解放宣言

昨日の昼間は小学生対象のテニス教室のコーチをやっておりました。土曜日には珍しく軽運送の仕事依頼があったのですが、何せ仕事の通達が3日前の水曜日ですよ。テニスコーチの仕事は2か月前に決めていたのでキッパリ断ってやりました。こちらも鳥のヒナじゃないんだからいつでも口開けてエサ(仕事)を待っていると思ったら大間違い。そんな状態で受け身でいてはいけません。

軽運送業で「稼げない」「仕事がない」と不平不満愚痴をこぼす人の多くは受け身のタイプです。

 

今年になってから土曜日の出動依頼がめっきり少なくなりました。2か月に1回程度ですからほぼ無いに等しいし、最近2か月は1度もありませんでした。もちろんそんな状態を放置しているわけにはいきませんから、土曜日のドライバー仕事には見切りをつけて違う事をする貴重な時間と決めております。

軽運送業やってるからといってドライバー仕事ばかり探さなくても、収入にできることはドライバー仕事以上にたくさんあります。会社員と違って遊ぶのも副業するのも自由ですから、そこを柔軟に考えておかないと選択肢が非常に狭くなる。稼げない一つの理由になるのです。

 

運送業界・会社にいまだに多く見受けられるのが、「ドライバーなんて掃いて捨てるほどいるんだから」という思いあがった上から目線。こういう思考が横行しているからドライバー職の待遇はいつまでたっても改善しないし深刻な人手不足が進行しているのに真剣に対策を考えない。なので上記のように直前に仕事依頼をしても仕事に困っているだろうドライバーどもが断るわけがないと甘く考えている。そこへ強烈なしっぺ返しを喰らわしてやらないと奴らに危機感は生まれない。世のドライバーのために積荷オヤジさんは闘うぜ!

 

なんていう態度をとって果たして今後の運送仕事に影響はないの?と心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか? 私も心配です(笑)

でもそれは会社員的思考なんですね。組織の中の一員として考えるから突出した考えの人間は煙たがれる・消されるんじゃないかと思ってしまいますが、私はフリージャーナリストの立場(いつから?)として弱者であるドライバー諸氏のために情報を提供していきたいと思っていますし、何か月も仕事を干していたくせにたまに出した仕事を断られたからといってイジメをしてくるような会社であれば立派なパワーハラスメントですから、弱みは相手にあるわけで堂々としていればいいんです。サラリーマン根性を引きずって相手の顔色ばかり窺って目の前の仕事に依存しているなら独立した意味がない。

本来、仕事と報酬は同価値・対等なはずなのに、そこに上下関係が生じるからブラックな環境が出現する。目の前の仕事に依存している限りはその環境から抜け出すことが困難になるわけで、他の選択肢を持っていればそういう問題も解決していけるはずです。

自分を縛りつけているものは何か。それこそがストレスの原因でしょう。縛りつけているものが何なのかをきちんと認識・整理し、そこから解放されるために自分は何をすれば良いか。それとも今後もすっと縛られることを我慢して生きていくのか。

ストレスの正体と闘うのか我慢するのか。我慢を選択するなら不平不満の原因は自分自身にあるということ。闘うことを放棄したのならその結果に対する責任は全て自分にある。

 

一つの仕事・職場・会社に依存するメリットももちろんあると思いますが、デメリットの方が大きいような気がいたします。独立して特にそう感じるようになりました。サラリーマン根性から抜け出すことができてから、ストレスフリーの毎日を満喫しておりますだ。

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