通勤のない働き方
通勤地獄と無縁な働き方はお好きですか?
会社員・サラリーマンという言葉から連想されるもの・・・
朝礼、会議、通勤、残業、上司、飲み会、出世、転勤、ボーナス・・・
多くの方が容易に頭に浮かぶのは上記のようなキーワードでしょうか。ボーナス以外にあまり良いイメージのものがないことに改めて気付かされます(笑)。その頼みの綱であるボーナスだって怪しい時代になってますし、その心細いボーナスのために何もかも我慢を強いられ、心も体も会社に捧げる人生を「安心」と呼んでいた時代はとっくに終わっているんですけどねぇ。
最近の台風騒動においても、交通機関の混乱による通勤への影響は大きく、会社員は大変だなぁとしみじみと思ったりします。昔は私も会社員でしたからその辛さはよくわかる!というか、会社員辞めた理由の一つが間違いなく「通勤=痛勤」にありましたから。
ただ時間が無駄というだけでなく、あの混雑。何で皆同じような時間に同じような方向へ行かなくちゃならないんだ?という子供じみたムカつきが一つのストレスとなっておりました。業務のための移動時間は間違いなく労働時間認定されるべきだと思います。台風や大雪時に「何があっても会社に来い」なんていうのは明らかに業務命令だし、業務命令遂行時は当然労働時間プラスαの範疇ですよね。交通費払ってるだろ!通勤地獄も給料のうちだ!っていう屁理屈に騙されないようにしないと。
今でこそフレックス制とか在宅勤務とか融通の利く働き方も増えてきましたが、災害時等でも柔軟に対応できる働き方が浸透してくれば、通勤地獄や帰宅難民という状況も解消されてくるはずです。一律に何時までに出勤みたいな事をしなくても多くの仕事は回る(一部の職種は除く)と思うんですけどねぇ・・・
で、そんな通勤嫌悪な私が手っ取り早く選んだ働き方が「独立・個人事業主」。
今は朝起きたら既に事務所にいるわけですから(笑) 台風で電車が止まったニュースなどあまり真剣に聞いていない。これが会社員時代だったら前夜からピリピリして普段より早く家出なきゃとかもう気疲れしてしまう。
軽運送という仕事も一応荷物を積みに行きますので、仕事を始めるための移動時間はありますけど、会社員のようにタイムカードで管理されているわけでもなく、仕事場に到着する時間は委託は一般的には余程タイトな仕事を請け負っていなければかなりアバウトでOKになっている。台風等の自然災害時は道路事情で移動に時間がかかる場合もありますが、到着が大幅に遅れても一本連絡でも入れておけばお咎めになることはないでしょう。ただし体育会的な業界ですからとにかく全体を管理・拘束したがる会社もあるので、それが嫌だと思うなら請負契約を交わす前に仕事場の雰囲気とかを確認しておけばよろしいかと。
先日、職住近接のメリットをお伝えしましたけど、ガソリン代も高騰したままですし通勤・移動に時間がかかることは何一つ得なことはありません。毎日の事になりますので積み重なっていくガソリン代と時間の浪費ほどバカバカしいものはない。独立したらもう経営者なんですから、そういう”ムダ“な部分に敏感にならないとどこかで挫折することになりかねません。
ところが会社員ドライバーは会社の金でガソリン使ってますから経費意識が薄い。窓の開閉で調節できる程度のちょっとした気温の変化でもすぐエアコン使いたがるし、車内で休憩していてもアイドリングしたままで平気。コンビニの駐車場なんかでよく見かけるでしょ?
近未来的軽ドライバーは時間と経費の管理には敏感であることです。通勤・移動に費やす時間はもっと他に有効に使えることがあるはず。例えばそれが睡眠時間のためでも副業のためでも。
感性を研ぎ澄まして次のステージを目指しましょう。