ブログとライター仕事

どこでも出来る働き方こそ最強ではないか?

60歳以降の働き方を見据えて、執筆を「業」にすべく活動を始めました。

webライターというと一見ハードルが高そうなイメージがあるかもしれませんが、リアルな書籍出版と違って誰にでも門戸は開かれています。

 

私の場合は10年以上ブログを継続してきた”ノリ”でライター仕事に足を踏み入れてしまいましたが、ブログをやっていない人でも執筆仕事未経験の人でも参入することができます。逆に素人色が出た文面を求めている仕事もありますので、文章の構成力より「その人しか知らない・書けない」ネタを持っていたりすると速攻オファーが来たりします。

webライターになる・始める入口は、いくつかあるクラウドソーシングサイトに登録(無料)し、プロフィールを作成して公表するだけ。面接面会不要です。もちろん公表する名前はニックネーム・バンドルネームでOK。一応作品例などを記載するよう誘導されますが、多くの方はライター未経験で登録してくるわけですから作品例などなくても大丈夫ですけど、自分の得意・書けそうなジャンルは登録しておきましょう。ブログ経験やブログのURLを記載しておけばクライアントがその人の作品例として見てくれます。私の場合も作品例代わりにブログを紹介していたおかげでいきなり何件ものオファーをいただけましたから。

 

求人サイトと同じように毎日新しい案件が紹介されて来ますので、オファーがないからと言って仕事のチャンスがないわけではありません。会社員が登録しようがこの世界では基本はフリーランスなのですから自分で仕事を取りに行く姿勢がないといつまでたっても先に進めません。未経験者なら尚更です。

履歴書や書類審査、面接もなく登録するだけで始められるのですからこんなにハードルが低い働き方はないです。ただしハードルが低い分、その後の居心地は自分次第です。最近はこういう働き方が増えてますね。アマゾンフレックスやウーバーイーツもそう。老若男女・経験問わず誰でも登録は出来ます。その後はその人がどれだけやったかが全て。ノルマがない代わりに報酬も保証されません。

 

ライターに関する案件に絞ってお話をすると、記事作成・広告作成・ネーミング募集・キャッチコピー募集・アンケート・リライト・翻訳・・・etc
と、ジャンルは幅広くあります。なかには情報商材の書き込みや貼り付けみたいな怪しいものもありますけど ^^;

怪しい仕事ほど報酬が高い傾向に感じます。この辺は一般の求人広告と同じ。かと言ってメチャクチャ安い案件もあります。いくら未経験者だからと言っても数時間かけて書き上げた報酬が100円とかじゃねぇ。誰も応募してませんし。

広告・ネーミング・キャッチコピーの募集は基本はコンペ形式になります。一人何案でも応募できることが多いですし、経験・未経験関係なく参加できるので人気があります。完全に採用報酬となりますので何十案・何時間かけて提案したからといって必ず労働対価が貰えるわけではありません。ただし採用されると報酬は数万円~数十万円となるので一攫千金目当ての目が血走った方々が「数打ちゃ当たる」作戦で応募してきますから相当なセンスがないと難しいかな?採用されたら凄い自信になりますけどね。

 

記事作成で人気・需要があるジャンルは、医療・旅行・美容・金融・転職・エンタメ・・・とその時の世の中のニーズにも左右されます。上記のようなジャンルが得意・記事ネタいっぱいあるという人は案件も多いし長く活躍できそうです。また執筆以外にもイラストレーターやデザイナー、プログラマーや国家資格といった専門技能を兼ね備えている人はライター専属契約・高額報酬が期待できます。
自分の棚卸が必要というのは次の働き方への準備となるからです。

 

実際いくつかの案件を経験してみての感想ですけど、当然と言えば当然ですけどブログを書くのとは大分違うなと。
ブログは納期もないし自分の好き勝手に書けますけど、記事作成仕事となるとまずクライアントと契約すると発注書のような案件に関するガイドラインと要望がメール等で送られて来ます。クライアントによって体裁も違うのでしょうが、ターゲット層・おおよその文字数と納期・キーワード・タイトル・納品形式が指定されます。SEOを意識したキーワードの盛り込み方は最低限求められます。文末は です。ます。調で。とか、主観や曖昧な表現禁止とか、結構細かいので最初は面食らいましたが、これは慣れで克服できます。

まず大事なのは自分がどう書きたいではなく、クライアントが求めていることを把握すること。その上で堅くなりすぎずに上手く自分の個性を生かした記述が出来るとクライアントの評価はUPします。納期は結構余裕を見てくれるようなのでコツをつかめばどうということはなさそうです。

まあ未経験者のスタート(お試し)ではそんなに厳しくルールを指定してこないはず。まずはライターとしての適性や特徴を見るために割と自由に書ける案件から紹介してくれると思います。自分の時もそうでしたから。

ただし常連さんも未経験者も同様に厳しくチェックされるのが他のサイトや書籍からの転載・言い回し・コピペ等。規定の文字数以上が同じと判断されると案件の中止や報酬の無効となる場合があるとのこと。納品完了後チェックに2~3日かけてますから相当細かく見られているようです。安易に記事を作ろうとすると痛い思いをするので、長くライターを続けたいのであれば自分に厳しくしていく必要があります。

 

仕事としては場所や時間を選ばず出来ますので、子育て中や専業主婦、親の介護で離職を強いられている方々等には重宝され浸透してきています。何かに従事されている方にも隙間時間で収入になるので、効率的なライフスタイルを構築する上で面白いと思います。

数年後にはあくせく働く自分とはおさらばして、汗一つかかずにカフェの片隅で仕事をしている自分がいる・・・はず?

 

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