ストレスが長生きの秘訣?

恋することも長生きの秘訣!

人生って長いと思いますか?短いと思いますか?
この質問は若い時と老いた時では回答が変わってくるでしょう。
辛いことばかりの人、楽しいことばかりの人でも違うでしょうね。
長く生きることが幸せとも限らないし、短命というのはちょっと悲しい・・・

ではどのように生きていけたら理想的なのでしょうか?

 

日本人の平均寿命は年々延びており、厚生労働省の調査結果では2019年においては男性が81.41歳、女性が87.45歳となっています。
2022年現在では更に延びていると思われます。

日本経済新聞資料より

 

調査では男女とも「香港」が世界一の長寿となっている。
香港が長寿となっている理由って何か思い浮かびますか?

貿易が活発で人々がバイタリティに溢れているというイメージはありますが、それが長寿に結びついているのだろうか?
他の国にも同様の生活スタイルをしているところはありそうですけれど、何故香港?

 

香港は1997年にイギリスから中国に返還されました。
以降、香港では中国の国籍法が適用になり統制下におかれることとなったわけですが、中国の圧力政治イメージからすれば香港で生活していた人のストレスは相当高くなったのではないか?と思ったりする。

ストレスが心身に悪い影響を及ぼすのは一般常識みたいに考えられていますが、そのような状況になってから急速に長寿国へと変わってきたのは興味深い。
もしかしたら日本人の長寿というのもストレスのおかげ?

神奈川県ホームページより抜粋

今を必死に生きている日本の労働者世代はストレスまみれですよね。
暮らしは楽にならないしいつ仕事を失うかもわからない。若くして心身を病んでしまう人も少なくないし、将来に希望など見い出せない。
そんな生活から逃れられないのに何故か年々寿命が延びているという不思議。

長生きの秘訣というのはストレスフリーよりストレス環境下に身を置くこと?
新説として研究論文が書けそうですな(笑)

まあでも長寿国ランキング上位のスイスやスペイン、シンガポール、スウェーデンといった顔ぶれを見ると、ストレス長生き説は却下か。
スイスは永世中立国であり自然豊かで平穏な暮らしができそうだし、スペインは忙しかろうが長い昼休憩(シェスタ)が許される制度がある。
シンガポールはFIREする人がいっぱいいそうなビジネス天国で、スウェーデンは社会保障の手厚い老後に優しい国。
ストレスとは無縁な、いかにも長生きできそうな国に思えませんか?

人生、楽しまなくちゃ!

 

何故か日本は長寿の部類なのですが、果たして喜べることなのでしょうか?
確かに100歳を超える高齢者はさほど珍しくもなくなってきましたけど、現実的には健康寿命とのギャップはかなりある。
「生きている」というより「生かされている」という表現の方がピッタリくるような。

昭和の頃の高齢者は農業や漁業に携わる人が多く、ギリギリまで現役で働き元気な姿・笑顔という印象がありました。
もちろん現代でも元気な高齢者はおりますけど、医療の発達や介護システムが充実してきたことで「他人の力」による延命が長寿の一因になっていることは否定できないでしょう。

健康で長く生きることができるのなら幸せなことです。
しかし実際は既に健康寿命を超え、自力で歩行も困難になったり認知症で喜怒哀楽を失いかけているような方が何と多いことか。

昔はたとえ長生きはできなかったかもしれないが 健康寿命=寿命 的な感じであった。
しかし現代は医療と介護のおかげで 健康寿命+要介護期間=寿命 となっている。
つまり寿命が延びているのは「要介護期間」が影響している。健康寿命も延びてはいるのでしょうけれど。

便利過ぎてもう何が何だか・・・

科学の発展は人類に「便利」をもたらせました。
特にスマホに代表されるように自ら動かずとも調べ物はできるは買い物はできるは映画だって観ることができるような時代。

人の持つ機能というのは使わないと退化していく。
歩かなければ足は衰えるし考えることをしなくなれば脳も衰える。
漢字が書けなくなった、人の名前が出てこない、なんて誰にでも思い当たりますよね?

私なんて自宅の電話番号や郵便番号もすぐに思い出せなかったりする。
今は使わないですもんねぇ、自宅の電話番号なんて。
昔は友人宅の電話番号だって何人も覚えていたのに。

結局「便利」「楽する」ことを追求していった副作用みたいなものが、皮肉にも衰える部分も作り出しているということか。
「お腹に巻くだけ!ベルトの振動で腹筋が割れる!」とか「飲むだけで痩せる!」みたいな通販やTVショッピングで紹介される商品に多いですよね(笑)

ベルトを巻くことで安心しちゃって家でゴロゴロしてれば脚力が衰えます。
飲めば痩せるを過信してカロリーバランスを度外視した食生活すれば健康を損ないます。
「楽」「便利」を履き違えるとメリット以上のデメリットも生まれてくる・・・

コイツにだけは負けたくねぇ。フォースを使うのじゃ!

健康寿命を少しでも延ばすには、多少面倒でも辛くてもストレスを感じる部分も必要なのではないか?と。

何でも自分の思う通りにいく生活をしていくと、どこかに油断・隙が生まれその綻びが理想像を壊していく。
適度なストレスを抱えると工夫したり耐性が付いたりしてより強くなれたりする。
コロナウイルス自体がワクチンに対抗して進化しているように。

失敗を経験することで人間の成長は促される。
便利も楽もいいけれど、それを手に入れる苦労や工夫があって初めて有難みがわかる。
スマホをポチっとやるだけで翌日には何でも手に入るような生活をしていれば、やがてはヤバいかも?と思うのが人類の最後の良識か。

どこかで適度なストレスを感じつつ、決して自分を甘やかさない。そこに便利を上手く取り入れる。
アメとムチを使い分ける生活を続けることが健康寿命を延ばす有効策ではなかろうか。

アメだけなら依存症になるし、ムチだけなら鬱になる。

自分を上手くマネジメント・コントロールして、悔いのない人生を!
終活はもう始まっているのですよ!

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