1日を4分割する働き方

現在の皆様の1日の労働時間って適性ですか?長いですか?物足りないですか?

おおよそ8時間(休憩含む)ぐらいが日本の会社の平均的な1日の就業時間となりますでしょうか。始業終業の時間は会社によってまちまちでしょうけれど、仕事内容が違うのに何故か労働時間を揃えている。

 

職種によって時間の感じ方は違います。内勤よりは外回りの仕事の方が時間の経つのが速く感じたりしますし、特に時間に追われる系の仕事は本当に時が経つのがアッと言う間。運送業もその部類だし繁忙期などは1日が30時間ぐらい欲しいと本気で思ったりする。自分がマルチワークしているから余計に仕事によっての時間の感じ方の違いが気になるのでしょう。

 

独立した人間がまず考えることは収入を確保すること。会社員と違って給料で保証されているわけではないので、どうやって食っていくかが大事になる。必然的に時間の使い方がシビアにならざるを得ないし、より効率的に働くことを強く意識する。そこで私が思いついて実践している「1日を4分割する働き方」を今回ご紹介させていただきます。

既に5~6年前に別ブログにてご紹介しておりますが、それまで一つの仕事に集中していた働き方を常識のようにしておりましたが、独立した人間の生活安定の手段としてマルチワークするための考え方としております。仕事を分散するメリットは収入のリスクを減らすことと複数の仕事に触れることで人脈・見聞が広がること、それぞれの労働時間が短くて済み気分転換ができる等々・・・

 

マルチワークするためには適当に仕事を組み合わせても上手くいきません。ある程度の働き方の骨格があれば、その骨格に合わせて肉をつけていけば良いので仕事の選び方も簡略化していける。骨格として考えるのが時間配分です。私は1日を4分割してそれぞれの時間帯をどう使うかを真剣に考えておりました。軽運送業を朝から晩までやってやろうとは思わなかったですねぇ。軽運送業1本に依存してしまうと体調を崩した時、故障等で車が使えなくなった時のリスクが怖かった。

まず1日の分割ですが、

A帯 :    0:00~ 6:00

B帯 :  6:00~12:00

C帯  :   12:00~18:00

D帯 : 18:00~24:00

 

としてみる。それぞれに何をするか、何をすれば一番効果的かを考えて見る。まあ一般的にはA帯は睡眠時間になり働くのはB~C帯を使うわけですが、D帯を活用していない方が結構多い。副業がもはや市民権を得てきているので、B~C帯で働いている方はぜひともD帯の使い方を考えて欲しい。満足した収入になっている方はD帯は晩酌したりテレビ見たりで構いませんが。

 

A帯は実は深夜給となるため同じ労働時間でも昼間より稼げます。新聞配達や物流の仕分け等が該当する仕事なので、A帯を中心とした働き方を考えてみるのも良いです。B・C・D帯は星の数ほど仕事がありますので、時間配分を上手に組み合わせていけば、普通に就職するのと何ら遜色のない収入は作れます。

私の現在はB帯が本業の軽運送仕事。C帯が本業ではみ出た時間+副業の軽運送仕事。D帯がジムインストラクター(B帯C帯もあり)もしくは物流仕分け。A帯は一応睡眠時間としていますが、ここにネット系の収入手段を導入しつつあります。それぞれが数時間労働で日々完結しますし、ノルマもなく移動時間も極力少ない仕事を組み合わせているので、ストレスはほとんど感じません。会社員時代の最低8時間拘束・ストレスだらけの働き方とは雲泥の差です。それで会社員以上の収入が作れているのですから、この4分割の考え方・働き方は間違ってはいないと確信していますし、近未来的軽ドライバーを目指す人には一つの考え方として参考にしていただければ幸いです。

とは言っても働き方には向き不向きがありますから、まずは自分を知ることが大事。何が好きでどうなりたいのかがわかっていないと普通の仕事をブラックと感じてしまうかも知れません。どこかに無理に就職してやりたくもない仕事に人生の大事な時間を費やさなくても生きていくことができる時代です。ただそのためにも自分が続けていける働き方をきちんと整理してミスマッチを回避していきましょう!

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