他人の時間で生きるな!

近未来的軽ドライバーの心得 その2である「拘束されない」

これ結構大事です。「自由」という憧れに置き換えることもできるかもしれません。独立した一番の動機としている人も多いでしょう。私もその一人です。独立したからこそ行使できる特権と言ったら言い過ぎかな?

 

会社員の方は雇用される事と引き換えに、いろいろな制約の中に取り込まれてしまいます。場所・時間・給料・・・ 他に会社・職場の独自のルールに束縛されているかも。いわばお店毎の定食のような感じ。

一方、軽ドライバーは自分で働き方を決めなければなりません(決めることができる)が、そこにオリジナリティを発揮することが可能になる。どこで、何時間、いくら稼ぐか・・・ ビュッフェやバイキングというイメージかな。

定食はお任せ的で楽は楽ですが、その時の気分や体調によって自分に合わない場合もある。かといって中身に注文をつけるのは難しい。そのお店(会社)に入った以上は仕方がないですね。

ビュッフェやバイキングでは食べたい物を食べたいだけチョイスすることができる。腹が空いていなければフルーツやデザートを攻めるとか(笑) 今の私の働き方が例えればそんな感じでしょうか。

 

働く場所とお給料は最初に納得しているだろうから仕方がないにせよ、今の世の中、労働時間について非常に神経質になっていますよね。いかに拘束時間がルーズな職場・会社が多いか。しかも残業代未払いなんて法律も何もあったもんじゃない。

軽運送業の世界も一応独立した個人事業主という立場で活動していながら、実は委託先から変な拘束をされて自由度が低い働き方をしている人もおります。真面目な人ほどそういう環境に取り込まれていきやすい感じがいたします(かと言って私が不真面目ということではありませんよ ^^;)。

雇用契約ではないので何時間働こうが労働基準法に抵触しないことをいいことに、早朝から夜遅くまでノルマのような配達量を課せられて、何か弱みでも握られているのか足元を見られているのか、そのうち倒れるんじゃないかと心配になりますし、「それが独立して貴方が望んだ働き方だったの?」と問いかけたくなってしまいます。特別な事情があるなら余計なお節介ですけど。

 

長く軽運送業を続けようと思うなら一つの仕事で長時間拘束されるような働き方は避けた方が良いと思います。例え稼ぎたいと思っていても。長距離トラックの事故、多いですよね。

人間の集中力は丸一日持続させるのは困難です。それが毎日のこととなると自立神経に影響が出る。運転事故が多発するのは夕方ということも言われており、そこに猛暑や極寒、雨天等のストレス要素が加わると更に事故に直結する可能性が高くなる。稼ぐために事故を起こして人生を棒にふるような事は絶対に避けたい。

 

私は現在、週に7日、複数の仕事をそれぞれ短時間でのローテーションをしているような働き方をしています。短時間の委託仕事は終わりがハッキリしていることと、仕事が変わることで気分転換になるしそれぞれ集中力が持続できるのが中高年にとって有難いんです。仕事の合間に昼寝を取り入れているのも体調管理に役立っている。

そんなんで稼げるのか? と思われるでしょうが、まず職場を自宅近くに集約させているので移動時間が少なく済んでいるため無駄な時間なく収入にできることと、全て委託ですから労働基準法に関係なく週7日でも1日15時間でも好きなだけ働ける。この好きなだけ働くことができるかできないかで収入は大きく違ってきます。完全週休2日制の人には好きな事やって会社員より収入が多いというのがピンとこないようですが、変な拘束をされずにちょっと条件の良い仕事を拾っていけば結構いい収入になります。

時間は自分で操るもの。拘束され他人の時間で生きていては人生は楽しめない。

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