意識革命が芽生えてきたように思います。
古い体質の経営する側としては、社員・労働者には気付かせたくない部分が社会の波に呑まれて無理やり露呈してしまったということでしょうか。
「毎日定時に目の前に労働者を集めておけば管理がしやすい」「朝礼こそが活力のもと」「営業は足と汗で数字を作れ」・・・
いったいいつまで古き良き時代を引きずっていくつもりなのか。
会社という形を成すがために昔決めたルール・しきたりを、時代にそぐわなくなっても続けることに何の意味があるのか?
せっかくテレワーク・リモートワークという働き方が注目され、交通費やオフィス賃料・光熱費の削減という企業にとってもメリットの大きいスタイルが見えてきたのに、結局すぐに元に戻すのは新しいことを取り入れる勇気・自信がないのか?
新しいことにチャレンジするのは前に進むために絶対必要だと思います。
保守的な性質である日本人は、どうも新しいことをやろうとする人に冷ややかな言動をする人が多い。
堅実こそが最善!とでも言いたいのでしょうか?
これは金利が良かった時代に貯金してきた者の考え方なのかなぁ。
確かに5%ぐらいの金利で100万円預けてりゃぁ単純に1年で5万づつ増えますからね。下手に投資などに手を出すぐらいなら貯金せぃ!というのは頷ける。
でも今は貯金しても何も生まれない。
自分で工夫・勉強して正解を見つけることが求められる時代です。
それはお金を生かすことだけではない。自分を活かすことも考えなければいけない。
あと何年働けますか?今の働き方を70歳過ぎても続けますか?
50歳過ぎると急激に体力が衰えてきます。
朝はスッキリしないし疲れが取れにくくなる。
こんなんで60歳過ぎても働けるのか?と不安になる。
年金も定年もどんどん先送りが進んでおり、いつまで経ってもリタイアできる日が来そうにない。
結局は誰かにいいように使われて、自分の存在意義を見出せぬまま人生を終えていく・・・
ちょっとそれは嫌だなぁ。
中高年まで嫌なことがあっても頑張ってきたのだから、せめて晩年は自分の好きなように働いてみたい!
じゃあ考えてみましょうよ!やってみましょうよ!
まず自分の理想の働き方を考えてみましょう。
●通勤がない
●時間が自由
●場所が自由
●上司がいない
●朝礼・会議がない
●仕事が選べる ・・・etc
そんな都合の良い働き方なんてできるわけねーじゃん!
とすぐにツッコミを入れる体質をまずは改善することから始めないといつまでたっても先に進めない。
「できるわけねー」というのは社畜経験者にありがちなツッコミ。他人のルール下でしか働いていないから世界観が閉鎖的。
金額とか細かいことは置いといて無理な理由を一つづつ潰していくんです。
この働き方が出来れば70歳過ぎても生活の不安は軽減できるのですから。
実は旧態依然で頭の固そうな運送業の世界で、上記の理想をことごとく可能にした働き方が出てきているのです。
それがマッチングアプリ系のウーバーイーツやAmazon Flex、PickGo といったギグワーク。
副業向けにクラウドソーシングという収入手段もあります。
実際は「仕事が選べる」という部分においては、ドライバーが増えすぎて怪しくなってきていますが、好きな時に出来るという働き方はイマドキの若者には高い支持を得ていて、あっと言う間に広がりました。
私が軽貨物ドライバーという働き方をチョイスしたのも、自分の理想の働き方に近づけられるのではないか?という思惑があったから。
厳密には荷物の積込み場所に行かねば(通勤)なりませんし、時間は緩いがある程度の制約はあります。
配送エリアは家の近くですけど決まってますし、荷物はもちろん選べません。
しかし人間関係のストレスは無いし、自由に出来る時間は会社員時代とは比較にならないぐらい多い。
開業したばかりの頃はまだ体力もそこそこ残っていたので、軽貨物終えた後とか週末はいろいろな複業を精力的にこなすことができていました。
最近は体力の衰えを自覚し、複業の内容もテレワークの方向に移行しつつあります。
8月には還暦を迎えてしまいますが、今は70歳を超えても無理なく収入を得られる働き方を模索している状況です。
たぶん数年後には私の主戦場はクラウドソーシングの世界に移っていると思います。
ベッドの上で寝たきりになっても収入を得ることが可能な働き方ですから、定年組やリストラ組が押し寄せて来る前に自分の居場所を確保しておこうかと。
軽貨物を始める時に描いていた理想の働き方にだいぶ近づいている感じはいたします。
70歳過ぎても無理せず収入を得られる働き方を持つことができれば、良い人生だったと思える・・・
かな?