選択肢を持つ強み

大雪、台風、運行中止、体調不良・・・ 何が起ころうとも仕事をするためにどこかへ向かわなければならない今の働き方に疑問を抱いた事はありませんか?

「自分が生きていくためにそうするしかないから仕方がない」、本当にそうでしょうか? それは単に選択肢を持っていないことの言い訳に過ぎないのでは?

 

別に選択肢なんて無くても何も問題なく生きていけるような人には関係ないお話しです。しかし労働収入に頼らざるを得ない多くの方々にとって、会社に依存、働き方が硬直化しているのが現実。それ故、冒頭のようなアクシデントがあっても同じ時間同じ場所を目指して行動しなければならなくなる。

例えば収入手段・働き方にいくつかの選択肢を持っていて、状況に応じて使い分けることが出来たとしたらどうでしょう。「明日は大雪で交通機関がマヒするから自宅で仕事するか」「体調悪いから今日は肉体労働やめて事務仕事に専念」「今月は売上げ目標達成できたのでちょっと旅行してきます」・・・

「何を寝ぼけたこと言ってんだ!」「んな都合の良いこと出来るわけねぇだろ!」とお叱りいただくことは想定の範囲内。ただ頭ごなしにそういう可能性を否定してツッコんでくる人は、工夫とか可能性という言葉が苦手なのか毛嫌いしているのか。 まあ組織でしている仕事を急に個人の都合で離れてしまえば周囲に迷惑がかかるのは当然だし、ここではそういうことを言っているのではありません。選択肢があることによって回避できる苦労とか失わずに済む収入の話についてです。

 

働き方の多様化で既に会社に行かなくても出来る仕事は増えてきています。逆に社員を拘束しないと仕事にならないような事業では発展していくことは難しいかも知れないし、働く側も拘束される事にアレルギーを持つようになっているので、よほど待遇に魅力がなければそういう会社に人材が集まりにくくなってきている時代。いつまでも昔の慣習や常識に囚われていると自分の未来まで失うことになる。

特に会社員でない自営業・フリーランスの者は自分が生きていくための手段を構築しておかなければならない。そのためにも常に選択肢を持ち状況に応じて使い分けできるようにしておきたい。「複業」というのも働き方の選択肢・収入手段という意味においてとても効果的だと思います。

 

これまで別ブログ等で何度も書きましたけど、今のところ本業としている運送会社から請け負っている軽運送仕事も、以前はその仕事だけで35万前後稼げていたのが、先方の都合で完全週休2日になり現在では完全週休3日となっている。たまに繁忙の時だけ土曜日とかお呼びがかかるが、今はその他の複業収入が圧倒的に増えているので、あるかどうかわからない仕事を待つことなくキッパリ断り違う仕事をすることが出来る。

弱小個人事業主がこんなこと出来るのも選択肢があるからこそ。選択肢もなく他に収入手段を持っていなければ、足元見られていいように使われるだけ。これは他の同業さんを見ていてよくわかる。先方の都合に振り回されちゃってるなぁ~と。そこまで忠誠心だしても結局は皆が稼働日減らされてるし報酬ベースも10年経っても1円だって上がっていないんだから。独立しているんだからもっと自分中心に働き方を考えてもいいと思うんだけど。

 

選択肢があるということは、わかりやすく言えば単品ランチとビュッフェ形式のランチの違いという感じ。選択肢を持ってもお金がかかるわけではないので、同条件ならビュッフェの方が良いですよねぇ。よほど単品ランチに希少価値がない限りは、その日その時の気分・体調で好きな物を好きなだけ楽しむことが出来る方が良いに決まっている。働き方にもそういう選択が自由に出来るようになればと真剣に考えていますしそうなれるように試行錯誤を続けています。

結婚しても引っ越しても歳をとっても続けていける選択肢のある働き方ってどうですか?

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