十数年ぶりに納期に追われる

今週末と来週末、2週続けて本業が4連休の積荷オヤジさんです。

秋は祭日が多くて本業は商売あがったりですが、複業でしっかり収入をカバー。どう転んでもしぶとく生き延びていけるよう老体にムチ打っていろいろなことをやっておりますだ。

 

週7日休みなくいろいろな仕事を消化できるのは、どの仕事もその日その場でケリがつくからだと思います。翌日以降に持ち越すことが無いというのは本当にストレスがありません。一晩寝ればスッキリ!また次の仕事を受け入れるために心身ともにリフレッシュされている。
こんな状態は会社員時代には無かったなぁ。常に企画提出や印刷・制作物の納期に追われていた記憶しかない。夢の中でも追っかけられてました。若さで何とか乗り切っていたようなもんです。

軽運送業で独立してみるとホントに仕事がその日で完結する。宅配だと不在再配達が毎日のようにあるため、その荷物を完了させないといつまでも自分の時間が引きずられてスッキリできない。再配達がその日で完了できずに翌日以降に持ち越しとなると、その1件のために余計なストレスを抱えることになる。
私の場合は商業貨物便の仕事なので不在はほとんどなく、たまに個人が自宅でやっているような場合に不在はあるが、再配達は運送会社の社員が引き受けてくれるので不在票を入れて終わり。だから複業が可能になっているとも言えます。

これから軽運送業をやってみようかと思っている方、宅配で毎日朝から晩まで軽運送仕事にどっぷり浸かり込んで収入を作っていくのか、軽運送仕事はある程度時間で区切って他のやりたい仕事と上手く配分してパラレルワークしていくのか、それとも軽運送仕事は完全に副業と割り切って他をメインに組み立ててみるのか・・・

 

”これが正解”って人によって違うと思うしそれで良いのだと思います。また最初から方向性を決め過ぎなくても良いと思う。今の時代は軽運送業に限りませんが一つの仕事で一生ずっと食って行こうと思っても、相手の都合に振り回されたりして思い通りに行かないことの方が多くなってきているように感じます。いろいろなサイクルが速く回るので自分がその時代の波・変化の波に乗っていかないと、働くことがどんどん窮屈になっていく。

今は軽運送業の仕事・求人は種類も数も豊富にあるし、全体的に人手不足なので労働条件はだいぶ良くなってきています。労働時間も休日もこちらの都合で組み立てることができる求人が多くなっているのは、働き方改革を真剣に考えて独立した者にとって非常に恵まれた状況と言えましょう。

ですからせっかくのこの状況を活かさずに、会社員と同じように何となく毎日朝から晩まで働いて残業(不在再配達)して、それでも毎月同じ額の収入が約束されていないという働き方になってしまうのはどうなのかな?と。
どうせ完全出来高な働き方をするのであれば、もっと自分オリジナルに考えていければ楽しくなるだろうに。

 

私がそうしているからそうしなさいということではありません。私も当初は軽運送業がガチガチのメインでスタートしてます。今のパラレルな働き方になったのは時代の流れみたいなものもあり、働くことへの価値観が変わったことも大きな要因でした。

私の場合は請け負う運送会社の都合で委託を縮小する動きに飲み込まれて週6稼働でスタートしたものが今では週4に減ってしまっています。社員でも自営でも仕事を貰う立場だと相手都合でこういう変化が起きる可能性もあるよということ。幸い私はやりたいことがいっぱいあり、軽運送業が減った時間を徐々に別の働き方ややりたいことにシフトしていけた。これは結果オーライというか、とても良い方向に導かれている気がいたします。

 

時間というのは使いこなせるといろいろな可能性を生み出すものだなと改めて感じます。
夏前から始めたwebライターという仕事。複業の隙間時間で出来る収入ネタとしてチャレンジしておりますが、月の収入では5桁に乗って来ました。まだまだ駆け出しの新人で作業にかかる時間が読み切れない不安もあって、ハードルがさほど高くない案件を週に1本ペースでこなして恐る恐る様子見をしているような状況ですが、在宅で出来る仕事として手応えはかなり感じています。

と同時に十数年ぶりに「納期」というプレッシャーを感じるようになりました。
これまでこなしてきた軽運送業と複業はその日その場で完結するとお伝えしてきましたが、ライターという仕事は案件を頂いてその日その場で完結するというわけにはいきません。指示書に沿って構想を練って文章を構成し仕上げていく。優秀な方や経験豊富な方ほど短期間で納品することは可能でしょう。

私は今は実績と信頼を構築するべくより慎重に作業を進めております。指定納期は5日~7日と割と余裕のあるものを選択してやっておりますがウダウダやっているわけには行きません。納品前にチェックもありますから3日ぐらいで形にするようにはしています。自由気ままにやっていた複業生活に「納期」というプレッシャーを持ち込んだ感じ。原稿に追われる作家の気持ちが少しわかったような(笑)

隙間時間を更に埋めていく働き方。窮屈そうに見えるかもしれませんが、60歳以降の収入の作り方として今準備しておかなければならないのです。肉体労働を徐々にフェードアウトさせていくことを意識して活動しております。

肉体労働仕事を減らしていく分ライター仕事に時間を投入していけますから、実績を積んでもう少し高額な案件に移行し作業効率をUPしていければ、6桁の収入は普通にいけると思います。在宅ワークと年金で月30万ぐらいあれば何とか暮らしてはいけるでしょう。そのための布石として、今はちょこっと時間に追われますけど納期のプレッシャーに慣れていこうと頑張っておりますだ。

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