祝!開業12年目&ブログ2年目

ちょうど1年前の今日、この近未来的軽ドライバーのブログが誕生いたしました。

この1年間は私にとっては久しぶりに必死こいて勉強した期間だったと思います。世の中の流れを肌で感じられたことが、この歳になっても更に前へ進むことが出来るという自信にもなっています。

 

還暦前のパソコン音痴が独自ドメイン取ってレンタルサーバー借りてWordPressでブログ始めるとか(無料ブログはもう10年以上やってますけど難易度は全然違う)、畑違いの爺さん軽ドライバーにとってはあまりにも毎日が刺激的過ぎます。お陰様でボケているヒマもありません。
更に調子こいて複数のサイトを立ち上げようと企んでいるとか、複業で週7日働いている傍らでやるのは肉体的にも精神的にも正直シンドイ。しかも最近はwebライターとしてもデビューしている。
なんでそこまで自分を追い込んでいるのか?

 

現在、定期的に収入を得ているネタが9つまで増えました。
肉体労働・頭脳労働・ほったらかし収入といろいろありますが、塵も積もれば山となる。弱者の戦い方としては拾えるものはドンドン拾っていく。その結果、大した仕事をしていなくても普通の会社員の収入を大きく超えることが出来ている。「1円をバカにする者は1円に泣く」です。

今は肉体労働がまだメインの収入構成になっていますけど、さすがにあと5年10年と収入を肉体労働に頼っているわけにはいきません。昨年あたりから慌ただしく過ごしているのも「還暦後の収入をどう作るか?」というテーマを自分に課し、フリーランスとしての老後に備えているからです。先月が誕生月だったので最新の年金定期便が届きましたが、やはり年金だけでは到底生活していくことは出来ません。しかもいつ支給開始になるかも流動的だし5年後に年金制度が存続しているかどうかも絶対ではない。

65歳70歳になっても働かないと生きて行けない社会というのは、そこそこ元気な30代40代ならまだ深刻に受け止めていないかも知れませんが、気力・体力の衰えを強烈に自覚するようになると本当に絶望的な気持ちになる。

60過ぎたら仕事も無いのに一体どうやって食って行けばいいんだ?

長生きが辛い人生って人間としての尊厳を否定するようなものですね。
世のため人のためと勤め上げて来た先に疲れた心と体を休める場所がない。
国は税金だ社会保険だとさんざん国民から絞り上げてますけど、いざ自分がその恩恵を受けようかという時に還元されない・・・?

少子高齢化にきちんとした対策を打たず、社会保険の制度が崩壊しかけると保険料値上げや支給開始年齢の繰り下げ・支給額減額とかその場しのぎの政策で問題をどんどん先送りする。そんな政党や政治家を選んでしまっている私達にも責任の一端はあるが、こんな信用できない国になってしまった以上は最低限自力で生きていく方法を探さないといけない。

 

私が軽運送業で独立した頃は、前から疑問は燻っていましたけどまだ今ほど老後について世の中が騒いではいませんでした。私自身、まだ体力に自信はあったし定年がなく老後の収入手段として軽運送業はアリだなと思っておりました。しかし現実はそう甘くない。これまでに味わったことの無い体力低下の自覚と年金支給減額・開始繰り下げのダブルパンチ。老後のハードルが一気に上がりました。

自分が70歳80歳になっても収入のためにどこかに移動して労働をするというイメージは年々崩れてきています。

じゃあどうするの?

その答えを模索しているのが現在の活動となる。
「近未来的軽ドライバー」というブログを立ち上げたのも、一つは停滞していたパソコンスキルを向上させるため、一つは収入手段を広げるため、一つは自分の働き方・方向性を整理するためという複数の側面があってのことです。

ブログというのはアウトプット作業です。これ、自分をブレないようにするために実に効果的です。自分の考えや方針を整理して発信するというのは自分のためでもあり、誰かの参考になればという思いもある。

冒頭で書きましたようにWordPressの知識を得たかったので、独学で吸収するには実践が一番近道だと思い有料ブログにチャレンジしてみました。ブログ自体も収入源になりますし、何よりwebライター仕事に役立っているのが嬉しい。
ソーシャルメディアの世界ではWordPressはもう当たり前。もし「近未来的軽ドライバー」ブログをやっていなかったら、ソーシャルワーク上での「記事原稿の納品はWordPressで」とか、「作業進行はグーグルドキュメントで行います」とか、いったい何のこっちゃ?で尻込みして終わってましたね ^^; 今でも相当怪しいが。

 

フリーランスになれば、多少辛くても自分を追い込むことができないと先へ進めない。私はただの軽ドライバーで終わるつもりはこれっぽっちも無いので、いろいろとチャレンジするのは自分の可能性を探ることができて結構楽しい。そんなことを可能にするのが軽運送業という働き方。何だか矛盾しているようですが。

軽運送業を本業と思っていないことが自分を面白い方向に進ませている。
もう「長く続けて来たから本業」「生活収入となっているから本業」という変な常識感を捨ててみるのも良いのでは?

これまでも何度かお伝えしてますけど、自分の常識を外してみるとそこに思わぬ景色を見ることができたりする。私もそれが働き方の当然と思っていた会社員から独立してみると、そこには今まで全く見えていなかった景色が広がっていた。軽運送業を本業と思わなくなってから更に新しい景色が見えるようになってきました。

自分を前へ進ませるのは自分の心の声です。決して他人の声ではない。
なぜか他人の声というのは自分の抑止力として働くんですよね。
自分の声より他人の声に従うというのもおかしな話ですけど。

 

このブログでは軽ドライバーの可能性や複業を含めた働き方・考え方にフォーカスして、自分の経験やら何やらをお伝えしていければと思っております。ときに脱線することもありますが、今後ともお付き合いいただければ幸いです。

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