改めて思う、軽ドライバーという働き方のメリット

自分の人生で何を勝ち取りたいのか?そこを整理しよう!

今日は親の死後、初めての何もしない日・休息日にしました。
この10日間というもの、遺品整理や諸々の手続き・準備等で全く自分のことができません。
昼飯すら食わず水分さえ取るのを忘れるほど忙殺される。

親の家のご近所さんの弔問がバラバラに何人も来るので、その都度作業の手を止めて応対するためなかなかやりたいことが捗らない。
訪問側のマナーの問題云々言われますけど、生前にお世話になっていた方ばかりなので私としては喜んでご焼香してもらいますが。
ゴールデンウィーク中ということで私が親の家に日中は毎日ずっといられるのが、弔問側にとっても自分にとっても幸運ということでしょうか。

さて、今回突然の出来事でバタバタしておりますが、改めて軽ドライバーという働き方のメリットをいくつか確認できた次第でございます。

●仕事中でも親の様子等を確認できる = 対応の選択肢が多くなる

間に合えば何とかなる!それができる働き方を考えてみよう

これは自分の行動範囲と親の家が近いという条件が揃っていたこともある。
都内に通うような普通のサラリーマンであったら、様子がおかしいと連絡を受けて即親の様子を見に行くなど難しい。
もし仕事が終わってから駆け付けたら手遅れになっていた、なんて悔やんでも悔やみきれない。
また、夜遅くに救急隊や警察が駆け付け事情聴取の後に深夜から遺体搬送や安置場所・葬儀の手続きなどどれぐらい出来るものなのか?
徹夜作業になる可能性が非常に高く、そのまま着の身着のままで不眠で出勤することになるかも。

●自分自身がどこにでも動ける

行動範囲が広いのは自由にも繋がる何にも代え難い強い武器

軽車両という移動手段がある働き方というのは実は相当なメリットがあり可能性を秘めている。
配達荷物を積んでいる状態ではその人の仕事環境によりますが、時には病院に時には役所にと公共交通機関を使うことなく最短の移動も可能にする。
所属する会社や仲間に相談してどこかで荷物の引き継ぎが出来れば最高ですね。
ゴールデンウィーク中の平日2日間は両日とも複業の配送仕事の後に区役所行ったり年金事務所に行ったりと、まさにフットワークに優れた軽ドライバーの醍醐味を味わっておりました。
軽の仕事をする場合は、緊急時(自分が動けない・車両が動かない等)にどういうことが出来るのかを最初に確認しておくことは大事。
所属先によっては代車・代わりのドライバーを要求されたり、違約金や損害賠償などを吹っ掛けられるブラックなケースもある。

●時間管理が自分主導でできる

いつでもどこでもを追求することは続けなくてはいけない!

会社員と大きく違うところは「相手のルールで働く」か、「自分のルールで働ける」か。
個人事業主とは言っても、この根本的な部分を理解していないと結局は相手のルールで働かざるを得なくなり、せっかく独立したのに社畜同様の働き方を強いられる。
労働に対する対価を請求するという基本中の基本が、最初から足元を見られ低賃金でいいように働かされているドライバーが何と多いことか。
週6、朝7時~夜20時までみたいな仕事しかないわけではないのです。
求人の条件だけで選択するのではなく、自分の望む条件に合った働き方は応相談で可能にできることは実は少なくない。
特にドライバー不足という弱みが相手にあるのですから、逆にこちらが相手の足元を見て主導権を握るべきです。
労働を提供してやるというスタンスで見下してみると違った景色が見えてきます。

●収入を自分で決めることができる

売上じゃないよ!コーヒーの香りに包まれて働きたいのさ!

稼ぎたいならそういう働き方ができ、自由を優先にしたいならそれも可能にする。
会社員では出来ないことが軽ドライバー = 個人事業主の働き方ではできるのに、それができないでいる人が多い。
時給や給料の相場みたいな情報が自分自身の首を絞めている。
稼げない仕事に長時間の労働を提供していてはいけない。見せかけの報酬より労働対価の部分を注視しましょう。
配達単価150円の宅配(10時間以上ぶっ続けで200個配達=日収30,000円)より、日当15,000円程度の半日仕事を私は好みます。
時間の自由度が高く、報酬も満足はしないが別に不満でもないバランスの良さ。
何より走行距離・ガソリン消費量が全然違うので、車の消耗度合いや経費のメリットという部分に惹かれるのです。

●ストレスさえコントロールが可能

食べ方が違うからストレスなの!自分の好みに合わせなさい!

何度もお伝えしておりますが、通勤や会議、くだらない付き合いがないというのは本当に嬉しい。
こんなことで喜ぶというのは、いかに日本の働き方が硬直しているかということの裏返し。
特に会社員を経験したことのある人なら余計にわかってもらえると思います。
職場には先輩風ふかしている者もいればヤバい性格の者もいたりします。
しかし荷物を積み始め出発してしまえば誰の干渉も受けずに済む。モンスター客に遭遇しなければの話ですが。
働く時間を変更するなどしてストレス対象を避けることを可能に出来たりするのは会社員では難しい。
自分でコントロールできる部分がいくつもあることを忘れてはいけない。

個人的な特殊な事情により思わぬ経験をさせてもらっていますけど、誰にでも起こり得ることです。
もし軽ドライバーが私と同じ経験をしたら?ということをベースに、軽ドライバーや個人事業主のメリットを改めて紹介させていただきました。
「積荷オヤジさんはさも簡単なように言うけどさぁ、実際そんな上手いようにはいかないよ!」と愚痴の一つも言いたくなるのはわかります。
でも最初から諦めてませんか?実際に交渉したりしてますか?仕事を変える勇気はありますか?

今の働き方に不満があるのなら行動しなければ何も変わりません。
行動したからといって全てが良い方向にいくわけでもありません。
最後は自分の願望の強さと将来への展望です。

敷かれたレールの上を進むだけでは生まれて来た意義は・・・

周囲が変わることを期待しているだけでは何も変えられないでしょう。
失敗を恐れず自分が動くことでようやく周囲に変化が起き始める。
常識は常識であって変えてはいけないものではない。
前例がないというのは単に既得権者が利権を守るための言い訳であって、いつまでも前例がないのはおかしいと思いませんか?
前例は作ってやるものだと私は思うのです。だから私は他のドライバーさんと違うこと考えてます。

後ろ指を指されようが何だろうが、私は軽ドライバーとしての前例を作りたい。
「走らないドライバー」だって、それで生活が回って健康的に働けるなら何が問題なの?
狂った馬車馬のように配達しまくるのも軽ドライバーだし、好きな時間だけ労働を提供するのも軽ドライバー。
社会保険も福利厚生も提供されないのだから労働・働き方を拘束しようというのが無理でしょ。

ひゃっほ~と心底叫べるような生き方・働き方をしたいなぁ

私は胸を張って自分オリジナルの軽ドライバーの働き方を創造したい。
それが後に続く人たちへの前例となれば、時代錯誤も甚だしい窮屈な配達仕事へのアンチテーゼになるかも。
それが私がこの世に生まれ今の時代に存在した証。

親の死に直面し「自分の存在」「生きているからできること」について考えさせられました。
人生を終える前にやりたいことはやっておきたいですな。

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