今年もラットレースから抜け出さないんですか?

明けましておめでとうございます。積荷オヤジです。
本年もお付き合いのほど宜しくお願いいたします。

お正月、ようやく激務から解放され束の間のくつろぎの時間に癒されながら、いろいろな人の年賀状での新年に向けての抱負や決意を目に通していらっしゃることと思います。

 

昇給・昇進・家を買う・・・
毎年毎年同じ目標同じ決意、だからやることも変わらない。
自分を取り巻く環境が大きく変わっているのにですよ?

別に業績も悪くないような大手企業が数千人規模のリストラを始めていますけど、切られた人はまさか自分がその対象となるなんて正月には思っていなかったでしょう。
もはや会社への忠誠心とか貢献度なんて何の役にも立ちません。

雇用されているということは相手の都合の下で働かされること。
終身の面倒をみてくれるかどうかはもはや担保されていないのです。
会社員が安心安定と思っているオメデタイ人こそ危ない時代になりました。

 


ラットレースというエンドレスなフィールドの上では、レース主催者はレーサー達をいつでも自由に取っかえ引っかえすることができる。
レーサーが走り続ける動力で会社を回し、45歳頃になり走力の衰えが見えるようになるとレーサーはお役御免となる。
しかもこれからは人に代わってロボットやAIという優秀かつ衰えない動力がどんどんレースに参加してくるわけで、レーサー自体が不要になってくるのです。

経営者側の視点でレースを見れば動力を交換するのは当たり前のことなのですが、フィールド上でレースに参加することしか考えられないレーサー達からすれば愚痴と怒りしか出てこない。
そのうちフィールドに立つことさえ許されなくなるのに・・・

いい加減に社会のシステムに気付けよ!と。

レースを最後まで走り抜けられる人はほんの一握り。
動力が止まらないように適当な肩書きと最低限の収入を投下して生かさず殺さずの状況にし、費用対効果が薄いとなれば即選手交代となる。
飲み屋で愚痴っている会社員の方々は、交換時期が迫っているレーサーに見えてきてしまう・・・

 

軽貨物ドライバーも一種のラットレース的なフィールドで仕事をしている人が多い。
最低労働時間や配達数というノルマで会社の為の動力を提供することになる。不在再配達により更に余計に動力を提供している風景も珍しくない。
自分のために使うエネルギーと時間はどこへ?

 

もうダラダラと低俗なTV番組を見ている余裕はないはずです。
幸い今はYouTubeでは有益なセミナーや自己改革のための情報が数多く発信されています。学ぶ時間は十分にあるはずです。
ラットレースから抜け出す方法はいくらでも見つかるでしょう。

自分のために走りましょうよ。
企業にいいように振り回されて搾取されてポイされるレースに参加するだけが稼ぐ方法ではありません。
そんな卑屈な姿を子供達には見せたくない。

自分の生き様を発見する年にしていきましょう!

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