学びは自分を救う最大の防御

誰かに褒められたくて学ぶのではない。貴方の未来のためです。

学習、していますか?
専門分野を進んでいる方は生涯学習は覚悟の上。自分で選んだ道だから納得して苦行を続けていける。
しかし多くの方は学生から社会人に移行すると、仕事上の最低限の知識は会得しようとするけれど職場に慣れてくると自発的な学習をいつのまにか止めて、周囲と歩調を合わせるがごとくベクトルが均一化してくる傾向にある。

日本の国民性というか「出る釘は打たれる」ことを恐れるというか、自分に合う合わないに関係なくなるべく目立たないようにすることが美徳として保守的な思考に支配されていく。
経済が右肩上がりに成長を続け何もしなくても不安を感じなくて済む時代であれば、流れに身を任せていても問題はなかったでしょう。

ところが時代は年々複雑な動きに翻弄され、皆で同じ方向を向いて行動することが正解ではなくなってきている。
それに気付いた人は自分なりの正解を求めて行動を起こし始めているが、まだまだ大多数の人は現在のポジションが安心・安定と考えて動こうとしていない。
もちろんそれが正解という人もいるでしょうけれど、将来に選択肢を持たないでいることはあまり感心しないなぁ。

怖くても意味がないと思っていても、役に立つ学びは教わろう。

時代が大きく変わってきているのに思考回路が旧態依然のままでは、大波に飲まれたら脱出する術もない。
いや、大波を事前に回避することすら思い浮かばないことに問題がある。
俗にいう「情弱」という状態が事態を悪化させる大きな要因にもなっているのではないか?

イマドキのSNSを駆使したり情報系機器を使いこなしたりする人は若い人を中心に一般化してきている。
ただし頭でっかち状態なだけで、その知識やテクニックを自分の人生の本当の武器として使いこなせている人はどれだけいるのだろうか?
いくらインスタ等で多くの画像・動画を投稿して「いいね」の数を稼いでも、単なる承認欲求を満たしているだけで自己満足から抜け出せていない。
時代の背後にある利用すべきものはそこじゃない。

オッサンはオッサンらしく!

な~んて知ったような事言ってる私自身はSNSも利用しないある意味で情弱なオッサン。
そんなオッサンが何言おうと誰の心にも響かないだろうが、でもSNSを利用しないことのメリットもある。
それは「時間」の大事さを改めて認識できていること。

SNS中毒とか言われることの害としては、「時間」を奪われることだと思うのです。
食事中も歩行中も入浴中も常にスマホの画面とにらめっこして、誰かの連絡や投稿を気にして止まない。
まさに中毒状態ですよね。立派な依存症でもある。

私はそういうことに時間を使うのが嫌なのであえて利用していないし、利用していなくても不便とは思わない。
1日の中でSNS等に費やす時間がどれぐらいになっているか、集計してみるのも良いのでは?
そしてその時間をもっと別のことに使えないか考えてみる。
それでもSNSの快楽・便利さが圧倒的に上回るなら、一生その世界に浸っていればそれが本人にとっての幸せなんでしょう。

歯を食いしばってでも今本当にやるべきことを見つけないと!

情報を発信するにしても受信するにしても、そこに費やす時間の価値は何なのか?
アウトプットとインプットの話に繋がっていきますよね。
これも一つの学びと言える行為でしょう。

ただ行き当たりばったりでYouTube見まくって「これ面白かった」「あれつまらなかった」の個人的感想の繰り返しで日々過ごしているのと、テーマを絞り込んで自分に必要な知識・情報を得ようと目的意識が高い者ではそこに費やす時間の価値が違ってくる。
今後の人生に何か役立てる情報を積み重ねているのかどうかは時間の使い方が大きく関わっているんです。

社会人になれば目の前の仕事に追われ、学生時代より自分の時間が作れなくなったとボヤく人もいるでしょうけれど、では「自分の時間」を何に使いたいと思っているのか?
趣味や旅行はもちろん、休息や学習といったリアルな使い方に充てたいと思う人もいて一概に「こうであるべき」とは片づけられない。

私は社会人時代の前半というか会社員という雇用形態に25年間ほどいたのですが、正直今振り返ってみれば「学び」をしていない時代だったなぁと後悔この上ない。
「学び」を始めたのは会社員時代末期に起業家セミナーに参加した頃です。

こんな目をして何かを学んでみてはいかがですか?

ここでは脱サラ独立しようとか既に持っている自分の事業を拡大しようとか、将来像・目的意識の明確な目をキラキラさせた者しかいません。
変化に乏しい会社員では味わえなかった上昇志向の煮えたぎった雰囲気に驚かされたものです。
今の自分はこれからどうなりたい?どうしたい?を気付かせた貴重な時間・経験でした。
こういう気付きの場は、毎日流されていく環境に浸っていてはなかなか出会えない。

ましてや今の国内国際情勢を見れば普通に働いていても決して安心・安定ではないことは誰でも感じるはず。
そこで身を守る手段の一つとして「学び」がクローズアップされてきている。
YouTubeが重宝しているのも学習系番組が増えてきていることが大きく影響している。

医療系の治療や薬の知識、事業主としての法人設立から青色申告の方法、親の介護や財産相続・手続き、投資全般の知識や税金に関して・・・
テレビでバラエティなど見てダラダラ過ごす時間がいかに非生産的であるか。
そんな時間があったら毎日数分の時間でもコツコツと人生に役立つ知識を仕入れ積み重ねていくべきだと、ようやく皆が気付き始めた。

学びのトンネルには積極的に入って行こう!

副業を国が奨励するぐらいに日本経済の成長性は見込めなくなってきた今、本業以外のことに学びの時間を割くことはもう誰も非難することはできない。
むしろ自分の将来に大きく影響するのは本業での待遇より、自分の時間で何が出来るか?になっている。

だから堂々といろいろなことを学ぶチャンスだし、そうしないと本当の情弱になってしまう。
60歳過ぎて投資を学び始めた私でも、この歴史的な円安・インフレ高金利で絶不調な米国株で今年だけで投資額に対して昨日までに8%超の株価利益+1万円以上の配当分配益を得ることができている。

単純に言えば100万円分株買ったら利益が既に9万円以上になっているという感じ。ロシアが戦争仕掛けなかったり米国のインフレ問題が収まっていれば更に大きく稼げていたはず。
現在日本の銀行に普通預金で100万円預けても利息はたったの10円。米国株投資の配当益(株の選択肢により変わるが)との比較だけでも単純に1,000倍違う。

これは投資の学校で学んだ成果。単純に投資ブームで自己流に金突っ込んでいるわけではない。
少々回り道して30万円以上の学費を自己投資した勉強のおかげ。
今年のうちに授業料回収しようという目論見は達成できそうもないが、世界情勢に大きなトラブルがなければ30万円超の授業料ぐらいなら早期回収して更に利益を得ることも期待できる。

学んで利用して損はないことを積極的に考えよう。

何よりNISA制度は今後増額・永年化という話も進んでいるので、税金がかからないこの制度は是非利用したいものです。
そのためにも投資の勉強は必須であり、YouTubeだけでも相当な知識を得ることは可能です。

私は残りの人生そう長くないのでやることを絞らざるを得ないし結果も急ぐので学びを投資に集中していますが、30代40代の人はまだまだ時間もあるしもっと幅を広げて学ぶことが出来るでしょう。うらやましい!

貴方の人生が風化していく前に・・・

この恵まれた部分を活かすも活かせないも貴方次第です。
気力・記憶力は嫌でも衰えていきます。
そうなる前に学ぶべきことはいっぱいありますよ!

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