祝日の移動 軽貨物への影響は?

ほぼ1か月後にオリンピックが開催されようとしているとは思えない醜態を晒し続けている日本の政治家とJOCの面々。
もう感染対策もへったくれもなく意固地に開催に拘る側と、国民感情の乖離が是正されぬまま強硬開催となってしまうのでしょうか?

数字操作により見かけ上の新規感染者数は減ってきてはいますが、ここにきて東京都の数字は再び前週の同曜日を上回る傾向が出てきています。
無観客という話で進みかけた開催要項も、いつの間にやら上限1万人とか怪しい根回しが始まっている。
どうしても世界に向けてオリンピック・パラリンピックの体裁を繕いたくて仕方がないらしい。

肝心のワクチン接種率も開催国とは思えないほど低水準で、もうすぐ61歳となる高齢者側に近い私にも未だに接種券が届く気配すらない。
ただ接種券が届いたからといって直ぐにワクチンを接種しようとも思っていませんが。
ちょっとここのところ体調を崩していて、副作用の不安も感じている。


さて、去年も話題となりましたが、オリンピック・パラリンピック開催に伴い今年も国民の祝日が一部特例により移動となっています。
個人的には祝日をどこかに集中させることより、通常通り分散してくれていた方が有難いと思っているのですが、皆様はいかがでしょうか?

普通の会社員の方であれば、国が定めた改定日程の通りにお休みを消化することになるのでしょう。
ただ職業的にはカレンダーと関係なく仕事をされている方も多いので、政府が目論む開会式・閉会式前後の交通の混乱を避けるということがどこまで効果があるかわかりません。

これまでの政府の感染対策がことごとく上手くいっていないことでもわかるように、効果は不透明ですよね。
特に学生達は長い夏休みだし、これまでの我慢から解放されたいと人の流れは抑制できないでしょう。

1ヵ月前になっても開催が確定していない状況で、物流関係者の中には困惑が広がり始めている。
競技場周辺の交通規制がどうなるのか?付随する荷量や内容物によって庸車の手配のタイミングもあるし、ドライバーの確保の問題もある。

パブリックビューイングはほぼ実施されないだろうし、選手・関係者の行動規制も厳しくなりそうなので、当初の予定よりは配送の負担は減るであろうが、それでも交通規制だらけの状況はドライバーにとってはストレスとなる。

もし国民が大人しく自宅でテレビ観戦するのであれば、宅配やフードデリバリーの需要は増えそうです。
どうせどこかの家に集まって「ニッポン!ニッポン!」とやる人も一定数いるだろうから、密な状況はあちこちで生まれ、そこに配達に行くドライバーさんのリスクもある程度覚悟が必要か。

IOCのお偉方や政治家達はオリンピックが始まってしまえば、日本国民の反対感情など消し去られ、「やってよかった」と感謝されるに違いないと楽観的に構えていることもムカつきますけどね。
これで選手間や一般市民の間で感染状況が悪化して取り返しがつかない状況になってしまったら、一体誰が責任を負うのだろうか?

頼り無い総理は相変わらず質問にきちんと答えようとしないし、国民に押し付ける抑制とオリンピック開催に向けての何でもあり的な対応が矛盾しすぎている。
これでオリンピックさえ開催してしまえば、選挙も勝てると思っているのだから国民もバカにされたもんです。

ここはしっかり責任を追及し、悪人どもをランク付けしてやろうじゃありませんか。

 

昨年・今年と子供たちのイベントを散々中止に追い込んでおいて、オリンピックだけは別格の扱い。
これで「国民に夢を」とか冗談じゃない。

アスリートにとってオリンピックは確かに大事かもしれません。
しかしそれは平時の状況において言えることであり、子供たちにとっても目の前の1年・2年は2度と戻らない貴重な時間。
それを大人の都合で国民は我慢してください、アスリートには何とか集大成の場を、と周囲の声も何も聞こうとせず突っ走る。

私達の人生を振り返っても、修学旅行や運動会、部活動、大会での思い出など非常に大切な経験をしてきたし、そこで過ごした時間や仲間というのは忘れることができないかけがえのない思いでであった。

それらを犠牲にし利権優先で物事を進める醜い大人たち。
だから成りたくない職業とか軽蔑する職業として「政治家」が上位にランクされるような変な時代になっている。
菅さんの答弁とか聞いていると、確かにああは成りたくないよねぇとなる。

今年の祝日の移動は7月に4連休、8月に3連休ができます。
特に8月はお盆休みと繋げる人もいるでしょうから9連休が可能になるかも。
まあドライバーにとっては余り影響はなさそうですが、猛暑の最中ですので休める時にはしっかり休んで、体調管理には気を遣いましょう。

子供や奥さんの溜まったストレスを解消するために家族サービスも何か考えてあげましょう。
働くだけが人生ではありません。
政治家とは違う、身近な人に寄り添った思いやりが今こそ必要です。

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