ストレスフリーになるには?

またあってはならない事件が起きてしまいました。
しかも大学受験会場周辺・受験当日という、誰もが予想だにしない盲点のような状況で。
受験会場に向かう人々は目的は一つであり、まさか殺傷目的で包丁を持ち歩いている者が紛れ込んでいようとは受験者は思いもしないでしょう。

 

マスコミの報道で「おやっ?」と思ったのが、犯行に及んだ者が17歳と報じられていたこと。
大学受験なら18歳もしくは浪人生ならそれ以上と思っていたので、違和感を感じていました。

状況が明らかになっていくにつれ、どうやら現役受験生ではなく東大受験を目指して勉学進行中の高校生による犯行だったと。
犯行前には移動中のメトロ南北線の車両内で、可燃性の液体を撒いて火を着けようとして上手くいかなかったことまで明らかになってきた。
現役の高校生がわざわざ名古屋から上京し無差別殺人を計画・実行しようとすること自体、嫌な世の中になって来たなぁと思いますよね。

今回被害に遭った方々には本当にお気の毒としか言いようがありませんが、受験スケジュール自体は淡々と進行してしまうので何とか救済策を施して欲しいものですね。
メンタル面で平常心で臨むことは被害者当人には難しいでしょうし、実際に現場近くにいた受験生達にも動揺が広がって実力を発揮できないこともあるでしょう。
たまたま犯行現場に居合わせたということでこれからの人生が狂ってしまうことにならないで欲しいなぁ・・・

医者を目指して東大受験の勉強をしていた・・・
これが本人の意志によるものなのか、親の方針によるものなのかわかりませんが、心身ともに未完成な10代の若者には相当なプレッシャーがかかっていたことは想像に難くない。

大人だって心身に圧力がかかればストレスという表現を用いて様々な症状が現れてくる。
鬱病やアトピー、不眠症等、身近な病気にも関係してきますよね。

自分のキャパに合った勉強やスケジュールをこなしていれば、人間は順応力があるので徐々にキャパも広げていくことができます。ときには負荷をかけることも必要ですが。
ところがキャパを大きく超えたことを強制されることで心身は破壊し、ストレスとなって襲いかかってきます。

現代社会は何事にもスピードと量を求められ、そこから落ちこぼれまいと自分のキャパ以上に頑張ってしまう人は大勢いる。
自分の目標・希望を満たすために頑張るのであれば心身もそれを許容し、ストレスと感じずに済むこともある。
ところが他人のために「やらされている」状態で頑張ると、心身は本音では許容していないため一気にストレスと感じることになる。
サラリーマンに数多く見られる状態だと思われます。

今回犯行に及んだ少年は受験1年前だというのに「医者になるため東大を目指して勉強していたが、成績が1年前から振るわなくなり、自信をなくした。医者になれないのなら人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」と語っていたという。
心の糸がプッツリ切れると自暴自棄になるというのは、背負ってきたものが大きければ大きいほど虚無感に苛まれ、その副反応も大きくなるのでしょう。

現代の働き方では多くの人がストレスを抱え、中には爆発寸前の人がいるはずなんですね。
もしかしたら隣人がその状態かもしれないし、ちょっとした会話や態度が爆発のスイッチに触れてしまうかもしれません。
恐ろしいですねぇ~。

ストレス状態になると、その捌け口として安易に犯罪に走る傾向が年々増えているように思います。
なれるものならなってみたい公務員や上場企業の社員ですら、くだらない犯罪で自らの将来を閉ざしてしまう。
庶民から見れば「バカだなぁ~」「勿体ないなぁ~」と思いますけど、羨む待遇で働いている人はそれなりにノルマやプレッシャーと闘っているのでしょう。

仕事人になりすぎてしまうとストレスの捌け口すら見つけられずにおかしな方向に行ってしまう。
楽しろとは言いませんが、自分の背丈やキャパをしっかり認識した上で仕事を選べる社会になって欲しいと切に願うのです。
どこにも採用されないからといって仕方なく働き出した仕事がブラックというのは本当によくあるケースですから。
仕事が向いていなければ適応できないことがストレスになる。

今は一般的にもよく知られるようになった軽貨物運送業という働き方。
そのほとんどが個人事業主であり、雇用ではなく委託・請負というスタイルになる。

十数年前までは雇用の受け皿的な働き方であり、ほぼ中高年の世界。新卒でこの世界に足を踏み入れる者など皆無に等しかった。
しかし最近はYouTubeで多数配信されたり、ギグワークやフードデリバリーという若者受けする働き方が注目され、20代が一気に配送の仕事に増えてきた感があります。

ストレス社会ということを受験や学生時代から肌で感じリストラに怯える親の寂しい背中を見て育ってくれば、昔のように素直にどこかに就職しようと思わなくなるのも当たり前か。
学生定番のコンビニのアルバイトも、やらねばならない仕事が細かく多くなりすぎて敬遠されてきているし、居酒屋のアルバイトもクレーマー的な質の悪い客(酒を飲むのもストレスの捌け口だから)が増え、コロナの影響もありシフトが不安定なバイトということで避けられている。

となれば自由度が高くそこそこ稼げる仕事は一層魅力的に映る。
軽貨物もある角度から見れば魅力的だが、YouTubeは軽貨物の裏側を報じている動画は少ないので勘違いする方が多いのも事実。

なぜ働くのか?というのは生活するためのお金が必要だから、という答えがセットになっているのが普通。
ストレスフリーで働ける環境を見つけるのは、生活のためのお金を稼ぐという部分に一歩踏み込まねばなりません。
その前に「自分のストレスとは何だ?」という問いの答えが明確になっているかどうか。

生活に最低限必要な金額ならOKなのか、少し贅沢もしたいし貯金もしたいのか。
どこまで我慢出来て、それだけは絶対に嫌だという境界線がハッキリしているか?

都会にいなくても収入の作り方はある!

そこが曖昧なまま好きでもない仕事に従事すればストレスになるのは至極当然。
自分のストレス耐性が高いならまだしも、やはり長続きさせるには自分の気持ちに素直になるべき。

私はストレスフリーを意識しているので例え稼げても宅配はやりません。
週7日、毎日何らかの収入になることをしていますが、休みがなくても苦痛ではない。
1つの働き方に依存していないので「やらされ感」がありません。

いきなりストレスフリーを目指さず、自分の心身と相談しながら収入と働き方のバランスを見つけていけば、やがてはストレスフリーを感じることができるはずです。
いや、できます!そこに到達してこその人生です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。