軽貨物+複業で働き方に化学反応を起こせ!
緊急事態宣言が解除されてから1週間以上が経ち、そろそろ仕事も平常を取り戻した頃でしょうか?
それともテレワークや在宅勤務といった数か月前とは違った働き方が定着し、一喜一憂しながら過ごしているのでしょうか?
今回のコロナ騒動によって、それまでは声高に叫ばれながら一向に進む気配がなかった「働き方改革」が一気に進んだ気がいたします。
3密回避・外出自粛という未曽有の足枷が、日本人のワークスタイル・ライフスタイルに大きな「気付き」をもたらしたと言えましょう。
やろうと思えば出来たことをそれまでやってこなかった。
切羽詰まってやり始めるのは、夏休みの宿題を登校日前日までやらないという日本人のDNAが政治や社会にも影響しているのだろうか?
潜在的に皆が「おかしいなぁ?」と思いつつも、常識や昔からの慣習に流されていた不要不急の部分が一気に炙り出されて、ようやく働き方が「改革」と呼べるぐらいの動きをみせた。
それがテレワークやWeb会議といった、わざわざ人が一か所に集まらなくても出来ることに表れている。
まだまだ在宅勤務やテレワークが出来ない仕事もありますけど、出来るのにやってこなかった会社や職場がいかに多かったか。
通勤はともかくとして、朝礼や会議など通信やSNSが発達しているのに時間・場所で拘束して一生懸命やっている。
ドライバーという職種は在宅勤務・テレワークが出来ないジャンルと言われています。
しかし実際はそれを可能にしている人もいます。
例えば元請けや手配師。
自分が動かなくても他人を動かすことで仕事を可能にしている。
むしろ自宅にいた方が仕事がやりやすかったりする。
時には自ら配送もするのでドライバーの部類に含まれる。
彼らの場合は人を動かすのも自分でハンドル握るのも全てが本業。
しかし複数の収入手段を持つことでドライバーの仕事しかしていない者とは安定感が全然違います。
前回、運送業の多層構造の話をいたしましたが、元請けや手配師はドライバーより上の階層にいる形になります。
自分で汗水たらすことなく中間搾取することで、収入も自由な時間もドライバーより多い。
逆に言えば最下層にいるだけでは真面目に働いても労働対価が低い状態から抜け出せないのです。
ドライバーでも月に50万も70万も稼ぐ人がいますが、時間も経費もかかっているため労働対価としては決して高いとは言えないのです。
元請けや手配師は例えば5人から5万づつでも上がりを抜けば、それだけで所得が25万になる。
毎日長時間働いて50万稼ぐ人の所得(売上-経費)より低くても労働対価としては雲泥の差です。だってほぼ不労所得ですから。
まあこれは極端な比較例ですけどね。
でもドライバーがそれなりの収入を得るためには労働時間や経費がかかりすぎることがあまり論じられず、見た目の売上額で稼げる云々に見えていることをどう思うか?
私は見た目の売上より労働対価の部分を重視した働き方を意識しています。
だから労働時間が短くてそこそこ稼げる運送仕事と経費のかからない複業を組み合わせた働き方を研究しているのです。
数年前の別ブログで本業も複業も300万円以上の収入があることをお伝えいたしましたが、この時から更に進化を続けております。
近未来的軽ドライバーとwebライターという在宅勤務が加わり、車内でもどこでも経費のかからない作業が可能であり立派なテレワークドライバー(笑)
柔軟に働きたいんです!
ドライバーがテレワークの出来ない職業?
それは ドライバー=配達仕事 という固定概念に縛られているから。
配達仕事に時間を投下しすぎていると別の可能性など考える余裕もなくなりますよね。
隙間時間をいかに収入に変えていけるか?
たったこれだけのコンセプトを意識するだけで、本業以外の時間が意外にお金になることを知ることができるはず。
そのためにも研究は必要です。
自分に合う仕事、軽貨物の終わった後に出来そうな仕事、いろいろあるはずです。
食わず嫌いでいるうちは何もフィットしてこないでしょう。
とにかく求人広告でも何でも見る習慣をつけると、自分がそれまで想像もしていなかった仕事を知る機会が出てきます。
軽貨物にこの仕事を組み合わせると・・・
その化学反応が凄い効果を生んだりするのです。
別にそっちが本業になり軽貨物が副業になったっていいじゃない!
逆にそれぐらいの気持ちでいなければ化学反応は起きないし、最下層人生は変えられない。
自分がサラリーマン辞めてフリーのドライバーになって一番感じているのはストレスフリー。
昔の会社員と比較すればフリーランスは確かに安定・安心していない世界です。
しかし今の会社員と比較すると全然見劣りする感じがしないのは何故でしょう?
会社員は労働時間や収入を自由に変えることができない。
そしてリストラを回避することもできない。
社会情勢が混乱・不透明になれば尚更ですね。
フリーランスだって仕事を失う心配は当然あります。
しかし自分で船の舵を操れるというメリットがある。
そのためにも船の行き先を多数知っておくこと。
軽貨物のドライバーで言えば、他の収入手段を複数持っておくこと。
自分は今複数の収入手段があることで心配は最小限で済んでいます。
どの仕事が本業であろうとこだわっている場合ではないし、特に軽貨物ドライバーは誰でも出来るような仕事なのですから余計にそう思います。
今、目の前の仕事が安定しているとしても自分自身の研究は欠かしてはいけません。