Uber EATS(ウーバーイーツ)は稼げるか?

最近、軽運送業で走り回っているとロゴが目立つ大きなバッグを背負い自転車で配送されている話題のUber EATS(ウーバーイーツ)のドライバーさんをよく見かけるようになりました。

近未来的ドライバーの一つの姿とも言えるこの仕事、実際はどんな感じなのでしょうか?

 

応募は老若男女に解放されており、スマートフォンを所持していることと自転車に乗れることだけが最低条件とのことで、軽運送業よりも更にハードルが低い。しかも自分の好きな時間に好きな場所(ただし配達の需要がある場所になるが)好きなだけ働けるということで、新しいビジネスモデルとして注目を浴びている。秀逸なレポートを見つけましたのでそちらをご覧いただけるとおおよその仕事感が見えてきます。

『ウーバーイーツ』の配達人になってわかったシェアリングエコノミーのプラットフォーマ―ビジネスモデル。

私が実際に見かけた配達員の方はいずれも男性の若い層で、体格が良く実に自転車で走る姿がカッコ良く見えました。まあ私が走っているエリアは坂が多いので、いくらアシスト付き自転車を使えるからといっても年配の方や非力な女性には向いていない場所ではありますけど、平坦なエリアであれば中高年や女性でも自転車で活躍されているようです。バイクや車を使っての契約・配送も可能ですが、経費と小回りが利く事を考えると最後は自転車での配送に行きつくのでしょうか?

Uber EATS女性配達員の動画

Uber EATS男性配達員の動画

この仕事の実質的な経費は、仕事開始時のバッグを借りる時の保証金(8000円=返却時に保証金も返却)と自転車をレンタルした場合のレンタル料とスマホの通信費。アプリも常時接続しているような状況でバッテリーの消耗が速いことと、結構配達先住所指示が曖昧で連絡するための電話代も意外にかかるらしい。ガソリン自腹で走るよりは経費は少ないが報酬がそれなりに見合っているのかどうか興味があります。

報酬システムは配達荷物を受け取った時点で「受け取り料金300円」、配達終了時に「受け渡し料金170円」が発生するのと、走行距離(受け取り場所から受け渡し場所まで。複数の配達の場合、合計の距離が計算対象)150円/Kmというのが収入の目安なのですが、そこから手数料として35%引かれる。なので一件の最低配達収入は (300円 + 170円 +150円 )×65% = 403円

自転車で2~3Kmの配達なら1時間に2件はできるとして、時給換算で1000円いくかどうか。もちろん慣れてくればより需要が多く効率的に出来る場所もわかってくるので、収入としてはもっと増やせる余地はある。問題はこの働き方が他の仕事と比べてどうなのかということ。適度な運動・気分転換ができ空き時間でお金になるという収入手段を持っておくのは悪くはないと思う。副業にするかメインにするかは自由だし。

(Uber EATSで近未来的な働き方を創造しよう!)

軽運送の仕事、例えば宅配との比較とすると時給換算1000円というのは宅配では1時間に6~7個配達して得られる報酬レベル。おおよそ2割の不在再配達の現状から考えて実質8~9個配達しにいく作業とほぼ同等。ただそれは単純に報酬での比較であり、かかる経費を考えると微妙ですね。1時間2件の自転車配送と1時間8~9件の軽自動車での配送作業がほぼ収入的には同じというのは・・・

働き方の大きな違いは時間の使い方。Uber EATSは自転車に乗って仕事が出来る状況であっても仕事を請けなくても良い。タクシーに近い感じでしょうか。やりたくなればアプリONにして待機すればよいし仕事したくなければOFFにしておけばよい。車の配送業務ではやりたい時だけというのは難しい。

しかし拘束時間が長い事が敬遠されている運送の世界でも、最近は人手不足対策の一つとして働く時間を割と好きにできる求人も増えてきたし、Uber EATS的な短距離スポットを空き時間で出来る仕事も出現してきている。近未来的軽ドライバー実現に向けて環境が整いつつあるのを感じています。

 

周囲が動き出してようやく頭の固い業界や会社の経営者も働き手のニーズを考慮するようになりつつある。ただし肝心の収入の部分を変えていかないとまだまだやりたい職業にはほど遠い。もはや働く側が働き方を自分で構築していく時代。いつまでも「仕事あるよ、来てよ」で人を釣れると考えている職場は誰にも相手にされなくなる。

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