緊急事態宣言・都市封鎖のXデーは4月〇日?
モヤモヤしたまま3月が過ぎようとしています。
日本より遅れて発症し感染拡大した他国はアッという間に緊急経済対策を発表し、国民に具体的な給付金額等を決め、外出禁止や都市封鎖も平然と行っている。
一方日本の政治家たちはというと・・・また利権か!
初期対策の遅れ、中だるみ、国民度外視の経済対策をチラつかせるも3月中に何も決められない・・・
そうこうしているうちにクラスターが各地で発生し、いよいよ対策も限られてきてしまった。
国民のイライラが頂点になろうとしてようやく安倍総理や小池都知事が会見・コメントを発信してきましたが、何を今さらという感じ。
3月中旬ぐらいに発信する内容ではないのか?
オリンピックの延期問題の時も直前まで予定通り開催と頑固なまでに言い張っていたのが、延期と決まった後の展開の早いこと。
もう来年の日程まで概ね決まっているようだ。
これは絶対に延期の線で話がついていたに違いない。
しかも延期が決まった瞬間に都内や全国で感染者数が大きく増えて発表され続けている。
都合の悪いことを隠す隠蔽体質は安倍政権お手のもの。
ということから小池都知事が最近急にメディアの露出が増え、外出自粛を強調するようになってきたのは何の伏線だろうか?
安倍総理も緊急事態宣言や都市封鎖についてまだその段階ではないと言いながら、ギリギリの状態で踏ん張っていると何かを匂わせている。
これ、オリンピック延期が決定する直前の感じと似ていませんか?
まず東京で国民の反応を見て、それからいきなり緊急事態なり都市閉鎖宣言してもおかしくないような。
我が国では過去に緊急事態宣言も都市封鎖も経験したことがないので、慎重になるのはわかる。
やってみて何が起きるか?収集がつかなくなってしまった時、責任の所在はどこにあるのか?
専門家による推測データはすでに分析済みなのだろうけど、相手は未知のウイルスであり過去の類似の事例など全く役に立たない場合が怖い。
一旦宣言されれば国民生活は国の管理下に置かれ、経済活動等に大きな制限がかかることになる。
都市封鎖となれば人の移動すら自由にできず、物流の停滞は必至。
ただでさえ買い占めで物が買えない状況なのに、更に混乱が増しパニックや暴動の危険すらありえる。
経済活動の犠牲と引き換えにウイルスの拡散・流入を防ぐと頭の中でわかっていても、実際に自由を制限されモノも買えない状況になった時、人は正常でいられるだろうか?
しかも封鎖がいつまで続くか誰もわからないという・・・
大体東京都を封鎖したら都内へ通勤することも厳しくなる。
テレワーク・在宅ワークができない企業は社員を都内に封じ込め働かせるのだろうか?
下手すれば当面の間は臨時休業せざるをえないお店や工場も出てくるだろうし、従業員の解雇も現実的になってくる。
そこで現金給付という最後の切り札を使い人々の生活を支えなければならない時に、お肉券だのお魚券だの利権を絡めた提案をしてくるバカ議員がいる。
最近の報道だと一応現金支給になるようだが、コロナウイルスが原因で収入が減った世帯が支給対象だと。しかも世帯ごとに10万とか言っている。
2人家族と5人家族の支給金額が一緒ということ?はぁっ?
対策内容が決まるまで遅すぎるし、出てきた案は苦境な家族を助ける気があるのだろうか?
「コロナウイルスが原因で収入が減った」って自己申告でよいのだろうか?
収入が減るのがこれからの世帯は支給されないということ?
いくら収入が減れば対象になるのか?まさか通常月の30%以下とか?
対策の中身がグレーすぎる。
また国の都合で対象者を絞ってお金が有効に使われないのが容易に想像できる。
国民も身を削って協力しようとしているのに支給対象者が限られるって・・・
今週末がヤマ、今週末がヤマ、と言いながら感染者の増加ペースは右肩上がり。
外出自粛を無視する者が相当数いるということもあるが、ここ数日で爆発的な感染増加があれば恐らく緊急事態宣言は出されるであろうし、都内の感染者が一気に増えれば都市封鎖もやむを得ないか。
まさに瀬戸際の状況。
4月は閉店、廃業、倒産がかなりの数になりそうです。
それに伴って職を失う者も多数出るでしょう。
それなのに救済のためのお金は欲しいところに行き渡らない。
海外との流れを断ち切っているわけですから、今年のゴールデンウィークは海外旅行は壊滅状態。
連休前に国内の情勢が落ち着いてきて渡航規制とかが緩んできても、しばらくは海外旅行は敬遠されるでしょう。
航空会社や旅行会社は相当ヤバいが海外の事情はもっとヤバい。
奇しくも明日はエイプリルフール。
最近は下手なウソ・冗談は即炎上する。ましてや世の中冗談など言える雰囲気ではない。
何もかもが昔イメージしていた「4月」とは変わってしまった。
卒業式や入学式・入社式は延期・中止となりお花見もままならない。
季節感などどこかに吹き飛んでしまいましたね。
何か新しいことが始まる予感に心ウキウキするのが4月。
しかし今度ばかりは日本人が誰も経験したことのないような「新しいこと」が始まる4月になるかもしれません。