支出を減らすことにフォーカスせよ!

例年ですと今頃は一年の反省から新年への抱負や目標を見つけたりしていたのではないでしょうか?

何とかコロナ禍の1年を切り抜けてきた今、来年への抱負や目標は見えていますか?
健康は大丈夫ですか?仕事・会社は大丈夫ですか?何かにチャレンジする気力はありますか?

 

本来ならオリンピック・パラリンピックが終わって、経済的に潤ったのか否かが数字として出てきている頃。
まさかのオリンピック延期に政府の頓珍漢な政策で、経済どころか医療崩壊の危機に晒されている。

単にコロナに関する感染者や重篤者の受け入れだけでなく、一般的な病人等すら治療・診察が受けられなくなる事態がすぐそこに迫っている。

医療従事者にも大量に離脱者が出てきていると聞く。
当然ですよね。高い志を持って医療の仕事をしてきたのに、感染リスクよりGOTOのような目先の「お得感」に飛びつく人の多さ。

せっかくの制度とそれを利用すること自体は悪くないが、タイミングは今じゃない。
医療現場は終わりが見えない未知とのウイルスとの闘いに疲労していることに配慮することは必要でしょう。
そもそもGOTOはコロナが落ち着いてから実施するはずだったのですから。

ろくに休みも取れずに報酬は上がるどころか賞与カットとか報われない辛い仕事。加えて医療従事者には心無い風評被害すら浴びせられている。
いつかは必ずお世話になる対象にどうしてこのような仕打ちができるのだろうか?

 

政治も経済も先行き不透明感が増していくばかり。
こんな時はとにかく自衛できることはしっかり自衛するに限ります。

収入が増えなくても豊かな生活を可能にするにはどうする?

一部の業種・企業を除いて、これから状況が良くなると思えている人はどれぐらいいるのだろうか?

今年の反省と言ってもコロナに起因するものが大半であろうし、当面の間は自分で何とかできる生活対策というのは難しいかもしれません。

しかし生活の一部を見直すことで誰にでも効果を出す方法があります。
それは 支出を減らす ことです。当たり前すぎますが。

 

なぁ~んだ、要は節約しろと言うことでしょ?
そんなのこれまで何度も試してきたけど、効果でないんだけど!

こう言う方に限ってあまり本気で取り組んでいないんですよね。
タバコは辞めないし酒も飲む。毎朝の習慣として出勤前にコンビニでコーヒー買ったりしていませんか?

酒もタバコもやらない人間からしてみれば、切り詰めるものがいっぱいあって羨ましいぐらい(笑)
朝習慣のコーヒーならスーパーやドラッグストアで箱買いしておけば月にどれだけ浮かせられる?

そもそも便利と錯覚してコンビニで買い物のほとんどを済ませてしまうのは問題でしょう。
確かに家のそばに買い物する場所がコンビニしかないなんて人は厳しいですけどね。
まあ不便な場所はそれなりに家賃が安いと思うので、それが節約ともいえる?

最近はウーバーイーツ等のデリバリーサービスが充実してきて、ついつい利用してしまう人もいるでしょう。
病気で動けない時とかたま~に贅沢したいと思う時などは良いサービスだと思いますが、天気が悪いとか外出が億劫とか、些細なことで毎日のように利用することで散財する金額を把握しているのだろうか?

 

軽貨物で独立してから収入以上に支出に気を遣うようになりました。
「ガソリン代」という収入とセットになっているような支出はもちろん、日々の生活における支出の中身をキチンと把握するようになったことは独立して良かったと思える点です。

以前から指摘していることですが、支出を抑えることは収入を増やすことと同じ効果があるんです。

会社員がすぐに月給を1万2万と上げることは相手(会社・雇用先)の都合で決まるため困難です。
しかし支出を1万2万減らすことは自分の都合で何とかなる。

 

世間でよく引き合いに出されるタバコですが、毎日1箱吸う人が禁煙すれば月に約1.5万円も収入が増えるのと同じ効果がある。
酒も同様。毎日晩酌している者が酒断ちすればたばこ同様の効果が期待できる。

ただ両者に共通するのは「好きなものを我慢すれば逆に健康を損なう」みたいな言い訳でしょうか。

収入を本気で増やしたければ好きとか嫌いという感情は外さないと。
昔はよく見かけた風景ですが、喫煙所で「給料上がんねぇよ!生活キツイよ!」なんてタバコ吸いながら愚痴っているサラリーマン、周囲からどう思われているかわかっているのだろうか?

節約は苦しいし続かない人が多い。ダイエットにも言えますが我慢することはリバウンドを招きやすい。
すぐに節約できるぐらいならとっくにできているはずですよね。

収入は増やせないことに対して支出はいくらでも増やせる危険性を理解する。

毎月一定の収入がある会社員の場合は支出もおおよそ計画的にできるでしょう。
しかし自営業やフリーランスは収入は毎月一定ではないのですから、より支出に注意すべき。
収入が減っているのに支出が変わらない(例えば喫煙量や飲酒量が同じとか)ことに意外に無頓着な人が多いんです。

収入が減ったらその分どこかで収支調整できないと、やがて生活は破綻します。
収入が増えたら支出も増やせると勘違いされても困ります。普段貯蓄が難しい人は収入が増えた時がチャンスです。
この積み重ねた金額がボーナスと同じ意味を持つし、緊急時の財政出動として重要になります。

しっかりした嫁さんがいてお金の管理をしてくれているならまあ問題は無いのでしょうけれど、そこに甘えてルーズな支出を続けていてはいけません。

特にコロナの終息が見えない不透明な世の中、大した収入も無いのにダラダラした支出を放置していては必ず後悔する時が来るでしょう。

無理な節約意識ではなく、出来ることは1日でも早く始めることです。
貴方が確実に出来ること。
それは収入を増やすことより支出を減らすことです!

極端に言えばダンナの小遣いも支出です( ;∀;)
収入と小遣いを連動させるのも良いでしょう。
毎月収入の10%が小遣いとか。そうなると必然的にタバコや酒の量も調整する習慣ができる。

こういうことが厳しいと思うなら独立は諦めましょう。

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