汗と収入は比例する?

こんなに汗かいて働いてるのにぃ・・・
またまた私たちの想像のはるか上を行く暑い夏が始まろうとしています。
世界的な異常気象の影響か、ここ数年の日本の夏の暑さもまさにヒートアップ!
今年も相当な暑さになるだろうと覚悟していた人も多かったと思いますが、まさか6月中の梅雨明けといきなりの真夏日続きとは。
これでは心の準備が整わないだけでなく身体も順応できません!
短い梅雨では水不足が避けられない。
おまけに原油高騰で火力発電にも水力発電にも影響が出るのが必至で、突然の過酷な夏の電力需要にいきなりのピンチが訪れている。
例年ならまだ梅雨の真っ最中で水不足だの節電だのと騒ぐにはちと早い。
その油断を自然は見逃さなかった!
もう梅雨だの四季だのというこれまでの季節感はもう通用しないと思った方が良い。

もう無理ぃ!働けません
コロナの対応やガソリン価格高騰に後手を踏み、円安にも手を付けられず、国の政策に愛想が尽きている怒る国民に忖度してか、切羽詰まっているのに節電協力のお願いのトーンが異常に低い。
参議院選挙直前ということで極力国民を刺激しないようにと、いかにも選挙対策用の低姿勢なのがバレバレですな。
選挙が終われば「国民の信任を得た」と手のひらを返すような傍若無人な態度に戻るのであろう。
なぜこんな不満だらけの政党に勝たせてしまうのか?
与党以上にだらしない野党であるから消去法でいくと最後に嫌々残るのがこの党しかない?
こんな積極的に投票したい政党が無いような選挙がまかり通っているから、日本はどんどん海外から足元見られる弱っちい国になっていく。
政治家は自分達に都合の良い政策しかしないし、大体選挙カーで騒音まき散らしてる時しか名前聞かない人ばかり。
当選後は何してる?

国民から搾取するだけの汗かかない仕事
政治家が汗をかくのは選挙前だけ。
当選すれば移動するのもタクシーやグリーン車使っても経費扱いだし、自腹を傷める機会が大幅に減る。
そこで庶民感覚と乖離が生じてきて誰のために働いているのかわからなくなってくる。
日本銀行の総裁という立場で「家計が値上げを受け入れている」「買い物は家内がやっている」という、国民感情を逆なでする発言を平気でするのが好例ですな。
買い物すら汗をかく必要がないのだから熱中症なんて他人事なのでしょう。
一方の国民は暑かろうが何だろうが生活のために体を張っている。
移動にかかる費用を削るためにバスや電車も使わず徒歩や自転車で汗をかいている。
節電の意識とは関係なく電気代を削るべく生命の危険を冒してまでエアコンを我慢している家庭もある。
どうも正直に汗をかいている方が幸せになれないように感じるのは私だけ?
楽して汗をかく機会が少ない人が豊かになる社会になっていくのであろうか?

俺は割りの合わない仕事しかできないのか?
確かに要領の良い人と悪い人では汗のかきかたは違ってくるでしょう。
そういう部分での貧富の差は生まれるし誰が良い悪いという問題でもない。
改善する余地があるだけ救われる要素はある。
しかし懸命にサービスを提供する側が理不尽な扱いを受けたり正しく評価されないことについては、昔に比べて年々悪い方向に向かっているように感じます。
モンスタークレーマーが増え続ける世の中はまさしく汗をかく側が報われない。
それどころか働く汗とクレーム対応の変な汗で余計に消耗してしまう。
炎天下で労働する方々は誰よりも汗の量は多いはずだが、幸せそうに見えないのはなぜ?
やはり辛そうに見えてしまいますよね。
普通に歩いているだけでもシンドイのに日陰もなく重たいモノを運び勝手に休憩もできない・・・
もちろん現場にもよるし作業内容にもよるとは思いますが、冷房の効いた屋内に1日中いられる働き方とは雲泥の差と感じてしまう。

ラクダの気持ちが少しわかってきたかも
それだけの汗の差があっても稼ぎにも汗の差が反映されているのかというとそうではない。
逆に屋内冷房組の方が収入が良かったりする。不条理ですな。
まあ屋内冷房組だからといって楽な仕事ばかりではないが、じゃあ炎天下で仕事してみぃ!となったらその汗は途端に労働対価部分のマイナス要素になることは間違いない。

汗かいて働けば豊かになれるとは思えないんだけど
汗をかくことが美談になったり収入に確実にプラスになったりした時代は遠い昔になりつつある。
科学の進歩や効率生産性重視の現代では、逆に汗をかくような状況が生産性が悪いと見られたりする。
現在汗をかいて一生懸命働いている人々にとっては「ふざけるな!」と言いたくなるような評価基準ですが、悲しいかな今後はその汗をかく作業がAIとロボットに取って代わられていく。
労働集約型の作業は資本集約型に変わっていくのは世の流れであり変えられない。
人口が減少していけば労働集約型の仕事は人員確保がますます難しくなる。
資本集約型に変えることで人間を使わずとも24時間無休という労働基準法に関係ない生産性が可能となり、設備投資の減価償却さえ終えれば労働力の心配なく安定した収益が見込める。
ただしそんな都合の良い社会でも競争が生まれることは避けられない。
人を使わない社会って誰のための幸せを生み出そうとしているのか・・・

人を使わなくなって生産性と収益が大きく向上しました
現代で稼いでいる人、裕福な人って汗かいて働いているイメージが浮かびますか?
投資や暗号資産で短期間で成り上がったり不動産を転がしたりオーナービジネスで立ち回ったり・・・
共通しているのはお金や物・人を動かして収入を作っているパターンが圧倒的に多い。
自分で汗をかかずに稼げるシステムを持っている人、構築している人、周りにいませんか?
まあいませんよね。
っていうかそういう人たちは汗かくような場所に出てきませんから。
私たちが普段行動するような場面に出てくる必要がないし、そういう場所で時間を費やすことは何も生み出さないと知っているから。
悔しいけど私たちの生活を大きく変化させようと思うなら、行動と考え方から変えないと。

OL辞めて水牛ツアーのビジネス立ち上げたら楽しくて!
一生懸命汗かいて働けば豊かになれそうですか?老後は安泰ですか?
今の仕事は今後も人間でなければ出来ない仕事ですか?
自分以外の金・物・人を利用して収入を得るアイデアはありますか?
これからは汗をかかないことが豊かになれる可能性を秘めていると信じられますか?
決して汗かいて働くな!ということではない。
それ以外の方法で豊かになっている人が急増している意味を考えてみるべき。
時代は自分の狭い小さい常識が通用しなくなっていることに気付かないとヤバいよ!