軽貨物廃業してもドライバーやってます

時間とノルマに追われない高齢者向けドライバー仕事あります

一昔前ならお盆過ぎればいよいよ夏も終わりだなぁという感じだったのに、今はまだまだ気温が高くなっていく途中みたいな。
9月になっても気温30度以上の日が続いていくと考えると、「夏バテ」みたいな期間限定的疲労も扱い方が変わっていくような気がします。
もはや「バテる」というワードは1年中その状態が続いていることを指すとか。
「24時間戦えますか?」どころではない、「1~2時間でも戦えますか?」みたいな、常に栄養ドリンクを飲み続け逆に体調をおかしくする戦士で溢れかえる非正規&社畜ジャパンの未来がもうすぐそこまで来ている。

ここ数日、あちこちのスーパーやドラッグストアでは水(2リットルサイズ)が在庫切れとなり店頭から姿を消していることに気付いていますでしょうか?
私の家の近くのスーパーやドラッグストアでも見事に店頭から水が消えておりました。
先日の宮崎県日向灘でのM7.1の地震による「南海トラフ大地震」への関連性が取りざたされ、その翌日には神奈川県でも震度5弱の地震が起きるなど不安を煽るタイミングが続いたこともあるでしょう。

もともと夏場はキャンプとかの需要もあり、水はよく売れる時期。
毎年災害への意識喚起が行われる防災の日(9月1日)も近づいていることから、防災用品の需要が高まりその中でも「水」が買いだめ買い占めの対象になっているようだ。
幸い500mlの水のペットボトルは普通に販売されており、トイレットペーパーなども騒ぎになるような動きがないのでパニックまでには至っていない。
しかし近日中に南海トラフの大規模災害が予想される対象エリア等でまた地震が起きれば、パニック買いが本格化するかもしれませんね。

ガソリン代も水分補給代も報酬に見合っていない。辞めるか

仕事中に何飲んでます?
屋外仕事をされている方々は補給用水分としてどんな飲み物を準備されているのでしょうか?
前に身近に見ていたトラックドライバーの方々は、1リットル~2リットルの水のペットボトルを凍らせて助手席のクーラーボックスに入れていたケースが強く印象に残っています。
その他にアイスコーヒーやジュース類も一緒に持ち込んでいましたね。
私は1リットルの水筒に家で氷入れて水出しして冷やした麦茶を入れてました。もし途中で無くなったらその時の気分で様々なドリンクを購入して飲んでいました。

でも午後2時ぐらいには本業の配送を終えていたので、夕方までヘロヘロになって配送することが無いので水分量は一般的な配送仕事をされている人ほど多くはなかったと思います。
ただしまだ現役で配送を続けていたとしたら、必要水分量は確実に増えていると思います。
いや、どこかで倒れている自信があります(-_-;)もうムリぃ

さて、年齢的・体力的な問題もあって昨夏にメインの配送仕事を引退し、今春にサブの配送仕事としての荷主直請け契約を終了して軽貨物からの完全撤退・廃業をいたしました。
そして車両のリース契約も終了して車両を返却、約40年ぶりに車の無い生活になりました。
駐車場代・保険代・ガソリン代・車検代・税金・メンテナンス代・リース代という家計に大きな負担となっていたものが無くなり、何とか年金だけで暮らせる生活に向けての第一弾を実践してみました。

ただねぇ、車を手放した不安もあることはあるんですな。
自分や家族が急な病気になった時やちょっと大きな買い物をする時なんかは不便を感じるでしょうね。
そして高齢になって運転をしなくなると、たまに運転する機会があった時に運転能力が著しく錆び付いて事故る確率が高くなるのではないか?と思ったりする。
やはりちょこちょこハンドルに触っている方が運転感覚は維持できると思うのです。だからというわけではないのですが、軽貨物という運転仕事とは完全に決別してからも運転をする機会が与えられた仕事に就いておりますだ。
それが本業の介護の仕事と副業の介護の仕事。

送迎ドライバーという働き方はどう?

