YOKOHAMAにカジノは必要か?

横浜市長選挙が約1週間後の8月22日(日)、投票日を迎えます。
秋に行われる予定の第49回衆議院議員総選挙に向けた前哨戦とも言える大都市での民意は気になるところ。
しかも菅首相のお膝元でもある神奈川2区のある横浜市ですから、国民の怒りがどのような投票結果を招くのか注目されています。

今回の横浜市長選の一番の争点はカジノ誘致問題でしょう。
前回の市長選では現市長の林氏が当選(3期連続)したわけですが、選挙の約半年前に誘致は難しいと「白紙」の立場を取るも当選後に誘致へと舵を切り、市民の怒りを買うことに。

公約違反すれすれの、いかにも政治家らしい変わり身を市民は忘れてはいない。
市民団体から激しい誘致反対運動が起き、国政に携わる元IR担当副大臣がカジノ進出を目指していた中国企業から現金を受け取っていた収賄容疑で逮捕されるなど、横浜市以外の誘致候補にも大きな逆風が吹き荒れることになる。

そして突然のコロナ禍。
国内はカジノ誘致どころではない状況となり、一旦はカジノ問題は話題から遠ざかっているように見えた。
しかし利権に執念を燃やす政治家がそう安々と金のなる木を手放すはずがない。

一時は誘致の最有力地とも言われていた横浜の市長という美味しいポジション、しかも菅首相の息がかかる魑魅魍魎が蠢くエリアと言うことで何やら怪しい動きが始まったと思ったら案の定。
菅首相が懇意にしているというカジノ管理委員会を所管してきた前国家公安委員長なる人物が、急遽誘致反対の立場で市長選に立候補してきた。

しかも「環境が整っていない」という理由で誘致反対の立場を表明しているが、裏を返せば「環境さえ整えば誘致が可能」と言っているようなもの。
林現市長の時の「白紙」と同じく、政治家特有の曖昧な表現で寝返りの臭いがプンプンする。

普通に考えれば菅首相が応援するような政治家にホイホイ投票するほど横浜市民もバカではないはずなのだが、問題は市民とは別の組織的な動き。


自民党横浜市連の市議は基本的に誘致賛成の立場を取っている。
その中で大多数は小此木支持となるようだ(残りの少数が林支持)。
市議には当然それぞれに応援部隊があるだろうし、菅首相の選挙区(神奈川2区)にも自民党を支援する者が多数いる。
菅首相が応援するとなれば当然投票するであろうし、首相自ら企業や団体に圧力をかけているとも噂される。

政治家の後ろ盾が無くなると困る企業や関係者は、造反するわけにもいかず不本意でも小此木氏に投票することになるであろう。
困ったことに投票率が下がるとこうした怪しい組織票が効力を発揮する。
これまでの選挙において前評判の悪い政治家が誕生してしまうのも、一般市民の声が組織票に負けてしまうから。

林現市長が立候補を躊躇っていたのも、市民の声から誘致賛成の立場では勝てないと思っていたからでしょう。
ところが次から次へと立候補者が現れ、票が割れる。そして自分にもある程度の組織票があるので勝ち目が出てきたと思っての遅ればせの参戦ということでしょうか。

選挙の争点とは別に今の国民には自民党への憎悪がベースにある。
少しでも自民党の臭いがする者は選挙では厳しい審判を下されるでしょう。
今の首相や政治家達の傲慢なやり方を散々見せられてきた国民としては、唯一鉄槌を下すチャンスが選挙。
ここで投票もしないと言うことは、何されても文句を言う資格が無いことになる。

「どうせ自分の1票など何にも影響ないし」、と思いたくなるのもわかります。
でもそういう国民気質を政治家はわかっているから、好き勝手にやられてしまう。
「オリンピックをやっちまえば、終わる頃には国民は大人しくなっているさ」と鼻で笑ってましたよね。

でもオリンピックが終わっても菅首相の支持率は下がる一方。
高を括っていた首相も焦っているらしい。「どうして国民をコントロールできないんだ?」と。

有効なコロナ対策も打ち出せない歴代最低の首相に国民がコントロールされてたまるもんですか!
今回ばかりは国民の怒りの炎は簡単には消せないでしょう。

今年の地方選挙では自民党は連戦連敗。
せっかくの怒りの流れが出来ているのに、今度の横浜市長選で小此木氏が勝つようなことがあれば、私も横浜市民として恥ずかしく思う。

いかにも公約を反故にするのが見え見えの政治家を身内の組織票で勝たれてしまうなど言語道断。
ますます国民の声が届かない形骸化した選挙にしてはいけないと思う。

カジノを誘致するメリット・デメリット

政党・政治家の好き嫌いの前に、カジノを誘致することでどんなメリット・デメリットがあるのだろう。

これは競馬や競輪・競艇等の公営ギャンブルと相通じるところがあります。
これらが存在する自治体には税収という恩恵(?)がある。
その自治体に居住する者はもしかしたら他の自治体に住むより税の負担が軽くなったりするかも。

直接税負担が軽くならなくとも、公共の設備やサービスが充実するかもしれません。
人口の減少や経済の弱体化で税収減というのは自治体にとって死活問題。
背に腹は代えられずギャンブル税収に依存することは、手っ取り早いとは言えそれこそ一種のギャンブルになりかねない。

デメリットとすれば地域のイメージを損なう心配。
治安の悪化は容易に想像できるしその対策に余計な費用がかかれば本末転倒。
またギャンブル依存症の人が増えることの懸念もある。

行政側の考え方と市民側の心配に隔たりがあることが拒絶反応に繋がっていることは否めない。
特に最近は何をするにも「利権」という疑いがついて回る。
いかに民意に寄り添いながら丁寧に説明を続けていかないと、疑心暗儀は深まるばかり。

しかし選挙という機会があるのですから文句があるなら意思表示をしないと。
私も軽貨物で独立してからはいろいろなことが生活に密接に関わっていることを実感し、毎回必ず投票に足を運ぶようになりました。
今回の横浜市長選も期日前投票初日に既に投票を済ましてきております。

 

とにかく投票に行く動機・理由をハッキリさせることで行ってきましょうよ。
政治家にバカにされないよう、1票の重みをわからせてやりましょう!

私的にはYOKOHAMAにはカジノは必要ない。税収が増えてもその使い道は民意に沿うとも思えないし、これ以上治安を悪くしないで欲しい。
まずは目の前のコロナ対策を最優先に片付けて欲しいものです。

皆で投票して選挙速報を見ながら留飲を下げたいですな!衆院選も!
神奈川2区で首相落選とかマジで見てみたい。

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