2025年 さあ今年はどう働く?

今年もいいように働かされまくるのだ!それが私の人生なのだ!

「こんな仕事、もう絶対辞めてやる!」と息巻いていたドライバーの方々は、年末のボーナスも貰って大繁忙期を乗り切ってようやく踏ん切り付けて退職を実行されたのでしょうか?
まさか年明けて荷量が落ち着いて、「次のボーナスまでいてもいいかな?」なんて振り出しに戻ってなんかいないですよねぇ。
そんな優柔不断なことやってるうちにいつの間にか歳を重ねて人生の転機を逃す人、いますよねぇ。

運送業の2024年問題が有耶無耶なままに、次は2025年問題だと。
2022年あたりから団塊の世代が75歳を迎え始め、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が後期高齢者(75歳以上)の超高齢化社会を迎え、日本社会にさまざまな問題が起き始めるのが2025年と言われている。

超高齢化社会ではあらゆる産業が人材不足に陥り、労働力が減れば今の制度のままでは社会保障費の増大を税収ではカバーし切れなくなる。
そのため介護・医療体制、年金制度の維持が困難になり、いよいよ机上の問題だったものが現実の問題となる。
「俺の面倒を誰がみるのだ?」と泣きわめいてももう遅い。せいぜいその時までにロボットがどこまで進化しているかに頼るしかなくなるかも。

働き方に迷ったら相談してみるのも一つの手だと思うのです

人材不足で会社は潰れ、労働力があっても最低賃金UPで会社は潰れ、消費活動の停滞でも会社は潰れる。
これからは特に中高年にとっては茨の道。出るも地獄、残るも地獄ともはや詰んだも同然か?
これまでの転職とはちょっと事情が違ってくることを理解しておきたいものです。

幸い(?)社会全体が人材不足なため求人はそこそこある。
ただしいくら求人がいろいろあっても、当然条件の良さそうなものから消えていく。
早い者勝ち(必ず勝者になれるとは限らないが)なのはいつの時代・どの仕事も同じ。
求人を見た瞬間に決断できるか?行動できるか?
そんな準備が出来ている人ほど良い景色を見ることのできる確率は高いと言えるでしょう。

「ボーナスもらってから辞める・考える」みたいな悠長な人は、どこまで行っても当たりくじには縁が無さそう。
以前にも少し話しましたが、「ボーナスもらってから辞める」人って結構いらっしゃる。
つまりそんなタイプの人がボーナス支給後に一斉に市場に職探しに出てくるわけですから、競争率が高くなるのは必然。
わざわざレッドオーシャンになるタイミングで職探しに出て来ても、美味しそうな案件は既に誰かにさらわれている。

職探しに本気な人は「ボーナスもらってから」などと甘ったれた考えはしない。
常にアンテナを張っており、これだと思うものがあれば即決断即行動!
そのためにも自分の方向性を整理して準備を怠らないことですな。

よっぽど切羽詰まっているのだろうけど何人来るかなぁ

かながわトラック業界合同面接会なる案内チラシが舞い込んできた。
個別の会社による求人にはさっぱり反応がないため、神奈川県内のかなりの運送会社が束になって人材を呼び込もうという魂胆。
主催は普段役に立つ仕事をしないトラック協会(神奈川県トラック協会)。
後援には神奈川県と関東運輸局の神奈川運輸支局、厚生労働省の神奈川労働局と名前だけ聞くと錚々たるメンツ。

この合同面接会のメリットとしては、運送会社個々に面接に行っても丸め込まされそうだとかブラックを見抜けないとか不安要素が強いが、バックに強力な顔ぶれがある中での面接会だからホワイトな話が聞けそうみたいな感じか?
面接受ける側としては一回で複数社の話が聞けるのも効率がいいしね。
運送会社側からすれば求人の費用負担はバックボーンがカバーしてくれるのだろう。

気になるのはせっかくフラフラと迷い込んで来た魚をどの会社が食べるのか何かルールでもあるのだろうか?
それとも入札制で一番好条件を提示した会社が優先に話を進めていけるのか。
いくらいっぺんに複数社の面接ができるといっても、数十社も集まれば面接できない会社もあるでしょうに。