本業の介護の仕事は週5日のフルタイム勤務。厳密に言えば介護助手という介護現場の裏方の仕事です。
その仕事の中の一つに「利用者の病院等への送迎や買物代行」という運転を任されるものがあります。
実際は要介護度の重い人が多く車イスやストレッチャーを使うケースがほとんどなのですが、その場合は慣れたスタッフが行い、処方箋受け取りや買物代行など簡単な業務を私が任されることがあります。
こちらは不定期でありますが、私が動く場合は概ね軽自動車を使うことと近隣だけの運転なので特にストレスはありません。

そしてもう一つの副業の介護の仕事。
こちらは週1日(午後のみ)ですが、リハビリデイサービスでの送迎ドライバー&運動指導員として毎週運転する機会があります。
午前・午後の2部制の仕事で、私が担当しているのは午前の部の利用者様の自宅への送りと、その足で午後の部の利用者様のお迎え。そして終了後の自宅への送りが運転業務。
運転していない約3時間は主にマシンを使った運動指導をしています。

送迎用の車両は8人乗りミニバンで軽の1BOX に乗り慣れた者にとってはやはり大きく感じます。
特に鋭角に左折する際とかバック駐車する時の視界や感覚がだいぶ違うので慣れるまでは緊張する。
今度は荷物ではなく人を乗せているということも慎重にならざるをえない。
しかし適度にハンドルを握る機会というのは やはり高齢者には必要だと思います。
危ないからと極力ハンドルを握らせない周囲の気持ちもわかりますが、運転能力を錆び付かせないための機会を確保することも大事なのかなと。

80代90代の元気な人からエネルギーを貰える働き方です!

同じ職種でも出口と入口は大きく違う
ほぼ認知症や寝たきりで看取りへと続く介護の「出口」の方の仕事と、まだ自立した生活ができており介護予防を主体とした言わば介護の「入口」の仕事。
この両極端を経験できるというのは非常に意義があると思います。
かたや利用者とはほぼ会話が成り立たない真剣勝負が続く現場。響き渡るのはスタッフ同士の声ばかり。
かたや普通に会話を楽しめ冗談も通じる日常の1シーンのごとく、仕事をしているという感覚があまりない。
どちらも大事な仕事なのだが、実際に経験してみるとそのストレスの違いに驚く。しかも報酬は大して違わないのに。

リハビリデイサービスの仕事はひょんなことから紹介されましたが、取り合えず介護の仕事に携わっていたおかげのご縁。
まさか介護関係の仕事でダブルワークするとは思っておりませんでしたが、理念やルールとしては共通しているので私のような高齢者でも仕事を覚えるのに大した時間はかからないし、何より外仕事から来た者には1年中空調の効いた環境で働けるというのは、気象変動が顕著な昨今においては間違いなく労働寿命を延ばせると思うし無茶しなければ70代以降も働けるのは他の高齢者向けの仕事と比べても悪くはない(施設や職場にもよるが)。

時間とノルマに疲れたら違う肩書のドライバー職もありだな

送迎ドライバーの求人は結構多い。
しかし内容が朝2時間、夕2時間みたいな中途半端な働き方になる求人も多い。
それは多くが1日デイサービスの場合の求人で、朝迎えに行ったら夕方の送りまで送迎業務がないから。
求人によっては迎えと送りの合間の数時間を洗車や施設内軽作業で埋めることができる働き方もある。
まあ朝2時間ほど運転して、日中は家でゴロゴロしたり他のバイトを入れたりして、夕方また運転しに来るという働き方も可能。
そこは時間を工夫することで働き方も広げることができます。

大事なのは求人に出ている内容で頭を硬直させないこと。
大変と思われがちな介護の仕事にも無資格の高齢者でも役に立つことができる求人はあります。
自分の労働寿命を延ばすためにはどう働くのが良いか?
目先の稼ぎだけでなく、自分を長持ちさせる働き方・暮らし方を意識してみてはいかがでしょうか?

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