軽ドライバーはガソリン価格を軽く考えるな!

関東エリアにお住いの方々には昨夜の地震は驚かれたと思います。
地震の揺れももちろんですが、緊急地震速報の「音」は実に心臓によろしくない。
一気に血圧・脈拍が上がり、冷静な判断を妨げ人々をパニックへ誘導するのではないか?と。

 

多くの方は仕事を終え、帰宅途中だったか家で寛いでいた頃でしょうか。
もしくは緊急事態宣言も明けたことで、飲み屋でクダを巻いていて帰宅難民になったか?

とにかく大地震に遭遇した時、どこにいるかというのは生死を分ける重要なポイントですよね。
生き延びる確率を少しでも上げることは、実は可能なように思えるのですが・・・

 

昨夜の地震発生時、私はまだ複業先の倉庫内で作業中でした。
倉庫の周囲は海。かなりの揺れの中で頭に浮かんだのは「津波」です。

埋め立て地でもあり大地震が来たら周辺は確実に液状化するでしょう。
車はもちろん徒歩での避難もままならないかも知れません。
できればそんな場所にいることは避けたいとは思っているのですが・・・

30年以内に大地震が起きる確率は相当高そうです。
会社や仕事は極力被害を被らない環境を選びたいですよね。
でもそういう視点で会社や仕事を選んでいる人がどれだけいるでしょうか?
多くの人は仕事中の大地震の犠牲者となり得るでしょう。

 

幸い昨夜は津波の心配は無かったのですが、余震が嫌で速攻に倉庫を後にしました。
生憎給油しなければならないタイミングだったので、自宅近くのセルフスタンドに立ち寄ったところナント停電中!

これは想定外!停電で給油できないなどこれっぽっちも考えておりませんでした。
しかし実際は十分有り得ますよね。

 

以前富士山の近くにキャンプしに行った時、物凄い雷に襲われたことがありました。
あんなに近くに雷を感じたことはなく、数秒ごとにすぐ近くにドカンドカンと落雷しているような状況。
キャンプ場近くのお店で買い出ししようとしていたのですが、落雷の影響で周辺は停電。

お店が停電するとレジや冷蔵庫も使えません。
都会の立派なスーパー等であれば予備発電等で対応できるかもしれませんが、田舎の個人商店のようなお店ではお手上げです。

夕方で天気も悪く停電中の店内は暗い。
商品も値札も見えないような中、店主は商売根性あります。
レジは使えないが懐中電灯と電卓一つ持ち出して会計してくれました。

お釣りのやり取りが難しいので店主も太っ腹、客も太っ腹。
レシートも出せない中、メモ用紙でのお会計。
かなりアバウトな会計だったのが今でも良き思い出として残っています。

 

話が少々それましたが、23時半頃になって停電が解消し無事給油できたのですが、改めて災害が生活を脅かす怖さを思い知らされました。

ところで昨日スタンドで感じたことがもう一つ。
ずいぶん値段が高くなってきたなぁ と。

レギュラーのリッター価格が160円寸前。
たまたまメディアでもガソリン価格高騰の報道をしていましたが、リッター160円を超えてくると運送業はちと厳しい。

運送業のリスクは経費が大きく変わること。
特にガソリン価格は自分達の努力ではどうにもならないランニングコスト。
ここを抑えたいなら走行距離も減らさねばならない。すなわち「走るな!」と。

ここで私がいつも言っている「走らないドライバー」というコンセプトに繋がってくる。

近未来的軽ドライバーは運送の仕事に拘らずに稼ぐ!

稼ぐということは何も運送の仕事に固執することはない。
朝から晩まで狂ったように配達しまくる働き方を選ぶのも自由。
午前中だけ、あるいは夜だけ運送の仕事して、残りの時間を複業するなり投資するなりして稼ぐのも自由。

働き方によって収入も経費も随分と変わります。
売上だけしか視界に入らないような軽貨物の働き方は経費持ち出しで相手に利用されやすい。
長時間走っても残業が付くわけではないし経費だけが増えていく。

足し算式の収入は労働時間とのバランスが悪くなりがち。
軽貨物の仕事には「ワーキングプア」になる危険性が結構高い。
見た目の売上に騙されると手元に残る金額の少なさに唖然とするでしょう。

今の流れでガソリン価格が高騰を続けると運送業界全体がヤバくなる。
売上が伸びないのに経費ばかり上昇すれば、コストカットの矛先は委託に向かう。

宅配のように配達単価で稼ぐ委託ドライバーは荷物を減らされるか契約解除。
日収制のドライバ―も稼働日を減らされるか日収の減額を迫られる。
その分、社員ドライバーは給料変わらず負担は増大し、かつてのヤマト運輸問題が再燃するのは必至。

結局社員も委託もドライバーという仕事に魅力を感じなくなり、運送業界の人手不足は解消するどころか更に悪化していきます。
そんな業界・会社・仕事を誰がやってみようかと思いますよね。

だからガソリン価格高騰は軽ドライバー個々の経費問題にとどまらず、職を失うかますますの待遇悪化に繋がっていくのです。
そうなる前にリスクを回避した働き方について真剣に考えておくべきです。

収入ネタは一つでも多く持つ。
経費のかからない働き方も取り入れる。
時間の使い方と労働対価の見直し。
いいように働かされていないか?
掛け算の稼ぎ方を考えよう。

これらを考えていくとある景色が見えてくるはずです。
「労働者」ではなく「経営者」の視点が。
軽貨物は仕事ではない。ビジネスの1手段として考える。
これ、物凄く大事なことですよ。

いつまでも1馬力で1日何個配達できるか?という奴隷型労働脳から、時間を生み出す労働対価を重視する経営者脳に変わるべき。
これが出来なければいつまでもガソリン価格や待遇の変化に右往左往する末端労働者としてこき使われるだけ。

収入も労働時間も働き方も、未来は自分で切り開いていきましょう!

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