コントロールすることの大事さ

コントロールできれば大丈夫なんだけれど・・・

大型で猛烈な台風が日本に接近しています。
日本の台風ランクでは「猛烈」というのは最強位となりますが、まだ発達を続けているらしい。
ふつうは日本に近づくにつれ海水温も下がっていくので徐々に勢力は衰えていくものだが、今回の台風はその逆!発達が止まらない!
世界的異常気象は海水温にも影響を与えているのだろうか?
予想では日本列島を縦断していく最悪なコースとなっており、過去最大級の被害も考えられる。

3連休からの直撃ということで通勤への影響は微妙ですが、連休明けに通過予定の中部・関東・東北方面は要注意。
苦労して出勤することは過去に良い結果をもたらせたか?十分ご自愛くださいませ。

ちなみに気象庁のデータ(1991年~2020年の30年の平均)から台風の発生数を見てみると、
8月は平均5.7個発生しそのうち日本に接近した数は3.3個。上陸した数は0.9個。
9月は平均5.0個発生しそのうち日本に接近した数は3.3個。上陸した数は1.0個。
10月は平均3.4個発生しそのうち日本に接近した数は1.7個。上陸した数は0.3個。
となっている。

8・9月は日本接近は週1ペースでやってきて、上陸は月に1回という感じ。
意外に少ないと感じるか、日本に住むには災害リスクが高いと感じるか。
もちろん地域差はありますけどね。

日本人の脳にはこの渦巻きが焼き付いている

あくまで30年間の平均値であって、年によって偏りはあるので印象もちまちになる。
例え上陸が1回だけの年であっても大事な行事に直撃されたのであれば、印象は強くなる。
毎週のように上陸していたとしても、勢力が弱かったり交通機関や生活に支障が出なければ印象は弱いかな。
まあ台風はマスコミが騒ぎ立てるので、回数に関係なく印象は残りますわな。

自然災害の中でも地震や噴火と違って「台風」は事前に予測がある程度可能である。
勢力やコース、通過時刻や風向き、雨量の予測等は年々進歩を遂げているおかげで、避難行動や事前に出来る準備にも役立っている。
それでも被害がなくならないのは、突発的な裏山の地滑りとか河川の氾濫みたいな2次災害まで気が回っていないからか。

地滑りや河川の氾濫も行政ではある程度予測認識はしている。
ただどうしても予算ありきの対応になるため、被害が起きてからの後手後手の対応となる。
しかし災害発生すれば緊急に土留めや水害処理費用がかかるのだから、だったら先手でお金を使いなさいよ!という庶民感覚の声は行政には届かないのかなぁ。

自然災害だけでなく、何事にもトラブルの発生や被害リスクを想定し事前に準備しておくことは大事です。
いや、準備というのは受け身ですよね。むしろそのリスクを積極的に潰しにいくことはできないか?と考えたことはありませんか?
気取った言い方をすれば「未来をコントロールする」ということ。

必要なところだけ雨を降らすことができたらなぁ

地震や噴火は現在の人類の英知・技術では予測精度はまだまだという感じ。
天候に関しては海流や海水温をいくらか操れないか?台風やハリケーンの中心に爆弾を投下して爆風で勢力を衰退させられないか?雨雲の中に乾燥材を噴霧するなどして雨量を抑えられないか?みたいな一見バカげたアイデアも出てきたりします。
某国では国家的行事にはかなりの確率で雨天を回避する「何か」が行われているとの噂もある。

気象予測はある程度できるレベルにはあるし天候のメカニズムも解析されているので、コントロールすることも近未来では可能になるのでは?と期待されている。
まあ机上では簡単にものを言えるが宇宙開発と同様、なかなか壮大な規模のプロジェクトですな。
気象をコントロールすることが果たして地球にとってどうなのか?という疑念も湧いてくる。
人間の営利目線で考えずに自然は自然に任せておけ、と。

しかし人類の未来を考えれば、天候不順は食糧危機にも直結するのでやる意義もある。
以前SDGsの話も致しましたが、飢饉の問題は衛生や感染症問題ともリンクするので放置するわけにはいかない。
どこまでコントロールすべきか?コントロールできるのか?

世界的規模の話となると、何をするにも各国間の意思疎通と協力関係が必要になる。
ところが現在は社会主義系と民主主義系、そこに宗教問題や過去の歴史等が絡み合う複雑な関係が出来上がっており、全世界協力のもとで何かを進めていくのは極めて難しい。
例え宇宙人が地球侵略で攻めてきたとしても、一致団結して地球を守ることなどできないのではないだろうか?

もはや地球上の国をコントロールすることこそが人類の早急課題と言っても良いかもしれない。
何かを達成するなら綿密にコントロールすべき部分が存在するし、そこを処理できれば物事は一気に前へ進む。

支出を減らすことは自分でコントロールできる。

何が自分を苦しめているのか知らないとね

世界規模の話となるとなかなかまとめるのが大変ではあるが、これを個人に置き換えたらどうだろう。
つまり個人的にかかえるトラブルや問題を自分でコントロールすることができれば、ストレスも大きく減少し未来が開けてくるのではなかろうか?

例えば働き方をコントロールできたらなぁ・・・なんて思ったことありますよね?
これができれば収入も自分の意思で変えていくことはできるのです。
他人が決めた給料に文句は言うが自分で収入をコントロールするのは無理!という人ばかり(-_-;)

収入がコントロールできないのは他人のルール下で働いているからを理解しているか?
そもそも自分自身をコントロールできていないから様々な問題を抱えるのでは?

家賃が高ければ安い家に住む。貯えを作りたければタバコを止める。酒を止める。
SNSは必要か?承認欲求は何の意味がある?スマホに振り回されている自分を俯瞰してみるとか。
まだまだ自分をコントロールできる部分はたくさんあるはずです。

ところが実際はいろいろとやらない言い訳を探してきては現状を変えようとしない。
支出を維持するために余計に働き、嫌な職場も変えずに我慢を続けストレスを増やし続ける。
それってやむを得ないことですか?
今の働き方を見つめ直すだけでも自分をコントロールする糸口は見えてくるはず。

「なるようになれ」「行き当たりばったり」は楽です。
主導権を自分で握らず流れに身を任せればいいのですから。
でもそういう生き方をしている人に限って不平不満愚痴嫌味を撒き散らしている。
実は「なるようになれ」は相手にコントロールされていることに気付きましょう。

コントロールされてばかりが貴方の存在意義ですか?

自分および自分の未来をコントロールしていくのは確かに辛いと感じる部分もあるでしょう。
しかしその努力すらせず楽な方に逃避していることが今抱えている問題点を象徴している姿。
働き方も収入も労働時間も自分でコントロールできることに気付いてほしい。

そこで生まれる些細なストレスなど、他人に労働時間や収入を決められていることに比べれば大したことはない。
本当に大事なことは「自分でコントロールすること」なんです。
貴方の人生、自分で何も決められなくてどうするの?

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