50代60代のデジタルライフ 楽しむ力と広がる可能性

ちょいもてオヤジ⇒ちょいもてジジィの時代へ!乗り遅れるな!

60歳ともなると、もはや不安しかない

誰しもがこんな気持ちを持って老後へ突入していくと思います。
私も60歳を過ぎて体力の衰えを強く意識しながら軽貨物ドライバーを続けていた頃はそんな感じでした。
実際、昨年63歳になったばかりの時に軽いめまいが続き、結局は本業の軽貨物の仕事を断念しすぐに介護関係の職に就きはしましたけど収入は激減し、この先の人生に不安の方が大きかった。

しかしそんな自分に希望の灯が見えだしたのは、過去にも少々触れてきましたがAIの登場でした。
好奇心だけは人並み以上あったおかげで、ChatGPTが日本で広まる前から試してみて「これからの社会は大きく変わる」ことを肌で感じました。
それ以降出てくる生成AIの多くを毎日のように試し、介護職においては異色のレクリエーションに関するデザイナー&プロデューサーとして充実した日々を送っております。

こんなことが可能になったのも、YouTube等により情報収集が無料で楽に出来るようになったことが大きい。
ただ見て「ふ~ん」で終わっていたら、ただの末端の労働者で日々平々凡々な経済的にも精神的にも貧しい人生で終わっていたに違いない。
私のような特に際立ったスキルや才能がないシニアでも、逆に時間に余裕が出てくる60代以降こそAIを利用することで不安を減らし楽しみも生まれてくると思うのです。
そんなことを今回はお話してみます。

自宅でも公園でも喫茶店でも時間のあるシニアこそAI使おう!

目次

  1. はじめに:デジタル時代におけるシニア世代の変化
  2. 50代60代のデジタルライフの現状
    • 2.1 スマートフォンとインターネットの普及状況
    • 2.2 SNSやアプリ利用の傾向
  3. デジタル技術がもたらすシニアライフの恩恵
    • 3.1 健康維持とウェルビーイングへの貢献
    • 3.2 趣味の発展と新しいコミュニティの形成
    • 3.3 AI技術による生活の効率化と快適さ
  4. シニア世代が直面する課題とその解決策
    • 4.1 デジタルデバイドの克服とサポート体制
    • 4.2 サイバーリスクへの対策と意識向上
  5. 未来への展望:シニアとデジタルの共存
    • 5.1 AIとスマートシティで広がる可能性
    • 5.2 終身学習としてのデジタル活用
  6. まとめ:デジタルを楽しむことで豊かになるシニアライフ

時間があるシニアにどこでも手助けしてくれるAIは不可欠。

1. はじめに:デジタル時代におけるシニア世代の変化

近年、日本の50代60代を中心とするシニア世代がデジタル技術を日常生活に取り入れる動きが顕著になっています。
インターネットやスマートフォンの利用が高齢者世代にも広がり、デジタルライフはもはや若い世代だけのものではなくなりました。

シニア層がデジタルツールを活用する背景には、健康維持や生活の効率化、社会との繋がりを求める意識が大きく関係しています。
本記事では、50代60代のデジタルライフの実態と、デジタル技術を活用することのメリット、そして直面する課題について掘り下げていきます。

2. 50代60代のデジタルライフの現状

2.1 スマートフォンとインターネットの普及状況

総務省の統計によれば、2020年代に入ってから50代60代のスマートフォン利用率は80%を超えています。
特にコロナ禍を契機として、リモートでのコミュニケーションやオンラインサービスの利用が急速に広がり、インターネットがシニアの生活に欠かせないものとなっています。

また、自治体が提供するオンライン予約システムや医療相談アプリなどの利用が増加し、シニア層が自発的にデジタル技術を取り入れる動きが見られます。

2.2 SNSやアプリ利用の傾向

LINEは、特にシニア層にとって家族や友人とのコミュニケーションツールとして定着しています。
さらに、YouTubeを活用して趣味に関連する動画を視聴したり、Instagramで日常を共有するなど多様なSNSが利用されています。
私の職場の74歳の女性も日々Instagram投稿を楽しみ収益化しているなど、年齢問わず使いこなす人が人生を謳歌している傾向があります。

一方、健康管理アプリや料理レシピアプリも人気が高まり、日常の利便性を向上させるツールとして活用されています。


老後の楽しみに作ったことのない料理に挑戦するのもイイね!

