軽貨物始めるならパラレルワークを意識しよう!
激動の2020年も残り1ヵ月を切りました。
以前の何気ない日常が一転し規制だらけに。生活スタイルすら変更を余儀なくされることもあり、ストレス耐性に弱い者には厳しい1年になりましたね。
しかしその生活がどうやら年が明けてもしばらく続いていきそうです。
労働者にとっては当たり前であった「通勤」すら感染というリスクの対象になり、社会全体に働き方を考え直す機運が高まりました。
フレックスタイムやテレワークが浸透し、朝礼や会議といった古くからの時間泥棒的な慣習を見直すキッカケにもなったことはケガの功名とでも言えましょうか。
勤労全般において無駄な部分が炙り出されたことは今後に活かさなければいけませんね。
無駄を炙り出すのは社会や勤務先だけではありません。
肝心なのは自分自身。生活の中で不要不急の行動・行為・支出っていくつか思い当たりませんか?
独身者などは家に帰るなりやることはエアコンとTVを無意識にポチッとする。
特に観たい番組でもないのに視線はTVにくぎ付け。
そしていつの間にかスマホをいじり出して意識はネットとTVとどっちつかず。
ふと気が付けば日付が変わっていたりする。
いつもいつもこんな生産性の無いことの繰り返し。
多くの人が弱い部分を持っていますよね。
私も独身の時の会社員時代はまさにこれ。スマホどころか携帯電話さえなかった時代でマンガ読みながらテレビでしたが(^_^;)
とにかく人一倍金銭感覚が無かったため貯金もせず無計画に散財しまくっていました。
今思えば一番お金を貯められた時だったのになぁ・・・
この時に投資を始めていれば30年ほど経った今、もっと楽できていたはずなのに(悔)
結婚してしまうと自由に使えるお金は一気に減ります。
嫁さんがしっかりしていればいるほどその傾向は強いですよね。
しかしそのおかげで家計は回り子供の教育費や家の購入等の道が開ける。
自分をコントロールしてくれる「何か」が必要なんです。
新型コロナウィルスという人類的災難で、仕事や生活のリズムが狂ってしまった人も多いでしょう。
それまでの当たり前だった日常が失われると人間の弱さが見えてきました。
マスクやアルコール等の除菌グッズに今年いくら使ったか把握していますか?
恐らくほとんどの人・家庭で数万~数十万円規模の支出になっているはず。
しかしこの支出はコロナが収まるまでまだまだ続いていきそうですよね。
しかし一回経験したことで今後についてはある程度の準備はできます。
普段からこうした有事の際を意識して準備している人・家庭ってどのぐらいいるんだろう?
有事という表現は不謹慎かもしれませんが、似たような支出としては冠婚葬祭があげられます。
自分で予めスケジュールを立てられるわけではないので、緊急に用立てする必要に駆られます。
家計に余裕があるならどうということはないのでしょうけれど、計画性なく暮らしているとキャッシングのお世話になったりする。
こうなるとキャッシュフローは後手後手になっていく。
貯蓄から捻出するのではなく返済のためにお金を工面するという悪い流れ。
私が軽貨物で独立する時もちょっと苦しい時期がありました。
軽貨物の仕事自体はやれば何とかなると思っていましたので始めることに不安は無かったのですが、まず車を用意するという部分で中古車でしたがローンを組みました。
貯蓄に余裕があったわけではなくキャッシュフローが後手後手になるパターンでのスタート。
しかも悪いことに運送業って支払いサイトが遅いんですよね。
月末締めの翌々月の支払いなんて当たり前のようにあります。
私の12月に振り込まれる本業の報酬は10月稼働分ですから。
今でこそギグワークなどは支払い速いですよね。翌週とか。
だから仕事として人気がある部分なのですけど、一見キャッシュフローが回っているようで実際は自転車操業に陥りやすい。
一回の振込額が少額だからです。入ってきた分だけ使うパターンの人、多いでしょ?
この状態って常に回していないといけないので危なっかしいことこの上ない。
私の軽貨物のスタートは車のローン背負って、しかも初収入が2か月後というキツさ。
この状況を少しでも解消するために副業を同時スタートしました。
副業も普通のアルバイト的なものなら週払いとか月末払いとかあるので有難いです。
私が常々軽貨物始めるなら同時に副業をやるべきと推奨しているのは、支払いサイトが遅い仕事を請け負った時のことを想定してのことです。
普通に会社員を経験してきた人なら20日締めの25日支払いみたいなイメージがあるかもしれませんが、末締めの翌々月支払いって結構キツイですよ。
収入の安定と当初の不安解消のために副業を取り入れるのは必須です。
軽貨物の基本的な不安。車をどうするか?当面の間の生活費を捻出できるか?
ここをクリアできれば後は配達スキルが上がっていけば軽貨物でも生活はできます。
ただし今はどの業界もそうですけれど人生を託すような信頼をしないことです。
ウーバーもAmazonもPickGoもシステムがコロコロ変わっていますよね。
配達仕事に生活の比重を全部かけてしまうと逃げられなくなる。
今はどの業界・企業も自分が生き残ることに必死ですから、従事している労働者のことなど二の次です。
自分の働き方にはいくつかの選択肢・可能性を作っておくべき時代です。
本業・副業なんていう分類はもう意味が無くなってきています。
パラレルワーカーとしてどの仕事でも食って行ける働き方を構築するべきです。
コロナ禍で一部の業種では瀕死の状況になっている姿を見て来ましたね?
いつ自分が従事している会社・仕事がそうなるかもわかりません。
それだけ今の世の中は安心できる場所がなくなってきています。
特殊な能力があるような人を除いて、収入のリスクヘッジとしてもこれからはパラレルな働き方が絶対必要になってくると思うのです。