そして「面接された方先着100名様にクオカード2,000円分とミニ手帳プレゼント」とあるが、面接するというハードルの割にプレゼント品がせこいかな。
これだったら住宅展示場に行ってアンケート書いてクオカード3,000円貰ったほうが気が楽かな?
そして面接会は1日だけ。それも土曜日とはいえ10:00~16:00と仕事してる人は多いのでは?
まさか普通の完全週休二日制の会社員に来てもらおうとか?
面接先着100名様にプレゼントって、運送会社のイベントに100名来るぐらいなら普通に個々の求人に応募があると思うのだが・・・

夏場のキャディは過酷な仕事だぞ!女性が多いみたいだけどね

最近来た求人チラシの中でいくつか紹介してみたいと思います。
まず目についたのは「キャディ募集」というチラシ。
景気が悪い時はゴルフする人も減るようだが、ゴルフ場の求人チラシ自体が珍しい。

経験者ならわかるけどただでさえ18ホール回るのってシンドイけど、ゴルフバッグ担いで(カート移動かな?)とかだと相当な体力は必要です。
これが夏場だと中高年では命の危険さえある。実際にプレー中に亡くなる人もいるし。
そして接客業だから客との相性もある。
客がどんなにブサイクなプレーをしても嫌味なく持ち上げなければならない。

ちなみに私は軽貨物をやり始めた頃、副業でゴルフ練習場の球拾いのバイトに応募しようと思ったことがあります。
当時はまだ40代ギリギリで体力もあり、仕事後に打ちっ放しさせてもらえるという特典が魅力的にみえました。
実現はしませんでしたがレアなバイトの一つだと思います。

最初、闇バイトの募集かと勘違いさせるような怪しいタイトル

次もなかなかお目にかかれないバイト。
私は最初、闇バイトの求人だと思ってしまいました。
実際は不動産屋の物件探しの手法の一つ。空き家の所在地がわかれば謄本取って持ち主が判明する。
空き家だけでなく空き地でも同様なことがおこなわれています。

次にご紹介するポスティングと似たような空き時間に自由に出来る仕事なのですが、ポスティングは配っただけ報酬が発生しますが、空き家・空き地探しのバイトはインセンティブ制で無報酬労働にもなりかねない。
不動産経験者や土地勘の鋭い人なら情報報告より自分で稼ぐだろうなぁ。

ポスティングはよくある求人ですよね。不動産チラシが多い

時間自由のポスティングは早朝に稼働している人が意外に多い。
マンションや集合住宅の場合、管理人や住民がうるさくポスティングをしていると注意されたりチラシを持ち帰らせたりするため、早朝まだ管理人が出勤していなかったり人に出会わない時間帯に配っているのです。

ポスティングは戸建てとマンション・集合住宅では配達単価が違います。
マンション・集合住宅は一気に数を消化できるので単価は安く2円前後ではないでしょうか。
戸建てでも単価5円ならいい方で、例えばチラシ1,000件配るのにどれだけ時間を要するかが判断基準。
慣れないうちは時給換算で最低時給を下回ることは珍しくありません。
A4チラシ1,000枚というのも結構な重さ。紙質にもよりますが、なかなか重労働ですよ。

今後さらに求人のチラシを見る機会が増えると思われます

ちなみに現在私が携わっているのが介護助手というジャンル

運送業界・建築業界と並んで深刻な人手不足なのが介護・医療業界。
需要が増えて行くのに介護する側の人手は逆に減っていくという状況です。
一概にどの施設も同じかというと状況はまちまち。
ただし介護報酬は国に決められているので、せいぜい資格による少しの差と夜勤をするかどうかでの違い。

中高年でも資格があれば簡単に採用されるケースが多く、介護助手なら無資格未経験・高齢者でも採用される確率は非常に高い。
逆に言えばそれだけ人手不足なのです。
私は60歳過ぎて長く働ける方向にシフトしたので、介護助手は大変良い選択をしたと思っています。
これも働き先によって多少異なると思いますが。

副業でもできる仕事をいくつかご紹介してみましたが、もう50代後半~60代で正社員を目指すのはいくら人手不足と言ってもやめた方が良いと思う。
高齢者の事故が相次いで起きているのに、何故かバスやタクシー、トラックなどの求人は高齢者に門戸を開いている。
いくら元気だと言っても60代以降の働き方はアルバイトに近い方になっていくことを納得して、少し体力に余裕を残せるぐらいで丁度良い。

70歳以降も働かなければならない社会。
何とか長く働ける仕事や方法を見つけて楽しいことも見つけて生きていきましょう!

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