3. デジタル技術がもたらすシニアライフの恩恵

3.1 健康維持とウェルビーイングへの貢献

フィットネスアプリやウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)は、健康管理の手助けをしています。
例えば、歩数や心拍数の記録、食事のカロリー管理、さらには睡眠データの分析が可能です。
これにより、自分の健康状態を数値で確認でき、予防医療への意識が高まっています。

また、リモート診療や健康相談アプリを活用することで、医療機関に足を運ばずに専門家のアドバイスを受けられる利便性も広がっています。
良い状態を保つ(ウエルビーイング)ことは、高齢者にとって生活する上で何よりの安心材料にもなります。

3.2 趣味の発展と新しいコミュニティの形成

デジタル技術は、シニア世代の趣味活動を大きく広げています。
写真撮影やガーデニング、手芸といった趣味をオンラインコミュニティで共有することで、新たな仲間と出会い、情報を交換する場が増えています。

さらに、オンライン講座や動画プラットフォームを利用して新しいスキルを学ぶ機会も増え、生涯学習の意欲を刺激しています。
私も自己投資として生成AIのオンライン講座を受講し、仕事に活かそうと時代に食らいついておりますだ。

3.3 AI技術による生活の効率化と快適さ

AI(人工知能)は、シニア世代の生活をさらに便利にしています。
音声アシスタント(GoogleアシスタントやAmazon Alexaなど)を活用すれば、家電操作やスケジュール管理が簡単になります。
音声通訳などは仕事だけでなく旅行にも便利だし、副業にもよく使われていますね。
議事録作成や文字起こしなどももはや無くてはならないツールとなっています。

また、AIを搭載したヘルスケアツールは、病気の早期発見や治療の最適化をサポート。
これにより、健康寿命を延ばす可能性が期待されています。
元気なうちに使いこなせるようになっておくと、その恩恵は必ず巡ってくると思われます。

運動前後のバイタル測定や記録の確認等は健康管理に役立つ

4. シニア世代が直面する課題とその解決策

4.1 デジタルデバイドの克服とサポート体制

新しい技術やアプリケーションに対する抵抗感や操作の難しさは、シニア世代がデジタルライフを楽しむ際の大きな障壁です。
そのため、自治体や地域のボランティアが開催する「スマホ教室」や、家族によるサポートも重要です。

また、分かりやすいマニュアルや初心者向けのデザインが求められます。
高齢者が無理なく取り組める仕組みは早急に必要かと思われます。

4.2 サイバーリスクへの対策と意識向上

デジタル化が進む一方で、フィッシング詐欺や不正アクセスといったサイバーリスクへの対策も不可欠です。
特に、個人情報を守るための基本的なセキュリティ知識を普及させることが課題となっています。

例えば、パスワード管理の重要性や怪しいメールへの注意喚起などが含まれます。
闇バイトなどの被害に遭わないよう、国や自治体あげての対策も急務です。

手軽に使えるとは言ってもIDやパスワードの管理は慎重に!

5. 未来への展望:シニアとデジタルの共存

5.1 AIとスマートシティで広がる可能性

今後、AIとスマートシティの進展により、シニア世代の生活はさらに向上するでしょう。
自動運転車による移動手段の確保やAIを活用した地域医療の充実は、特に高齢化社会において重要な役割を果たします。

また、AIによる趣味活動のサポートや、孤独感を軽減するためのデジタルペットなども期待されています。

5.2 終身学習としてのデジタル活用

デジタル技術は、シニア世代の学び直しやスキルアップを促進します。
オンライン講座や動画チュートリアルを通じて新しい知識を吸収することで、生涯学習の場が広がっています。
これにより、認知症予防やシニア世代が社会での活躍の場を広げる可能性も高まっています。

男女年齢関係なく体力の個人差もない、平等に使えるのがAI

6. まとめ:デジタルを楽しむことで豊かになるシニアライフ

デジタル技術は、シニア世代の生活に新たな価値をもたらしています。
健康管理や趣味の充実、社会との繋がりの強化など、デジタルを活用することで得られる恩恵は計り知れません。
日本ではまだまだAIの認知・利用度が低く、私のようなジジィでも驚くような完成度の画像やチラシ・ポスター制作が出来て、イベントの提案などが採用されるのですから、皆が使いこなせるようになる前にやったもん勝ちだと思います。

一方では技術の壁やサイバーリスクといった課題も存在しますが、それらを克服する取り組みも進んでいます。
今後はさらに多くのシニア層がデジタルの可能性を享受し、老後の働き方や趣味などでより豊かで充実した生活を送ることが期待されます。

これからの時代、デジタルライフを楽しむことは、シニア世代にとっても新たな挑戦であり楽しみでもあるのです。
恐れず逃げず、食わず嫌いにならないよう、チャレンジしてみてください。

人にこき使われるガテン系のリアル労働者から、AIを利用する側へ奇跡の転身を果たした積荷オヤジからのご提案でした。
参考になれば幸いです。

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