これからAIを使おうと思っている中高年に向けた学び方と楽しみ方、効果的な使い方
AI(人工知能)は、私たちの生活や仕事に大きな変化をもたらす技術です。
これからAIを使い始めようとしている中高年の方にとって、学ぶこと自体が新しい挑戦かもしれませんが、正しい学び方や使い方を身につければより豊かで楽しい生活を送ることができます。
私も最近生成AIを仕事に生かせる機会を得て、これまでにない充実した日々を送ることが出来ています。
本記事では、AIを「何となく知っている」から「なるほど、そう使えたら面白いね」と思えるほどに、学び方や楽しみ方、効果的な活用方法を紹介します。
目次
- AIの基本を理解する
- AIとは何か?
- 私たちの身近にあるAIの例
- 中高年でも簡単に始められるAI学習方法
- スマホやタブレットで学べるツール
- 無料・有料のオンライン講座
- 書籍やYouTubeの活用
- AIを使った日常生活の楽しみ方
- AIアシスタントを活用する
- AIを使った趣味の広がり
- AIの効果的な使い方
- 仕事への活用方法
- 家庭でのAIの活用事例
- 時間の節約と効率化
- AIを使いこなすための心構えと注意点
- 失敗を恐れない
- プライバシーやセキュリティの注意
- まとめ
1. AIの基本を理解する
AIとは何か?
AI(Artificial Intelligence:人工知能)は、コンピュータが人間のように学習し、問題を解決し、意思決定を行う技術を指します。
機械学習やディープラーニングといった技術を駆使し、大量のデータを分析して結論を導き出します。
例として、スマートフォンの音声アシスタント(SiriやGoogleアシスタント)、オンラインショッピングのおすすめ商品、ナビアプリの経路案内など、私たちの生活の中でAIはすでに多く使われていますよね。
「便利だなぁ」と無意識に使うものから、あらゆるシーンで使い分けるほどに様々なAIが登場し続けています。
私たちの身近にあるAIの例
- スマートスピーカー:話しかけるだけで音楽を流したり、天気を教えてくれる。
- 写真加工アプリ:自動で顔を認識してフィルターを適用する。
- 健康管理アプリ:食事や運動のデータを分析し、健康アドバイスを提供。
- ChatGPT:世界中の多くのユーザーが利用している多言語に対応するAIチャットサービス。
2. 中高年でも簡単に始められるAI学習方法
スマホやタブレットで学べるツール
- AI入門アプリ:例えば、「AI学習アプリ」や「機械学習入門アプリ」は初心者向けにわかりやすくAIの基本を学べます。
- チャットAI(ChatGPTなど):質問を投げかけるだけでわかりやすく答えてくれるので、調べ物に便利です。
無料・有料のオンライン講座
- Coursera:世界中の大学や企業がオンラインのコースを提供するプラットフォーム。
- Udemy:学びたい人、教えたい人のためのオンライン学習プラットフォーム。
- YouTube:AIについてわかりやすく解説している無料動画が豊富です。
書籍やYouTubeの活用
中高年向けに書かれた「AI初心者向け書籍」や、親しみやすいYouTubeチャンネルで学ぶのもおすすめです。
特に最初は無料のYouTubeチャンネルをいくつも見て、わかりやすく解説してくれるユーチューバーや面白そうな生成AIを探してみるのもよいでしょう。
趣味の一つぐらいに気軽に取り掛かってみれば、いつしかハマると思います。
3. AIを使った日常生活の楽しみ方
AIアシスタントを活用する
- スケジュール管理:GoogleアシスタントやAlexaで予定を管理。使ったことある人、多いのでは?
- 音声操作:離れた場所から家電等を操作する。アレクサなどはもう一般的に普及しているレベル。
AIを使った趣味の広がり
- 写真編集:AIが自動で写真を補正してくれる。スマホには標準的になってきました。
- 音楽作成:AIを使ってオリジナル楽曲を作ることができるツールもあります。
- 画像生成:この記事内に例を紹介していますが、指示の仕方でいろんな画像が瞬時に作成できます。
4. AIの効果的な使い方
仕事への活用方法
- データ整理:Excelの自動化ツールを使ってデータ入力を効率化。
- 翻訳アプリ:外国語のメールや文書を瞬時に翻訳。副業の翻訳仕事にも多く用いられています。
- 資料作成等:議事録やプレゼン用の資料作成などはお手のもの。出来栄えもなかなか優秀。
家庭でのAIの活用事例
- 家電の自動化:スマートホームデバイスを使い、エアコンや照明を自動化。
- 料理レシピ提案:AIが冷蔵庫の中身を元にレシピを提案してくれる。
- 停電対策が必須:さすがのAIも停電となると家電は支配できない。その時どうする?
時間の節約と効率化
- AIカレンダー:予定管理を効率化し、リマインダーで大切な用事を忘れない。
- 通勤時間の短縮:AIが最適な交通手段やルートを提案。
- 検索作業の短縮:一つのワードで複数サイトからの検索を収集できる。
5. AIを使いこなすための心構えと注意点
失敗を恐れない、食わず嫌いにならない
新しい技術に挑戦する際には、最初は慣れないこともあるでしょう。
しかし、繰り返し試すことで少しずつ使いこなせるようになります。
生成AIでは指定一発で完璧な結果がでてこないことは普通だし、何度もチャレンジして近道(最適なプロンプト)をみつけられるようになるのです。
AIと聞いただけで「何か難しそうだな」「パソコン苦手だし」と逃げ腰になる人もいらっしゃいますが、実際は子供のお絵描き程度に簡単なんです。
一度体験してみれば、現役引退してからの人生に「退屈」という2文字はあり得ません!
プライバシーやセキュリティの注意
- 情報管理:個人情報を入力する際には、信頼できるアプリやサービスを選びましょう。
- データ共有の制限:必要以上にデータを提供しないようにする。
- 公序良俗を意識:社会の一般的道徳観念を念頭に置いて生成する。明らかに反する指示指定は生成AIが生成拒否することもある。
6. まとめ
これからAIを学び使いこなしていくことは、仕事とは離れたプライベートの時間においても中高年にとって新しい楽しみや可能性を広げるチャンスです。
初めての挑戦に不安を感じるかもしれませんが、AIは思った以上に身近で簡単に使えるツールです。
この記事内で「ノートパソコンでニコニコ作業する〇〇」という単純な指示にちょっとアレンジを加えるだけで、いろいろな画像が簡単に生成できることがおわかりいただけたと思います。
ちなみにこんなページを要約した動画を作ってくれる生成AIもあります。
今回の記事を60秒程度の動画にまとめるとこんな感じになります。↓
何かいろいろな事が高齢者でも簡単に出来るので楽しすぎます。
また、音楽生成だって「作詞作曲:自分」みたいな曲がホイホイ作成できます。
ちなみに今の職場のハロウィンのイベント用に作った「作詞作曲:積荷オヤジ」の歌がこれ↓
今年65歳になる私のような枯れかけたジジイでも、AIを味方につけることで仕事上でも役に立てることが出来ています。
5年前に自分の今のこんな姿を想像なんてできなかったよなぁ・・・
楽しみながら少しずつ学び、AIを生活の中に取り入れることで、必ずや日々の暮らしがより便利で充実したものになるでしょう。
勇気を持って(そこまで思い詰めるほどのことではないです)まずは一歩を踏み出してみてください!