軽運送業で失敗しないためのカリキュラム

どの産業も人手不足で困っている割には人員整理が平然と行われている。

求人広告は星の数ほど出ているけれど、中高年にはなかなか厳しいのが現状です。面接にすら呼ばれないのが当たり前のような状況で、定年以降の収入手段はいったいどうしたらいいの?

 

人手が足りないのに人員整理を進めるってどういうこと?

大雑把に言えば企業存続のために体質改善を進めている過渡期なのでしょう。正社員を減らし非正規社員を活用することで人件費の負担を減らしたいのが本音。数千人規模の人員整理だと社会保険の負担部分だけでも下手すりゃ億単位の費用を浮かせることができる。売上げを1億伸ばすより人件費で1億削る方が確実で即効性がある。多くの企業が副業を容認しだしたのも、「リストラされても生きて行ける状況にしておいてね」という企業の優しさ(笑)・情けです。

簡単に正規・非正規を入れ替えようとするのは、今まで非正規で事足りる仕事をわざわざ正社員でやっていたということか。逆に言えば正社員がいなくても成り立っている程度の企業が多いということ?
毎日人員整理にビクビクしながら働くぐらいなら非正規でもよくない?

 

日本のトップ企業の社長が「終身雇用制度の存続はもう無理」と明言する前後から、まるで申し合わせていたかのように有名企業の人員整理のニュースが毎日のように飛び込んで来ます。いかに正社員を雇用し続けることに無理が生じていたのか・・・
終身雇用は出来ませんと言われても、社員として雇用されたいですか?
本当に社員でなければダメなのですか?他人に人生を委ねたいですか?

私が軽運送業で独立してもうすぐ丸11年になります。
11年前はまだ 正社員・雇用されている ということが安定・安心と強く信じられ、軽運送業のようにフリーランス的に働くことは不安視され、社員の立場の人からはどこか見下されているような風潮がありました。
私も会社員の立場を捨て、軽運送業で独立すると宣言した時は周囲からは祝福など無く、ほぼ止めた方がよいという意見に満ち溢れておりました。
そして月日は流れ・・・

当時社員であった周囲の者達の中には、まさに「安定・安心」と誰もが思うような知名度の高い会社に勤めていた者もいましたが、知名度が高い会社だけに吸収合併や大規模な人員整理が話題になり、ニュースで報じられた数年前に突然音信普通になってしまった者も数名いる。当時の年賀状には会社がヤバいような事は書いてありましたが・・・

最もヤバそうであった私が未だに続いていて、最も安定していると思われていた有名企業の社員がどこかに飛んで行った。
社員こそ安定・安心という神話はとっくに崩れ出している。

だからと言って軽運送業が信用できる働き方かというとそうではない。
成功する人もいれば失敗する人もいる。稼げる人もいれば稼げない人もいる。
成功・稼ぐのは容易ではないが、失敗を防ぐやり方はある。

軽運送業で独立・失敗しないためには行き当たりバッタリではダメで、進めていくためのカリキュラム的な準備が必要。

最初に必要となるのが、「車」「仕事」そして「本気」。
車(中古車)や仕事には、当たりハズレがあります。そして本気にも。
3つに共通するのは「楽」は危険ということでしょうか。

車は値段は辛いが新車を選べばまず問題は無い。中古車は値段もピンキリだし当たりハズレもある。安く済めばそれにこしたことはないが、楽に手に入れようとするほど失敗の確率は上がる。

仕事もそう。見た目の条件の良さそうな求人ほど現実とのギャップを感じると思います。不動産の広告と同じで実際以上に良く見せるために甘い誘い文句が散りばめられている。ちゃんとした広告は良いとこ悪いとこを隠さず伝えてくれる。そういう広告主は信用できます。私が登録している求人サイトでも月に数件、軽運送業の情報が来ますけど、実際に問い合わせて詳細を聞いてみると上っ面の求人広告の内容とだいぶ違う働き方だったりするので、事前に自分の譲れない部分を整理して相手と会って話してみることです。対面すれば相手の雰囲気で感じられることもあるので、楽せず電話だけで決めようとしないこと。

本気というのは「覚悟」とも置き換えられる。
スタートして1ヵ月も経たないうちに挫ける人は多いです。いったいどんな覚悟で始めようとしたのか?
挫折する原因の多くは仕事との相性でしょうか。そこには求人から読み取れなかった自分の甘さもありますが、一番は自分の本気度が問題。

一応契約してスタートしたからには後は自己責任です。自分で納得したから始めたはずですから1ヵ月やそこらで音を上げるというのは本気ではなかった・覚悟が足りていなかったということ。よほど犯罪的に騙されているならともかく、自分の弱さを呪うべし。

「稼ぎたい」という漠然とした目標ではダメです。目標金額を明確にし、そこに到達するには何をどれだけやらなければいけないかを自覚しておくこと。結果が伴わなかったことを言い訳に「稼げない仕事」と口にするのは責任転嫁しているようで恥ずかしいですよ。

収入の不安を気にするのであれば副業は必ず考えておくこと。
軽運送業だけに限りませんが、フリーランス的に働くのであれば収入手段を複数持っておくことは「安定・安心」に繋がります。一つの仕事に依存するのは今の時代、非常に危険です。会社員だってそうなのですからフリーランスは必須事項です。

独立したら残業という概念はありません。何時間働こうが労働基準法は適用されません(最近は新法にて委託のドライバーにも労働時間の上限が適用されるようになりました。あのアマゾンでさえ週に出来る時間の上限を厳しく決めています)。ただし一つの仕事に対しての規制ですから複数の仕事をハシゴする分には問題無し。週7日働くことも自由です。稼ぎたければ自分で複数の仕事と時間配分を巧みに組み合わせることで会社員以上の収入を手にすることも難しくはない。

サラリーマン体質を持ち込まないことも大事です。
週休2日が前提とか1日8時間勤務とかの常識・慣習は全てリセットする。終業時間もありませんから時間の管理能力を磨かねばなりません。
ただし時間をコントロールできるようになると快適度は飛躍的に増します。逆に仕事に振り回されて1日中配達するだけみたいな働き方になってしまうと伸びしろや可能性を失うことにも。

 

まだまだ失敗しないためのカリキュラムはありますが、後は応用的です。各自の仕事内容やどれくらい時間を生み出せるかでやれることは変わってきます。稼ぎたい目標額によっても仕事の選び方・組み合わせ方が変わってきます。
上記の基本的なカリキュラム・考え方を頭・体に叩き込んで、まずは大成功を狙うより失敗しない働き方の基盤を作ってください。経験値が増えることで自分の方向性もよりハッキリしてきます。

もう他人に決められてしまう働き方からサヨナラしましょう。
なりたい将来を自分で決めることができる働き方へようこそ!

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