増税クソメガネに排泄介助をさせてみたら・・・

何かを言うたびに支持率が落ちる国民を愚弄するクソメガネ

63歳の軽貨物ドライバーもどき、介護現場で奮闘中！
巷では芳しくない評判の介護職に飛び込んで50日が過ぎました。
今週中にようやく初任給を受け取る（銀行振込）予定ですが、まあ社会保険等引かれて手元に残るのは20万円を下回ります。
普通に考えればこの金額では家族持ちの生活は苦しい。
ただ私の場合は副業の軽貨物の収入があることと、娘は嫁いで今はカミさんと二人暮らしのため贅沢しなければ何とかやっていけるレベル。
今のところカミさんも働いてくれているし。

まあ体調の問題でやむなくメインの軽貨物の仕事を引退し、多少収入を落としてでも長く働ける環境にシフトチェンジしたので仕方がない。
更に老いて副業すらできなくなったらNISA株を取り崩すか年金を受給することで食い繋いでいくしかない。
残り少なくなってきた人生、楽しいことが見当たらないのが悲しいですな・・・

いろいろある自分に合った居場所を見つけるのが難しい

さて、クヨクヨしていても事態が好転するわけではない。
幸い毎日天候を気にせず空調の効いた環境で規則正しい生活をするようになったおかげか、軽貨物中心に深夜まで働いていた時の体調不安が嘘のように無くなっている。
もしこれで70歳過ぎまで労働寿命が延ばせたなら、収入を落としてでも環境を変えた意味があったというもの。
ボロボロになるまで現職を引っ張って、突然労働寿命を終えたら？そこで他の仕事に移れなかったら？

太く短く　か、細く長く　か。
未来を語るにおいて、どちらが正解とは言えない難しさがある。
健康寿命と労働寿命のバランスは都合良くはいかないのです。

今のところ転職したことが万事順調に行っているように思われるかもしれませんが、やはりその業界・仕事・職場に入ってみて難しく感じることはある。
介護の仕事には　実に多種多様な現場があります。
ここでは詳しく説明しませんが、ざっと「特養」「老健」「サ高住」「有料老人ホーム」「デイサービス」「グループホーム」「小規模多機能型」「訪問」等、実に細かく提供するサービスも微妙に異なる運営方法がある。

本当は興味があるのにデメリットしか見えてこない・・・

よく介護職には大きな問題点が3つあると言われています。
そして何故か上記のように運営・サービスが異なる現場においても共通する問題点なのですね。
それは・・・

●低賃金
●人手不足
●人間関係

これ、根っこのところでは全て繋がっている。
低賃金問題は表面上では一番現場からの嘆きが大きいと言えましょう。

どの業界も似たような問題ばかりで結局は人手不足か・・・

先日、武見厚生労働相が閣議後の記者会見で、介護職らの賃上げを巡り「月6000円の賃上げは妥当」と述べたニュースが大きな話題となりましたが、現場の人間からすれば「冗談じゃねぇ！」「介護の現状がわかってねぇ！」「ゼロが一つ足りねぇよ！」と大ブーイング。
昨年だか「月9000円の賃上げ」があったというが、実際には末端の職員には満額支給されていないようだ。
私のフルタイム勤務のパート代が手取りで20万にも満たないのは、まあ無資格未経験で人体介助がない仕事なのである程度納得して働いてますが、じゃあ有資格者で排泄介助も入浴介助も何でもこなす介護士が結構貰っているかというとトンデモナイ！

一般的な会社員より2割以上少ないのではないかと思える程度。
資格取って人がやりたがらない介助して夜勤までしてこんな程度？
これでは人は集まらないし辞めていく典型的な状況。

ちょっと資格持ってて、ちょっと長く勤めてるから偉いのか？

しかも辛さに輪をかけるのが人手不足。
一晩中、入所者30人ぐらいを一人で担当とかわかります？この状況。
一応夜勤者には休憩時間として2時間程度が与えられていることになっているが、これじゃあ休憩など取れるわけがない。
各部屋の見守りに加え、ナースコールがあればすっ飛んで行って対処（どうでもよいコールも多い）。
万が一容態が悪化したとか、転んだ吐いた等は日常茶飯事。時には「誰かが部屋に入ってきた」「物を取られた」という妄想癖に振り回されることも。
中には人の目が無いことをいいことに暴力やセクハラをする利用者もいる。
これで若い女性介護士が長続きするわけがない。

そしてトドメは職員間でイジメやハラスメントが横行している職場が非常に多い。
実は私が働いている職場にもハラスメントオバちゃんがいました！
「あ～ここにもいたか」と呆れちゃいましたが、特に新人に非常に辛く当たってくる。
コイツのせいで何人か速攻で辞めた人がいると後で聞きました。

目が合っただけで何で怒る？天気が悪いのは私のせいなの？

私もその洗礼を受けましたが、運送業界の罵声・怒号の中で鍛えられていたおかげ（笑）か、冷静にオバちゃんを観察して受け流しておりました。
周囲は「また新人さん（私のこと）辞めちゃうかも」と心配していたようですが、こんなヤツのイジメで職場を追われたらそれこそ悔しいじゃないですか。
私は少しでも長く働きたいと入ってきたのだから、業界を清浄化するためにもこういうヤツを排除しようと逆に燃えています。
日夜ChatGptと相談して問題児の駆除方法について打ち合わせしております（笑）

全国の介護職現場でイジメ・ハラスメントでお悩みの方に一つご提案しておきます。
もしイジメやハラスメントに直面したら、音声を録音するなり周囲に頼んでその場を録画して証拠を取っておきましょう。
いくつか証拠を積み重ねてまずは職場の長に相談。もし進展がないようなら弁護士に相談しましょう。
自分の人生をつまらん人間のために諦める必要はないのです。
問答無用、法によって裁いてもらいましょう。

何で私がイジメられなきゃならないの？意味わかんな～い

イジメやハラスメントをしてくる人間って、大抵何かしらのコンプレックスを抱えています。
自分の不安やストレスを誰かを攻撃することで発散するケースが多い。そしてそれはかなりの確率で新しく入ってきた人がターゲットにされる。
それは自分が確実に優位に立てる相手だから。
看護の世界にもよくいる「お局様」と同じタイプ。看護の世界も介護士の世界も圧倒的に女性の比率が多い女性社会と言えましょう。
女性社会でもマウントを取りたがる人はどこにでもいるようで・・・

イジメに遭うから辞める⇒すぐ辞めるから現場で人が回らない⇒人手不足で現場は常にイライラ⇒誰かにストレスをぶつける⇒また一人辞めていく⇒

という介護現場の悪循環が止まらない。
加えて低賃金が解消されなきゃ誰もやりたがらないですよ。

そして先に紹介した厚生労働相の「月6000円の賃上げは妥当」発言。
国・政治家が介護職を軽く見ていることに、現職の他に現在介護系の資格を取ろうと懸命に勉強されている方はガッカリしたでしょうねぇ。