浪費・消費・投資(時間編)

学生時代以来の長い休みに生活のリズムが狂ってしまった方もいたかも知れませんね。長すぎる休みに文句を言う人もいたのには驚かされますが、自分をコントロール出来ないことを他の責任にしてはいけません。

時間の使い方はあくまでも自己管理責任です。休みも他人から指示されたと思っているから文句を言う(笑)

 

今回の大型連休は、時間に振り回される傾向にある日本人がたっぷりとした自由時間を与えられた時にどう振る舞うのかを試されるという実験的なものだったと考えると面白い。
休みも取らず(取れず)に働き続けた方々には申し訳ございません。しかし不公平感を心の中にしまってしっかり職務を遂行できるか否かということも、ある意味働き方改革における今後の一つの参考になることは間違いない。

昔「君、作る人。僕、食べる人」というCMがありましたが、男女差別的な表現として大問題になりましたね。これと似たような感じを受けたのですよ。今回の大型連休には。「君、働く人。僕、休む人」みたいな。こういう不公平感を無くしていくことも社会全体の働き方改革として必要になっていくのでしょう。

 

少しの無駄もなく連休を使いこなした方は素晴らしい。というか羨ましい。
普段と違う状況に置かれてもきちんとスケジュール管理をし、遂行できる人は仕事に関してもきっと上手く立ち回ることが出来る人なのでしょう。こういう人は長い休みが明けても何事もなかったかのように仕事に入っていける。

一方、思いつき・場当たり的に方向性定まらず、「休みだから出かけようか?」みたいな主体性のない感じで何となく時間が過ぎて行ってしまった人は要注意。こういう人は典型的な振り回されやすいタイプ。仕事においては会社や上司にいいように使われ、「自分とは何ぞや?」という問いに答えることが出来ない。いや、そもそも自分の存在意義について問うこともしないでしょう。休み明けで気持ちが大ブルーのまま仕事に入っていくという、オン・オフの切り替えが上手くいかない人。人に流され時間に流され自己を見失っている人。
転職を思い付くが出来ない人はまさにこのタイプ。

 

時間の使い方を自分のものにすることが、成功への一つの方法だと思います。
他人の時間で生きることを止め、自分の時間を意識して過ごすこと。空気と同じで時間は目に見えませんが本来誰にでも平等に与えられているもの。空気の悪い環境にいれば体に良くないのと同様に、自分で管理できない時間の中で過ごすことは良いわけがない。我慢が美徳と勘違いしやすい日本人だから「社畜」と呼ばれる労働環境が数多く存在するが、我慢すれば会社が面倒みてくれた時代はもう過去のものとなりつつある。我慢の先に人員削減・希望退職が待ち構えているのが今の世の中。優良企業と呼ばれている会社ですらその流れに逆らえなくなってきている。

普通に働き普通に生活できた「消費」社会が普通でなくなって来た。これまで大丈夫であった流れに身を任せた時間の使い方は、「消費」から「浪費」へ変わっていく。自分で管理・使いこなせない時間はお金の無駄遣いと同じ。お金は使わなければゼロのままだが、時間はゼロで止まってくれない。何故なら人間には寿命という限られた時間があり、それは何もしなくてもカウントダウンは進んで行く。オギャァと生まれた瞬間から終了へのカウントダウンは始まっているのです。どんどん残された時間は減っていくのですから、その使い方をいい加減にしていればそれは「浪費」なのです。

 

時間を「投資」する。
お金と同様に時間の「投資」が自分に何をもたらすか。何をすれば良いのか。

まずは自分が管理できる時間を増やしていくこと。それは読書でも良いし旅行でも良い。しっかり自分の意志で使える時間を作っていきましょう。有休申請みたいな他人にお願いしなければ自分で自由に出来ないような世界は、まさに他人の時間で生きている証拠。「他人の時間で生きている」ことが当たり前だった人がいきなり「自分の時間で生きろ!」と言われたって「無理!」と思うのは仕方がないかも知れませんが、それを仕方がないと思っていることが問題ということに気付いて欲しい。「空気の良いところで生きろ!」と忠告されて「無理!」と言って大気汚染の環境の中で過ごし続けるようなものです。残された時間は刻一刻と減り続けていく中で、自分の時間で生きる事が出来ないなら何のための人生なのか。

 

働き方改革の肝は、自分の時間を作り育てることだと私は思う。

自分の時間の中でいくら働こうがそれは自由だし納得できる。
他人の時間の中で働かされているから満足感が得られない。
では残りの人生、どうやって満足度を高めていくか。
それが時間を「投資」する意味だと思うのです。

食事をするのも買い物をするのも映画を観るのも時間が必要。
自分の時間が多ければ自由に出来ることが増えていく。
私は複業の合間に本屋にも行くし買い物もするし映画館に行くことも可能な働き方をしています。自分の時間を増やすことを意識して働き方を考えていった結果が今に至っている。週7日働こうが自分の時間の中で動いているのでストレスも感じない。

まずは他人の時間・自分の時間という意識改革から始めてみてはいかがでしょう。そして自分の時間を増やしていくにはどうするか。自分の時間を増やす働き方というのは絶対あるはずで、それは「どこかに勤める」という常識的なものを取っ払うことから始めないと何時まで経っても見えてこない。

人生に残された貴重な時間、「投資」は早く始めるほど効果は大きくなりますよ。

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